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はてなキーワード: Finalventとは

2010-06-16

次の文章を読んで、後の問いに答えよ。

朝方、夢の気分を引きずりながら、また貨幣のことを考えていた。そしてソグド人のことを。そしてイスラム文化を。

(ア)貨幣は一種のインナーグループの信頼から生まれる。その信頼の形成方法が貨幣の作り方だと、なんとなく思っていたが、ではそれらと国家国家幻想とはどのように関係があるのか。そのあたりで、(a)トウサクしていた。

私は、何かを考えるとき、反ヘーゲル・反マルクスの仮説を立ててみることが多い。あるいは反キリスト教・反ギリシア哲学。が、やはり、商品と呪物は決定的なのだろう。呪物商品が最初ローカル貨幣化され、それを(b)エンカクには信頼で組織化するのだろう。そして呪物商品は、国家幻想と女に関係を持つ。女はそれ自体が呪物商品化されるというか、先日、高島先生盗賊皇帝の話を読み直しながら、女こそ(c)リャクダツ品なんだなと思いを深めた。しかし、女は物ではない。そのあたり、女の、女集団の意識化がある。

このぼんやりした思考とパラレルに、ウッフィーの貨幣化について考えた。基本的にはそんなものはないだろうと思うし、ベネトンの話などは要するにバイラルなのだが、なぜウッフィーが貨幣ではないかといえば、(イ)貨幣匿名化されなくてはならない。では、なぜ貨幣匿名なのだろうか? 信頼と呪物の関係において匿名意味はなにか? 直感的には交換の本質から出てくるのだろう。

ところで、このあたりでさらにマルクス労働価値について再考する。いろいろ考えたが、ようするに(ウ)労働というのは他者への使役の蓄積として貨幣化される対価なのだろう。呪物の呪術性を媒介として、使役の公平な交換性としてあるのだろう。というか、これは社会生物においてごく遺伝子的なレベルフレームワーク存在するのだろう。つまり、生物種の持つ社会的な使役の交換の必然がどのくらいかによる。

これは、当然ながら、公平を権力化した使役との対照に置かれる。しかし、国家権力幻想も実はウッフィー的な幻想(d)イタクではないのか。そのあたりで、ウッフィー=貨幣という考えそのものが間違っていることに気がつく。おそらく貨幣貨幣なのだろう。

そして、(エ)貨幣国家幻想のあいだに、富を生み出す集団が寄生するというのは、実は寄生ではなく、国家というものの本質ではないのか。つまり、寄生的に国家幻想媒介してくる異質な富の集団こそが国家幻視させる、あるいは、国家家族幻想から引き離し、阻害する要因ではないのか。つまり、吉本隆明がいうような親族から王を疎外するのではなく、外部の貨幣が王を疎外するのではないか。より正確に言えば、(オ)家族王権の差異に疎外性があるのではなく、ある家族的な王権交易的に存在するとき、外部の貨幣集団の寄生的内在が不可欠になるのだろう。

佐藤信正『finalvent日記』)

設問

(一)「貨幣は一種のインナーグループの信頼から生まれる。」(傍線部ア)とあるが、どういうことか。分かりやすく説明せよ。

(二)「貨幣匿名化されなくてはならない。」(傍線部イ)とあるが、それはなぜか。説明せよ。

(三)「労働というのは他者への使役の蓄積として貨幣化される対価なのだろう。」(傍線部ウ)とあるが、どういうことか。分かりやすく説明せよ。

(四)「貨幣国家幻想のあいだに、富を生み出す集団が寄生するというのは、実は寄生ではなく、国家というものの本質ではないのか。」(傍線部エ)とあるが、どういうことか。分かりやすく説明せよ。

(五)「家族王権の差異に疎外性があるのではなく、ある家族的な王権交易的に存在するとき、外部の貨幣集団の寄生的内在が不可欠になるのだろう」(傍線部オ)とあるが、どういうことか。本文全体の論旨を踏まえた上で、百字以上百二十字以内で説明せよ。(句読点も一字に数える。なお採点においては、表記についても考慮する。)

(六)傍線部a、b、c、dに相当する漢字を楷書で書け。

a トウサク b エンカク c リャクダツ d イタク

2010-06-12

http://anond.hatelabo.jp/20100612222811

なんかこの文章昼間もあったよね。

消したの?

