「三連休」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 三連休とは

2007-12-24

30才魔法使い童貞を捨てにソープに行ってみたよ

30才魔法使い童貞を捨てにソープに行ってみたので、その体験記を書こうと思う。本当は出会い系でやろうかと思ったんだけど(相手には断る自由があるしね)、やり方をよく知らないので却下

場所は新宿三連休でにぎわう歌舞伎町だったのに、その一角にはなぜか人がいなかった。童貞を捨てようってのに、なんかさびしいよなこれ。指名とかよくわからかったのでなしで。女の子が出てきて手を握りつつ部屋に連れていってくれたんだけど、手がやわらかくてなんか嬉しかった。名前はYさん。想像していたより結構かわいい子が出てきてびっくりした。あとでホームページを見たら癒し系女の子とか書いてあったような気がする。で、部屋で服を脱ぎつつ、風俗初めて、童貞と素直に話すと、じゃあサービスするねといってくれた。こんな客は来るのかと聞いたら、たまには来るそうだ。

最初に風呂サービス、次にマットプレイ。でマットの上で騎乗位で挿入。知らないうちにコンドームがつけられていて、なかなか見事なもんだなぁと思った。入れた感覚はあんまりなかった。本当はここで一発するらしいんだけど、遅漏だと素直に話すと、じゃあベットの上でいじめてあげるとのこと。んで体がぬるぬるになってしまったので、体を洗ってもらってからベットの上でひと休憩。ここまで10分も経ってなくて、意外と時間があるもんだなぁと思った。

僕はスキンシップの類がしたかったので、ベットの上でちょっとお願いして、川の字になって後ろから抱きしめさせてもらった。肌がすべすべしてて、やわらかくてなんだか気持ちよかった。あとは肌を撫でたりしつつ、しばらく雑談してた。彼氏はいないのか聞くと(マナー違反だな)、いたらこういう仕事はやってないとのこと。彼女いないと言うと、友達に紹介してもらえばとか、職場はどうかとか言ってくれた。ここが一番楽しかったかな。

次にいよいよ本番で、教えてもらいながら正常位で挿入。ここも意外と挿入してる感覚が無かった。AVみたいに動こうと思ったんだけど、なかなかうまくいかないもんなのねあれ。横に動くのが精一杯で、縦に動くなんてとてもできなかった。あれが出来る人はすごいよね(みんなできるって)。正常位をしつつ、おっぱいをなめたりしてたんだけど、なんか楽しかった。個人的には女の子には楽しんでもらいたいので、相手のマネをして肌にキスの嵐をしてみたり乳首を優しくなめたりした。Yさんは一応喘いではくれてたけど、そういうのに慣れてるお仕事だろうから、実際のところはわからない。でもすこしでも楽しんでもらえていたらいいなぁと思う。

いつも挿入する前にはいつの間にかコンドームが装着されているので、見事なものですねと言うと、「心配しないでね」との返事が。何を?性病?こういうところは衛生には気を使ってるだろうからさほど気にしてないし、女の子を前にしたらそんなことは考えないんだけどなぁ・・・

もっと肌が密着してるほうが好きなんですと言うと、じゃあという事で体を入れ替えて側臥位に。僕はきれいな肌をみつつ挿入できたから嬉しかったけど、相手は背中を反らせていたので結構大変だったかもしれない。そうしないとやりにくいのかな?で仰向けにされて、騎乗位とかフェラとか素股?でイカせようと頑張ってくれたんだけど、結局イケなかった。遅漏で申し訳ないと言うと、初めての人は緊張してるから結構あるとのこと。別にイケなくてもいいからと言って、止めてもらった。じゃあ私がオナニーしてるのを見つつオナニーしたらイケる?とか言ってくれたんだけど、かわいい女の子を前にしてそれはちょっとね。なんか失礼だし。んで体を洗ってもらって、時間がすぎるまで雑談して、お金を払って終わり(結構はしょった)。最後は出口まで(寒いのに)見送ってくれた。

