エッチな気分になる時がある。人として当たり前だと思う反面、人様の前でさらけ出したい物でも無い。
僕は一応の社会性を備えているつもりなので、表立ってガツガツしていないように見えると思う。
で、僕ら一般人と彼らの違いは何かというと、当たり前だけど知名度。
彼らはきっと通販やネットでエッチな物を買う時も、自分の名前が流出しないかビクビクしているハズだ。
いや、大物になればなるほど、そんなリスクは冒さない。
心の天秤がガタガタ揺れる。
リスクは(発生頻度×インパクト)なので、奥様以外で性衝動に駆られた場合は、そのリスク評価を行う事になる。
この場合、奥様は最初に除外しているし、空想は高度なスキルと経験が必要なので除外すると、オプションは三つ。
1は過去なので既に変えようが無い。その評価に意味はないので、発生頻度はゼロとしよう。なのでいくら掛けてもゼロ。だけど飽きてる。
2は克明に個人情報と購入物が紐付けして管理され、その管理形態も明確でない事から、そのリスク、流出時のインパクトも有名であればあるほど大きい。目をつぶると、新聞に「○○流出!」という見出しの最初に自分の名前が書かれている風景が目に浮かぶ。
すると3がリスクとメリットのバランスが最も取れた選択のようだ。
確かに、実店舗であれば現金取引なら足もつかないし、監視カメラや、週刊誌の記者なども簡単な変装で大部分はクリアできそうだ。
つまり、発生頻度の母集団を自分のコントロール下に置く事ができるようになる。
これは、ある程度成功してきた人間にとっては大好物だ。誰に管理されるか謎な2よりも、絶対3を選ぶ。
すると、後は買うか、会うか。
この二択は全く同じと言えるだろうか?
ばれたらどうしよう…?
発生頻度は同程度まで極小化されるが、インパクトが違いそうだ。完璧な対策では無いがゆえに、次は流出時のインパクトを詳細に評価する必要がある。
この場合、店員さんや記者などの比率は同じとして、不倫の場合相手からから漏れる場合が多そうだ。
でも、自分は大丈夫。だって成功者だから。奴らは所詮二流で、不倫相手のメンタルマネジメントもまともにできないボンクラだ。自分は違う。
そうすると、コミックLOの愛読者だと世間に知られた時のインパクトか、不倫をしてきたと知られた時のインパクトのどちらがより小さいか。が焦点になる。
ここは有名人なのでどちらも入手コストに大きな差は無いとするなら、後は「どっちのレッテルの方が耐えられるか?」という問いになる。
第三者視点で普通に考えたら間違いなくコミックLOの方がインパクトは小さい。不倫は法的にも、社会的にも大きなインパクトが伴う。
でも、自分の事として考えたらどうだろう?
周りの友人知人の「二次ロリ好き」レッテルに自分は耐えられるだろうか?
僕なら耐えられない。「好き者、お盛ん」レッテルなら、いくらでも耐えられるが「二次ロリ好き」はなんとしても避けたい!
たとえ、社会的に抹殺される事になろうが、妻と別れる事になろうが、子供が泣こうが「二次ロリ好き」はもっと嫌だ!
という事で、有名人は自分で頑張ればリカバリ可能そうな不倫にしか辿り着きようが無いのではなかろうか?
だから、性欲のある成人男性である以上、不倫は許してあげてもらいたいと考えるわけです。
そう考えると、非実在青少年なる哲学的な存在を取り締まろうという考え方も、そもそも、自分の選択肢に無い物なので、まぁ、反対する理由がないなぁ。というのが多くの有名人たちの印象かもしれない。
そこでのニ択なら「不倫AVか、不倫か」だろ