なんのつもりか知らないけど人の書いた文章を何回も増田に載せるのってキモいわ。

調べてみたら昨日の夜中も同じようなの載せてるね。

http://anond.hatelabo.jp/20100611232824

意味がわからない。っていうか薄気味悪い。

■次の文章を読んで、後の問いに答えよ。 なお、出題の都合上、一部改変した箇所がある。

朝方、夢の気分を引きずりながら、また貨幣のことを考えていた。そしてソグド人のことを。そしてイスラム文化を。

(ア)貨幣は一種のインナーグループの信頼から生まれる。その信頼の形成方法が貨幣の作り方だと、なんとなく思っていたが、ではそれらと国家国家幻想とはどのように関係があるのか。そのあたりで、(a)トウサクしていた。

私は、何かを考えるとき、反ヘーゲル・反マルクスの仮説を立ててみることが多い。あるいは反キリスト教・反ギリシア哲学。が、やはり、商品と呪物は決定的なのだろう。呪物商品が最初ローカル貨幣化され、それを(b)エンカクには信頼で組織化するのだろう。そして呪物商品は、国家幻想と女に関係を持つ。女はそれ自体が呪物商品化されるというか、先日、高島先生盗賊皇帝の話を読み直しながら、女こそ(c)リャクダツ品なんだなと思いを深めた。しかし、女は物ではない。そのあたり、女の、女集団の意識化がある。

このぼんやりした思考とパラレルに、ウッフィーの貨幣化について考えた。基本的にはそんなものはないだろうと思うし、ベネトンの話などは要するにバイラルなのだが、なぜウッフィーが貨幣ではないかといえば、(イ)貨幣匿名化されなくてはならない。では、なぜ貨幣匿名なのだろうか? 信頼と呪物の関係において匿名意味はなにか? 直感的には交換の本質から出てくるのだろう。

ところで、このあたりでさらにマルクス労働価値について再考する。いろいろ考えたが、ようするに(ウ)労働というのは他者への使役の蓄積として貨幣化される対価なのだろう。呪物の呪術性を媒介として、使役の公平な交換性としてあるのだろう。というか、これは社会生物においてごく遺伝子的なレベルフレームワーク存在するのだろう。つまり、生物種の持つ社会的な使役の交換の必然がどのくらいかによる。

これは、当然ながら、公平を権力化した使役との対照に置かれる。しかし、国家権力幻想も実はウッフィー的な幻想の(d)イタクではないのか。そのあたりで、ウッフィー=貨幣という考えそのものが間違っていることに気がつく。おそらく貨幣貨幣なのだろう。

そして、(エ)貨幣国家幻想のあいだに、富を生み出す集団が寄生するというのは、実は寄生ではなく、国家というものの本質ではないのか。つまり、寄生的に国家幻想媒介してくる異質な富の集団こそが国家幻視させる、あるいは、国家家族幻想から引き離し、阻害する要因ではないのか。つまり、吉本隆明がいうような親族から王を疎外するのではなく、外部の貨幣が王を疎外するのではないか。より正確に言えば、(オ)家族王権の差異に疎外性があるのではなく、ある家族的な王権交易的に存在するとき、外部の貨幣集団の寄生的内在が不可欠になるのだろう。

佐藤信正『finalvent日記』)