感想。やっぱりね、彼女たちはプロだよ。客が嫌がるようなことはまず言わないし、だいたいの客の希望には拒否しないし。僕みたいなオタ風のおっさんの相手なんて良くしてくれるよ。尊敬する。でも個人的には、セックスそのものよりスキンシップのほうが好きな上に、女の子に何かされるよりも何かしてあげたい(気持ちよく楽しくしてあげたい)性格なので、向こうがなんでもしてくれるソープはあんまり合わないように思った。どこかにそんな希望をかなえてくれるサービスはないかなぁ・・・あ、普通彼女作ればいいのか。失念してた。要は普通彼女を探せばいいんだよね。オタの相手をしてくれる人はなかなかいないだろうけど。

ソープが合う合わないかはともかく、セックスに対する過剰な思い入れみたいなものをある程度打ち消すことができたように思うので、経験してみてよかったと思う。なんだこんなもんなのかと。これから女性にももっと普通に向き合えるような気もしてきたし、非モテから脱却できるような気もしてきた。(何をするってわけじゃないけど。)

そんなことは置いといて。Yさんのことは多分一生忘れないわ。向こうはすぐに忘れるんだろうけど・・・。最後にお礼を言うタイミングを逃しちゃったのでこの場で言っておきたい。Yさんありがとう、楽しかった、本当に。これからも愛に飢えた男どもに、少しの愛を振りまいてあげてください。

最後に。うーん、彼女がほしいぞ!イチャイチャしたいぞ!

2007-10-08

裸眼

童貞のまま30歳を超えた男は魔法が使えるという都市伝説があるが、俺は童貞暦27年にして、ジーンズの上からパンツの輪郭を読み取る事ができるようになった。俺はこれを童貞眼力と名づけた。

その日は三連休中日の昼間、電気街をうろついていた俺は、前を歩くジーンズの女子のお尻をなんとなく見ていた。柔らかそうなお尻。それを揉みしだく事ができたらどんなに幸せだろう。そんなことを思っていたら、見えたのだ。いや既に見えていた。分厚いジーンズの上から、彼女パンツのラインが、くっきりと。俺は興奮した。それから俺は15分以上も彼女の後を追っていた。完全な不審者だ。それ以上は危険と考え、俺は興奮冷めやらぬまま、彼女の後を追うのを止めた。

冷静になってから、俺はついに来るところまで来たなと暗い気持ちになった。俺は既に魔法の片鱗を身につけつつあるのだ。ここに怪しい統計がある。20までにセックスを経験した男子と、40までセックスを未経験の男子の脳を比較した場合、想像力を司る部位において、童貞男子がずば抜けて発達しているという。俺の女性に対する想像力は、やがてあるはずのないものを視る力へと変わったのか。俺は笑った。そして少し泣こうとした。泣けなかった。

次の日俺は、再び街にいた。大勢の人の行き交う駅のホームで、俺は誰かを待っていた。そして発見する。いた。俺は少しドキドキしながら後をつける。分厚いジーンズに小さな、でも肉の張った尻。申し分ない。少しだけ後ろを歩いて、直ぐにわかった。やはり、俺はパンツを見ることができる。透視ではない。パンツの筋が見えるだけだ。だがそれは直にパンツを見るよりも興奮するように思えた。俺はそのまま歩き続けた。その尻がとても魅力的だったからだ。

事件はそこで起こった。俺の前を歩く彼女が突然立ち止まり悲鳴をあげた。俺は悲鳴に驚いて思わず逃げようとしたが、彼女悲鳴をあげたのは俺のせいではなかった。スーツの男が、おそらく突然に彼女に抱きついたせいだったのだ。男はサラリーマンだろうか、ベージュトレンチコート羽織り、分厚いメガネをかけている。だがゆっくりと観察することはできなかった。俺は突然の出来事に彼女以上にパニックを起こしていたからだ。だが良かったのは、俺が驚いて足を前に出したことだった。体は前につんのめり、その勢いのまま、俺は頭が追いつく前に走り出し、男に体当たりしていた。そのまま男に馬乗りになる。俺は無我夢中で男を殴ろうとして、男が必死に顔をかばい「ごめんなさいごめんなさい」と呟いているのを視て、冷静になった。男は少し太っていたが、俺より背は低く、弱そうに見えた。