設問

(一)「貨幣は一種のインナーグループの信頼から生まれる。」(傍線部ア)とあるが、どういうことか。分かりやすく説明せよ。

(二)「貨幣匿名化されなくてはならない。」(傍線部イ)とあるが、それはなぜか。説明せよ。

(三)「労働というのは他者への使役の蓄積として貨幣化される対価なのだろう。」(傍線部ウ)とあるが、どういうことか。分かりやすく説明せよ。

(四)「貨幣国家幻想のあいだに、富を生み出す集団が寄生するというのは、実は寄生ではなく、国家というものの本質ではないのか。」(傍線部エ)とあるが、どういうことか。分かりやすく説明せよ。

(五)「家族王権の差異に疎外性があるのではなく、ある家族的な王権交易的に存在するとき、外部の貨幣集団の寄生的内在が不可欠になるのだろう」(傍線部オ)とあるが、どういうことか。本文全体の論旨を踏まえた上で、百字以上百二十字以内で説明せよ。(句読点も一字に数える。なお採点においては、表記についても考慮する。)

(六)傍線部a、b、c、dに相当する漢字を楷書で書け。

a トウサク b エンカク c リャクダツ d イタク

次の文章を読んで、後の問いに答えよ。 なお、出題の都合上、一部改変した箇所がある。

朝方、夢の気分を引きずりながら、また貨幣のことを考えていた。そしてソグド人のことを。そしてイスラム文化を。

(ア)貨幣は一種のインナーグループの信頼から生まれる。その信頼の形成方法が貨幣の作り方だと、なんとなく思っていたが、ではそれらと国家国家幻想とはどのように関係があるのか。そのあたりで、(a)トウサクしていた。

私は、何かを考えるとき、反ヘーゲル・反マルクスの仮説を立ててみることが多い。あるいは反キリスト教・反ギリシア哲学。が、やはり、商品と呪物は決定的なのだろう。呪物商品が最初ローカル貨幣化され、それを(b)エンカクには信頼で組織化するのだろう。そして呪物商品は、国家幻想と女に関係を持つ。女はそれ自体が呪物商品化されるというか、先日、高島先生盗賊皇帝の話を読み直しながら、女こそ(c)リャクダツ品なんだなと思いを深めた。しかし、女は物ではない。そのあたり、女の、女集団の意識化がある。

このぼんやりした思考とパラレルに、ウッフィーの貨幣化について考えた。基本的にはそんなものはないだろうと思うし、ベネトンの話などは要するにバイラルなのだが、なぜウッフィーが貨幣ではないかといえば、(イ)貨幣匿名化されなくてはならない。では、なぜ貨幣匿名なのだろうか? 信頼と呪物の関係において匿名意味はなにか? 直感的には交換の本質から出てくるのだろう。

ところで、このあたりでさらにマルクス労働価値について再考する。いろいろ考えたが、ようするに(ウ)労働というのは他者への使役の蓄積として貨幣化される対価なのだろう。呪物の呪術性を媒介として、使役の公平な交換性としてあるのだろう。というか、これは社会生物においてごく遺伝子的なレベルフレームワーク存在するのだろう。つまり、生物種の持つ社会的な使役の交換の必然がどのくらいかによる。

これは、当然ながら、公平を権力化した使役との対照に置かれる。しかし、国家権力幻想も実はウッフィー的な幻想(d)イタクではないのか。そのあたりで、ウッフィー=貨幣という考えそのものが間違っていることに気がつく。おそらく貨幣貨幣なのだろう。

そして、(エ)貨幣国家幻想のあいだに、富を生み出す集団が寄生するというのは、実は寄生ではなく、国家というものの本質ではないのか。つまり、寄生的に国家幻想媒介してくる異質な富の集団こそが国家幻視させる、あるいは、国家家族幻想から引き離し、阻害する要因ではないのか。つまり、吉本隆明がいうような親族から王を疎外するのではなく、外部の貨幣が王を疎外するのではないか。より正確に言えば、(オ)家族王権の差異に疎外性があるのではなく、ある家族的な王権交易的に存在するとき、外部の貨幣集団の寄生的内在が不可欠になるのだろう。

佐藤信正『finalvent日記』)