俺は男に乗ったまま言った。

「なんで、こんなことしたんだ」

男もパニックを起こしているようで、なかなか答えなかったが、やがて怯えた目で言った。

「そ、その人が、裸に見えて、わ、私は」

俺は振り返り、女性を見た。ショックのせいか、ペタンとアスファルトに座り込み、こちらをぼんやりと見ている。もちろん服は着ている。

「何言ってんだ、あんた」

「み、見えたんだ。確かに」

男は、座り込んだ女性を見て、目を大きくし、口を情けなく開けた。

「あんたはおかしい」

「お、おおおおおお」

そして突然に男は泣いた。男は思ったより年をとっていた。髪には白いものが混じり、顔の皺は50を超えているように見える。その人生の先達が、顔をくしゃくしゃに歪めてみっともなく泣いている。

「み、見えたんだ。はっきりと。そ、そうか、あれは、私の『裸眼』か。はは……ついに、私の意思を超えて」

俺は男の肩を地面に押さえつける。だが、男は抵抗を止めていた。

何故だか、俺は既に男の言うことを理解していた。彼は童貞だ。そして、彼の魔法は、彼女の裸を見ていたのだ。

「どんな、だった」

「え」

彼女おっぱいは、どんなだったよ」

勝手言葉が出た。男はきょとんとした顔だったが、直ぐに頬を緩め、空を見ながら呟いた。

「う、美しかった。小ぶりだが形よく、ピンクの乳首は上を向いていて、乳輪は大きすぎず小さすぎず。だから、私は」

「もういい」

「あ……」

「逃げてください」

「え」

そして、俺は携帯電話を取り出し、後ろの女性に向かって大きな声で叫んだ。

「今から警察を呼びます」

それが合図になった。後ろのポケットの携帯電話を取り出すために、男を押さえつけていた俺の腰は浮いている。男は身をよじり、俺を押しのけて立ち上がり、走って逃げた。

「待て!」

俺は形式上追いかけようとして、直ぐに座り込んだ女性を思い出したような振りをして、女性のところに戻った。

彼女より、男の行方が気になった。

それから男がどうなったかはしらない。未来の俺だったかもしれない男は、消えた。そして、俺の童貞眼力も消えた。電車男と同じような経過を経て、俺は、男が抱きつき、俺が尻を追っていた女性と付き合い、その結果としてセックスを経験したのだった。

今でもときどき男の事を思い出す。だが。あのとき俺はあの男の言ったことをすんなりと信じたが、それが本当だったかはわからなくなっている。何故なら俺の上で腰を振る彼女の乳首は黒く、乳輪はゴルフボールほどある。

2007-10-06

なぜ、男は一人旅をしないのだろうか?増田です

いろいろ反応をいただいたのでまとめてお返事です。

ちなみに、私は時折一人旅をする男です。

男は海の向こうを目指すから

http://anond.hatelabo.jp/20071005200320

そうありたいですが、現実はそうでもないようで。

お金に余裕が無いから?

http://anond.hatelabo.jp/20071005200340

どうなんでしょう。結婚して一人旅ってのは少ないだろうから、独身男女で考えて、男の方がお金に余裕がないという事はない。そして、男は別の物にお金をかける、とは言えますが、その理由は旅行をする男が少ない理由とほぼ同義でしょう。

その書き込みで気づいたわ

明日から三連休だったのか…

気付いただけじゃ駄目なんだぜ

それは、日常の、女同士のコミュニケーションから一時的に逃れようというのが目的の一つになるからだよ。

http://anond.hatelabo.jp/20071005212912

それも一理ありますが、しかし、それは仕事をふくめ男でも逃れたい物はあるし、その手段が旅行である/ないって事もあるし、あと女複数での旅行が多いというのもある。

男一人だと変な目で見られる……男一人でもライダーなんかは変な目で見られない

http://anond.hatelabo.jp/20071005215333

やっぱ男一人は浮きますか。その辺は無視してますけどね。ってか、男の一人旅が多くないからなんだって、とか言うと鶏卵問題になるわけですが。

そうそう、ライダー観光客って括りとは別で見てる可能性に気がついた。というのも、観光地で一人で歩いているのはいつも女が多い、という印象からこの疑問を書いたので。

しかし、良く考えてみると、ライダーってのは良く見るな。そして大概男だ。これを考慮に入れると男の方が多いかも知れない。

大雑把に言うと男は結構面倒くさがりだからそもそも旅行とかあんまり積極的に行かないんだよね

http://anond.hatelabo.jp/20071005213413

私もそんな所かなとは思ったけれど、http://b.hatena.ne.jp/entry/http://anond.hatelabo.jp/20071005213413 には反対意見が多い。

これはやっぱりライダーが多いのだろうか。観光地でゆったり一人歩いている女が多いから目に止まりやすいというのもあるだろうか。

おれは風俗街を一人旅する

http://anond.hatelabo.jp/20071005220555

これを含めると圧倒的に男が多いわけだがw

ちなみに、私が一人旅をするのは計画を立てたりするのが面倒くさいのと、予定に縛られるのがあまり好きではないから。

大まかな目的とか方向性だけ決めて、あとは行きあたりばったりで、途中で寄り道したり、予定を変えたり。シーズンでなければ、泊まる場所すら決めてないし。そんな旅行は一人じゃないと出来ないからね。

2007-09-17

三連休

夏も終わり外出しやすい時期の三連休、のはずなんだが無駄暑いせいでなにもせずに終わった。

おかげで虚無感がいつもの1.5倍。明朝の出勤をおもうと今から気が重い。

来週も三連休なのだが、これなら三日間雨降ってた方が気が軽い、なんて思う事自体終ってる。

そんなこと考える事自体病んでいると考える自分に嫌悪感を持つ自分に対してあきらめを感じる自分がとても情けない((以下ループ))

2007-07-16

黒い三連休

汁実した!三連休に汁実した!!

好きなだけ寝まくって、

気が向いたら起きて、

面白いマンガ読んで、

よくできたアニメをみて、

だれとも会話せずに、

美味しい御飯をたべた!

汁実した!一歩も外に出ない三連休に汁実した!!

私が憂鬱でないのは三連休が充実していたからか

http://anond.hatelabo.jp/20070716213856

なるほど、私は3日間ほど仕事で充実していたから憂鬱じゃないんだな。

あれ?目から汗が。

今日海の日だけど

自分の周りじゃ平日と同じく出勤、通学する人が意外と多かった。

三連休なんて幻かもしれないね。

2007-07-15

http://anond.hatelabo.jp/20070714232158

ダミーとでもいいから彼氏デートした話題でも何気にだしてやればいいのに。

増田が君の脳内彼氏ひきうけるよ。

三連休はどこにいこうか?

台風だから地元連中とひさしぶりにのむかー

2007-07-14

三連休

こないだ彼氏と別れたばっかだから特に予定もなく三連休突入

ってか、とてもまた誰かを好きになるなんて想像できない…。

けどやっぱパートナーのいない人生はいやだしな。

仕事に集中したいのにそんなことでうじうじしてる自分がすごーくいや。

2007-07-13

三連休台風が重なりそう。

三連休出かける人は気をつけてね。

予定より命優先で!

2007-05-01

未だ遂ず

三連休実家帰ったら父親が骨折してた。

私<「どうしたの?あれ?階段から落ちた?」

母<「ああ、あれね。自殺未遂」

なんでも、死のうと思って家の屋根から飛び降りたらしい。

ちょっと前には、首をつろうとしたこともあるとか。

へー………


言ってよ。

2007-02-13

お嬢さんが亡くなったそうで」(6) 2/13 三連休の出来事

■流れ

200X年事件 ──→ 2006/12/25初めての来訪 → 2007/1/5友人帰国 → 1/27その話を聞く → 1/28カラオケボックスで録音 → 1/29(1)1/30(2)昨日書いた動機について2/1(3)K宅訪問にあたり2/3(4)豆まきで初対面2/9(5)Kからのメール2/13(6)三連休の出来事