設問

(一)「貨幣は一種のインナーグループの信頼から生まれる。」(傍線部ア)とあるが、どういうことか。分かりやすく説明せよ。

(二)「貨幣匿名化されなくてはならない。」(傍線部イ)とあるが、それはなぜか。説明せよ。

(三)「労働というのは他者への使役の蓄積として貨幣化される対価なのだろう。」(傍線部ウ)とあるが、どういうことか。分かりやすく説明せよ。

(四)「貨幣国家幻想のあいだに、富を生み出す集団が寄生するというのは、実は寄生ではなく、国家というものの本質ではないのか。」(傍線部エ)とあるが、どういうことか。分かりやすく説明せよ。

(五)「家族王権の差異に疎外性があるのではなく、ある家族的な王権交易的に存在するとき、外部の貨幣集団の寄生的内在が不可欠になるのだろう」(傍線部オ)とあるが、どういうことか。本文全体の論旨を踏まえた上で、百字以上百二十字以内で説明せよ。(句読点も一字に数える。なお採点においては、表記についても考慮する。)

(六)傍線部a、b、c、dに相当する漢字を楷書で書け。

a トウサク b エンカク c リャクダツ d イタク

2010-06-11

次の文章を読んで、後の問いに答えよ。

少し水洟が出る。いよいよ花粉症だろうか。朝方、夢の気分を引きずりながら、また貨幣のことを考えていた。そしてソグド人のことを。そしてイスラム文化を。

(ア)貨幣は一種のインナーグループの信頼から生まれる。その信頼の形成方法が貨幣の作り方だと、なんとなく思っていたが、ではそれらと国家国家幻想とはどのように関係があるのか。そのあたりで、(a)トウサクしていた。

私は、なにかを考えるとき、反ヘーゲル・反マルクスの仮説を立ててみることが多い。あるいは反キリスト教・反ギリシア哲学。が、やはり、商品と呪物は決定的なのだろう。呪物商品が最初ローカル貨幣化され、それを(b)エンカクには信頼で組織化するのだろう。そして呪物商品は、国家幻想と女に関係を持つ。女はそれ自体が呪物商品化されるというか、先日、高島先生盗賊皇帝の話を読み直しながら、女こそ(c)リャクダツ品なんだなと思いを深めた。しかし、女は物ではない。そのあたり、女の、女集団の意識化がある。

まあ、それはそれとして。このぼんやりした思考とパラレルに、ウッフィーの貨幣化について考えた。基本的にはそんなものはないだろうと思うし、ベネトンの話などはようするにバイラルなのだが、が、なぜウッフィーが貨幣ではないかといえば、(イ)貨幣匿名化されなくてはならない。では、なぜ貨幣匿名なのだろうか? 信頼と呪物の関係において匿名意味はなにか? 直感的には交換の本質から出てくるのだろう。

ところで、このあたりでさらにマルクス労働価値について再考する。いろいろ考えたが、ようするに(ウ)労働というのは他者への使役の蓄積として貨幣化される対価なのだろう。呪物の呪術性を媒介として、使役の公平な交換性としてあるのだろう。というか、これは社会生物においてごく遺伝子的なレベルフレームワーク存在するのだろう。つまり、生物種の持つ社会的な使役の交換の必然がどのくらいかによる。

で、これは、当然ながら、公平を権力化した使役との対照に置かれる。しかし、国家権力幻想も実はウッフィー的な幻想の(d)イタクではないのか。そのあたりで、ウッフィー=貨幣という考えそのものが間違っていることに気がつく。おそらく貨幣貨幣なのだろう。

そして、(エ)貨幣国家幻想のあいだに、富を生み出す集団が寄生するというのは、実は寄生ではなく、国家というものの本質ではないのか。つまり、寄生的に国家幻想媒介してくる異質な富の集団こそが国家幻視させる、あるいは、国家家族幻想から引き離し、阻害する要因ではないのか。つまり、吉本隆明がいうような親族から王を疎外すのではなく、外部の貨幣が王を疎外するのではないか。より正確に言えば、(オ)家族王権の差異に疎外性があるのではなく、ある家族的な王権交易的に存在するとき、外部の貨幣集団の寄生的内在が不可欠になるのだろう。