■(6)三連休の出来事

参ったな、どうしたらいいのか。

呼び出し

2/10(土)。まず連休初日から。

連休何してるの?(>_<)」とAからメールが来たのは土曜の午前だった。

Kのあんな告白があったので「映画見たり、いろいろと」って適当に答えると「映画いいなぁo(^-^)o 何見るの?」と来た。

なんで俺にメールするんだ? と思ったのとそう毎週顔見るべきじゃないしあんま深入りは……と思い、「映画はひとりで見るって決めてるんだよね、ゴメン」とテンション低めのメールを返しておく。

すると直球で「奢ってくれないの?(>_<)」と来たので「そんな無茶な(笑) お金ないし」と返信。「えー(>_<) お兄ちゃんになってくれるんじゃないの?(>_<)」ときて、(>_<) ばっかじゃ、お前ははまちゃんかと思いつつ「んーと、実家の方で見るから悪いし」と返して文末に「ではまた」とメールのやり取りを打ち切る。

その後映画見て家に帰るとKから電話が来た。

「お前明日か明後日時間ある?」とのこと。「Aのことか?」と聞くと「よくわかったな。ってまあ他に用はないか(笑)」と笑う。まだ豆まきから一週間しか経ってないじゃん、なんだよと思うけど先日のメールのこともあるし放っておけない。

「明日は大丈夫かな。またなんかあったの?」

「まあ大したことじゃないよ。11時に渋谷に来てくれない?」


2/11(日)。

11時に渋谷に着き指定の場所で待つと、K、K両親、そしてAが車でやって来る。オールスターじゃないかと見ていると、K母が「今日はすみません」と仰々しく挨拶してくる。なんだろ? と思いつつ「いえいえ、あの、K? 今日は何?」と聞くと、「ゴメン! 俺今日デートでさ…」とKは電車でどっかに消えてしまった。すぐ携帯メール

「本当にゴメン。Aが両親にどう媚を売るか見といてくれ。また今度!」

とフォローのようなものがきた。なんで俺が……。

|K父|俺|

|K母|A|

車にはこんな席順で乗った。進行方向は ← 。

「どこに行かれるんですか?」

K父「ああ、西武だよ。とりあえずこれ停めなくっちゃな」

駐車場に着くまでにKに「俺、どうすればいいの?」とメールする。

少しして返事が来て、「Aが“みんなで出かけましょう”って。俺は彼女休みだし連休ずっとAを見張ってるわけにいかないから、“今日はちょっと……”って消極的な態度みせたら、Aが“X呼んだら?”って言うから。ゴメン」とのこと。Aが呼び出したのか。

仕方なくK父、K母、Aのショッピングに付き合う。俺は別に気に入られたいわけじゃないから少しぶっきら棒に後ろからついて行く。もう次にこんなことで呼び出されるのは嫌なので、Kのご両親に「またX君呼ぶの悪いし」と思ってもらえるような態度をとっておく。

ショッピングが終わり、ご両親は表参道の方に用があるということで、Aは「じゃあ私はXさんと漫画でも読んでる」と言い出したので、ちょうど休めると思い渋谷ネットカフェについて行った。

Aの提案

ネットカフェではしばし待たされたけど、まあ別室ってのも変なのでペアシートで座った。漫画を選ぼうかなと思うと「とりあえず座りましょう」とのことなので、ドリンクを持って部屋に入る。

今日は疲れたねー」とありきたりのことを言ってとりあえず寝っ転がる。ホントに疲れた。

「ご苦労様です。Kさん逃げちゃいましたね(笑)」

「ホントだよー、なんで俺が来なくちゃいけないんだろ」

などと無難な会話の後、Aが少しだけ嬉しそうにこっちを見て言い出したのが始まりだった。

「ねえXさん、お兄ちゃんになってくれるんでしょ?」

「なにそれ」

「え、Kさんが言ってたけど…」

なに言ったんだあいつ? とポカンとしてると、「どうせKさんも本当のお兄ちゃんじゃないじゃん?」と言うので「そうだけど、」とつぶやくと、「ならXさんの妹になってもおかしくないわけだよね」と言う。