佐藤信正『finalvent日記』)

設問

(一)「貨幣は一種のインナーグループの信頼から生まれる。」(傍線部ア)とあるが、どういうことか。分かりやすく説明せよ。

(二)「貨幣匿名化されなくてはならない。」(傍線部イ)とあるが、それはなぜか。説明せよ。

(三)「労働というのは他者への使役の蓄積として貨幣化される対価なのだろう。」(傍線部ウ)とあるが、どういうことか。分かりやすく説明せよ。

(四)「貨幣国家幻想のあいだに、富を生み出す集団が寄生するというのは、実は寄生ではなく、国家というものの本質ではないのか。」(傍線部エ)とあるが、どういうことか。分かりやすく説明せよ。

(五)「家族王権の差異に疎外性があるのではなく、ある家族的な王権交易的に存在するとき、外部の貨幣集団の寄生的内在が不可欠になるのだろう」(傍線部オ)とあるが、どういうことか。本文全体の論旨を踏まえた上で、百字以上百二十字以内で説明せよ。(句読点も一字に数える。なお採点においては、表記についても考慮する。)

(六)傍線部a、b、c、dに相当する漢字を楷書で書け。

a トウサク b エンカク c リャクダツ d イタク

2010-03-31

ttp://d.hatena.ne.jp/finalvent/20061120/1163985503

「いくらセックスをしたところで、あなたは一人ぼっちです」ではなく、「一人ぼっちであることを確認する虚しい多数のセックスがある」ということのほうが正確

四月馬鹿が二日前倒しだったらよかったのに

ttp://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2010/03/post-b15c.html

 政府保証付きの国有の、ゆうちょ銀行とかんぽ生命に資金が集まれば、国債を買い増すことになる。結果、郵政が昔通りの国債買取の御用機関に戻る。政策投資銀行との融合も法螺話ではなくなる。

 国債金利金融商品の中で最低利回りだから、利幅を取るには民主党のようにunfairな仕組みを作るしかないが、それでも利幅を取るにはさらに規模を拡大するしかない。規模を拡大すればさらに利幅を求めなくてはならない。

 民間の銀行や民間の投資がこの巨艦に刃向おうと思うなら、邪魔なものとして排除されるだろう。だがこの巨艦は、戦中日本戦艦大和のようなものだ。いずれ海に沈むことになる。せめてその前に米国から世界貿易機関(WTO)提訴でもあればよいが、またぞろ国粋主義的な鬼畜米英論にもなるくらいなものだろう。

 なぜか今のところ注目されていないようだが、今回の法案では、郵政グループ内での取引にかかる消費税の免除も盛り込まれているままだ。菅副総理財務相が当初は懸念していたものだ。これもつまり、国家が率先して、国税のunfairを実行しようというのである。税をなんと心得ているのかと思うが、そういえば鳩山首相の税の意識を思えば、緩みきって当然なのだろう。

朝日社説 自殺対策―20%以上減らすには

ttp://d.hatena.ne.jp/finalvent/20070613/1181689411

だが、四十代も越えるころから、大半の人にはおよそ青年期の美を見失うし、それゆえの死からは遠ざかる。そして重苦しい鈍い絶望がやってくる。酒のうんちくを語り外車を乗り回し商売女とちゃらちゃらやってみせても、そこに絶望は静かに沈んでいる。

 つまりはそういうものと向き合うことが生きるということだという他はない。

 若いとき、古典を読んでおけというのは、なにが人生の季節の課題なのか、死者たちが限りない善意で伝えているからだ。

2010-03-29

科学政治性があることなんて常識だと思ってたが

ttp://d.hatena.ne.jp/finalvent/20100215/1266193668

ttp://d.hatena.ne.jp/kihamu/20100325/p1

なんでこう過剰に反応するのかね。

2010-03-27

[書評]世界一シンプル経済入門 経済は損得で理解しろ! 日頃の疑問からデフレまで(飯田泰之

ttp://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2010/03/post-d9f2.html

次に目から鱗が落ちたのは、経済学経営学の対比だった。経済学的には、競争は好ましいが、経営学的には、いかにして競争を避けるかが重要だというの

は、そう言われてみればまったくそのとおりで、なんでそうすっきり自分が理解していなかったのか恥じる。

2010-03-22

イラクサウジアラビアに匹敵するフリーハンド産油国になる

ttp://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2010/03/post-db29.html

イラク戦争は、「米国による石油のための戦争」とも言われた。だが昨年6月以後行われている油田の入札や交渉では、米国企業は、入札資格を得た7社のうち、エクソンモービルを含めた2社が権益を確保しただけと不振を極めた。一方で、中国日本マレーシアなど国営、準国営企業落札が目立ち、随意契約を含め、国別では中国イラク石油権益の18%を占めて首位となった。


 イラク戦争が「石油のための戦争」だというならそのメリットを一番得たのは中国である。そして一番しょっぱい思いをしたのが米国である。なぜこうなかったかだが、基本的に入札が自由主義経済原理依存していたからにすぎない。ことは米国にとって想定外のことでもなく、ブッシュ政権からの転換によるものでもない。

 米国利益と優位を支えるのは、直接的・古典的な帝国主義的支配によるのではなく、自由貿易とその上でエネルギーの主軸である石油コモディティー化する世界構造にある。イラク戦争はその自由主義経済への勇み足な希求と、世界民主化するという奇妙な情念があった。これまでのところ大半は裏目に出たが、ここからは歴史の転換となるかもしれない。

 現在世界では、原油天然ガスが輸出収入の大半を占める国家が23か国あるが、そこに1つも民主主義国家は存在しない。このような状況のなかで、近未来民主主義国家イラクが出現することになり、中期的にはOPECの縛りもなくサウジアラビアに匹敵する産油国になる(さらにイラクには天然ガスも大量の埋蔵が想定されている)。

 イラク豊富エネルギー自由主義経済に踊り出せば、米国の優位は自由主義経済興隆の結果として高まることになる。実際のところ、イラク戦争米国による石油戦争と言われたが、米国中東石油への依存度はそれほど高くない。民主主義国家産油国イラクの台頭が経済台頭するアジアに安定的なエネルギー供給源となることが、結果として米国の国力につながってくる。

2010-03-09

朝鮮国連軍普天間飛行場

ttp://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2010/03/post-b3a9.html

平野官房長官が返答したように、座間基地でも普天間基地でも行けば国連旗があるのはわかるものだし、要人の訪問ならきちんと説明を受ける。このあと、佐藤の質問社民党党首の福島瑞穂少子化消費者担当相に向かうのだが、その応答でも福島氏はこれらの基地を訪問して国連旗を確認していると述べている。

 つまり、鳩山首相在日米軍基地というものを見たことがないということなのだ。あるいは説明を受けてきちんと見たことがないと限定してもよいのだが、少なくとも普天間飛行場移設問題が課題になる政権でありながら、この首相は一度も普天間飛行場の視察をしてはいないということだ。沖縄の人の思いを大切にと口では言いながら、沖縄を訪問し沖縄の人と対話もしたこともなければ現状も視察していない。そういうことなのだ。

2010-03-05

ttp://d.hatena.ne.jp/finalvent/20100304/1267746857

戦後日本反戦運動米国ベトナム反戦主張などでは、「戦争本質殺人」とかいう明大が大書される。文学的な表現としてはそういう側面もあるし、個々の戦闘ではそういう側面があるのは否定しがたい。が、近代戦争で問われるのは、戦闘のリソースであって、殺人ではない。劣化ウラン弾が問題なのは、タンクを打ち抜くことでタンクリソース破壊以上にその捜査員を殺害するため。動揺に、戦闘のリソースでなくなった敵兵は保護の対象になる。こうした近代戦の基本が周知されなかったことが日本戦争の悲劇を増加させてしまった。

2010-02-12

http://anond.hatelabo.jp/20100211231331

finalventって何で自殺しないの?

あんな低学歴貧乏オヤジなんて生きていてもよいことないだろ。

 

自分には生きる価値が無いと自覚している人にはそう思えるのかもな。

2010-01-18

小沢秘書逮捕民主党司法対応

ttp://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2010/01/post-2ed3.html

小沢氏が独裁者であるとは私は思わない。しかし、民主党員の誰一人として表立って小沢疑惑に異議を述べることができない現行の民主党政権の状況では、その道を辿りうる素地があるかに見える。民主制度とは、そもそも衆愚から独裁者を生み出しやすい制度であるがゆえに、絶対的な権力に何重もの歯止めを掛けるようにできている。それが機能しなければ、民主主義は守られない。

 私は、小沢氏は民主党幹事長の職を辞すべきだったと思うし、鳩山首相はその配慮を見せるべきだったと思う。少なくとも、鳩山首相はたとえ一つの政党内であれ、各種争論が起こりうる、ハンナ・アーレントが複数性と呼ぶ多様さへの寛容を示すべきだったと思う。

2010-01-13

息子は高校生彼女セックスしている

年頃の息子に好きな女子がいても、それはいいとして。親としては正常で、この上も無いと思う。が、しかし、セックスを伴った付き合いを隠れてしている。そのことで、相手の子に妊娠でもさせたらと思うと、お互いの将来を考えた上でどうしても許せない。息子に話をしたが、やはりそれでも隠れてしている。どうしたものか。

id:finalventさん、男子の育て方としてどう対応するのがよいか、お考えを聞かせてください。この手の話は貴殿が詳しいかと。

2009-12-27

ttp://d.hatena.ne.jp/finalvent/20091227/1261878156

年末だからかな。ま、年末雑感だからな。僕はまだ死ぬには程遠い年齢だけれど、finalvent物言いにはいちいちグサグサ刺さるな。

 私がいつも変に思うのは、別れて、今はその人は好きではない、あるいは嫌い、というとき、過去記憶でつぶやいたあるいは聞いた愛の言葉は、時間が経ったがゆえに嘘になるのだろうか。その時は本当の愛で、でも、それは今の想起では嘘なんだろうか。私は、この問題を考えると、実は、発狂しそうになる。

僕はその言葉時間を『その過程で悔やみみたいな感情は摩滅してしまうか、ああ、ふっきれてよかったという感じ』には処理せずに、そのまま残してある。今でもどんな時でも泣くことができるし…それは言い過ぎだな。少しずつ摩耗しているようには感じる。それでも昨日の晩、目の前の女性を見ながら『僕はこの人をこれっぽっちも愛してないな』と思って酷く残念な気持ちになった。まぁこれも僕だよなと思って、今は放置してある。もしかしたらこれが離人的な感覚の一歩目なのかしらん。

2009-12-15

ttp://twitter.com/finalvent/status/6696233025

finalvent

世界各国に親戚があるというのは国家から大衆が逃げる手段でもある。

2009-12-07

実名推進者勝間の馬鹿さ加減

情報化の進展とともに、いやがどうでもこれからますます世界が狭く均質化していくのは、確実な世の中です。

それをいっそう推進しようとする実名推進者{勝間}のあほさ加減に呆れます。

すべて、実名になったら日本みたいな同調圧力の強い世界は少しでも外れたものは陰湿に(ネットに見えない所で)抹殺されていく事は想像に難くない。

一般人が、一番自己主張する選挙匿名になっている理由を少しは考えて主張してほしい。(田舎選挙はそれでもかなり実名状態になっているけれどもね)

実名は、したい人がする現状が一番良いと思う。またweb上で討論するにしても固定したハンドルサイトが有ればそれで十分ではないか。(例finalvent日記)

匿名万歳

犯罪は別よ

2009-11-17

民主党政権っていうか、「ワープアな私」と「エスタブリッシュな彼ら」

民主党政権が発足してから色々とあって、閣内の意見が一致してなくね?とか、思いつきで発言する首相ってどうなの?とか、色々問題があるなあとは私も思います。しかし、保守的だと見なされるネット論客(あんまり適切な例じゃないけどid:finalventとかね)がこぞって、「そらみたことか」的な発言をしているのを見て、まあ確かに理屈ではそうなんだろうけど、どうも共感できないよな、と思って何でだろうと考えていました。

で、当座の答えが出たから書き記しちゃおうというわけなんです。結論は、「私と彼らで一致する利益なんてない」、からなんですよ。

彼らは50年以上の長期にわたる自民党政権下で人生を築いてきた人たちで、意識するにしろしないにしろ、さまざまな利益を得てきた人たちなのでしょう。その人たちが、システムの変化を目の前にして、これに対して恐怖し、その欠点をあげつらうことに余念がないのは当然ですよね。

我が身を振り返って鑑みるに、私なんかは高学歴ワープアの典型みたいな人生を送ってるわけで、特にこれと言って何か受益したことはないわけです。まあ少なくとも、自民党政権で良かったー、と思ったことは特にないわけです。貯金だってないし、長期雇用でもないし、社会保障だって期待してないし、結婚して幸福な生活が歩めると思ってもないし、子供を育てるなんてもってのほかですよ。

そんな私は、政権交代のあとに色々ごたついてるのを見ても、長い目で見てればそのうち何とかなるんじゃない、今がまずくても自民党政権に戻れば良いとはまったく思わないよ、ってな感じです。

ネットフラットだからなんとなく忘れてたけど、奴らはエスタブリッシュされた人たちなんだし、奴らと私は見えてる世界が違うんだよな、ってことを肝に銘じとかないと。

2009-09-23

http://anond.hatelabo.jp/20090923150318

斬込隊長氏や池田信夫氏やfinalvent氏の文章が

はてサレベルには理解できないのと同じ。

はいはい、理解できません。

ま、切込隊長や、そもそも読んでないfinalvent氏のことはともかく、

池田さんをこんな風に持ち上げる人の頭がまず理解できませんですよ。

ぶっちゃけ馬鹿には頭のいい人を理解できないということ

スポーツなら数字や映像できっちり結果が出るが、

頭の良い悪いは、その人の出した結果(文章など)が理解できるレベル人間でないと評価できない。

ぶっちゃけ馬鹿には賢い人の考えが理解できない、ってことだと思う。

  

切込隊長氏や池田信夫氏やfinalvent氏の文章が

はてサレベルには理解できないのと同じ。

 

~燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らんや~

 

http://anond.hatelabo.jp/20090922122517

2009-09-21

はてサメソッド

ある話題Aに、はてさや同類がいきなり 歴史修正主義 B を結びつける。

いやそれはないだろう、と突込みが入る。

何故か、お前はBを否定するのか、と逆上する。

このとき、文脈読めない、が逆に武器になる。

例:

自称映画評論家町山智浩ホテルルワンダの紹介で、

ダルフール問題を関東大震災朝鮮人虐殺にすりかえ、 現在日本朝鮮系住民が日本人に虐殺されかねない人道の危機にあると世界にアピールした。

finalvent爺が、それはないだろう、と突っ込み

お猿さんたちは、爺が虐殺を否定したことにして

未だに 七兵メソッド、とか言って粘着

震災時のトリアージを取り上げた福耳ホロコーストry)

2009-09-16

http://anond.hatelabo.jp/20090916171520

buyobuyo乙

finalventネタが面白いとは思わんけど、ネタに踊らされるにせよ反論するにせよ「うまく釣られちゃったね」って感じだ。

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