「いや意味わかんない」

「KさんからXさんの家族構成を聞いてさ、Xさんでもいいかなって思って」

「いやちょっと待ってよ。君あれじゃん、Kのお嬢さんのYちゃんが亡くなった代わりにKの家に居ついてるわけでしょ。それならKんちで暮らせばいいじゃん。うちは誰かが亡くなったわけじゃないし」

「……なに怒ってるの」

は? 怒るというか警戒しまくりなんだよこっちは! と疑い深い目でAをチラッと見るとガム噛みながら足組んで天井の方を見ている。K両親がいた時と違って態度悪いな、どちらにしろその考えは正さなければと思い諭すように言う。

「そんな手軽に家族を変えられてはKのご両親に申し訳ないでしょう。その“家族を変える”って発想がもう……異常だよ」

するとAは座り直し、ちゃんとこちらを向いて話す。

「そう? 家族なんて、よりいい方に乗り換えていけばいいじゃない。生まれた時から決まってる親っていうのは18(才)過ぎれば変えてもいいと思うけど。それこそ学校で転科したり、プロバイダー乗り換えたり、彼氏彼女を変えたりするような感覚で。一組の家族や両親で満足するのなんてどうかと思うわ。特に私みたいに田舎生まれで東京に来たら、頼りになる親は一組じゃ足りないし」

絶句した。

家族を「いい方」に「変える」?

そんな発想を聞いたことがなかったので困惑したが、やっとのことで

「……そんな、家族ヤドカリみたいに言うのやめろって」

と言ったら吹き出された。

ヤドカリ!(笑) 面白い例え使うんだね。確かに宿を借りてるから宿借りかもね(笑)」

確かに妙な例えだなと思ったが、ここは負けられない。とにかくその思想への拒絶の意思を示しておく必要があるので、ちょっと考えてとりあえず「ため口やめろよ」と言っておく。

するとそんなこと気にするんだこの人? という目で見られ、鼻で笑われた。

もうその考えを聞きたくもないし染まりたくないので、「行こう、もう」と席を立ってレジに向かうと、ゾッとするようなセリフを言われる。

「いわゆる家族 2.0 ってやつ?(笑)」

これを聞いてヤバいと思った。「2.0」を冗談にする奴ならはてなぐらい知ってるかもしれない。いや、ネットキャッシュを消して「2.0」と口にする人がはてなを知らないわけがないか?

そんなことを思って、店を出て「にーてん、ぜろ?」ととぼけてみる。

「そう、子供が親を選ぶ時代。新しい家族の在り方よ。これまでの家族が 1.0 だとしたら 2.0 なわけ」

「……」

こんな発想の女に下手な会話はしない方がいいだろう。「ふーん」と答えておく。店を出るが、駅まで5分なのに距離が長く感じる。Aより少し後ろを歩きながら、早く駅に行ってAと別れたいと強く思った。その時の俺は嫌悪感一杯の表情をしていたに違いない。

こんなことをKの家族が知ったらどう思うか……、Kは知ってるのだろうか、ご両親はと思ってると、Aは駅の入り口の階段のところで「じゃあここで。今日ありがとう」とこちらを振り返る。

「ああ」

「今の話……どう思った?」

「……別に」

「考えといてね。あ、Xさんの家族の詳細なデータ頂戴? メールで送っておいて。年齢とか、兄妹の歳とか勤め先とか……」

とそこまで聞いて呆れて言葉にできないので大きく首を振り、ウザさ満杯の表情をする。

「俺んちはやめろって、Kが、ご両親がこんなこと知ったらどう思う?」

「Xさんは進歩的じゃないのねー。こんなことベラベラ話すわけないじゃない。私の考え、Kさんのご両親は承知よ?」

そう言うとAは「じゃあ」と階段を降りていく。「……え? お、おい!」と言うと、Aは階段を降りながらこちらを見ずに手を振る。

知ってるって、Kの家族は全部知ってて住まわせてるのか? 俺が今日渋谷に呼び出されたのはこのため? そんなことを考えながら、夕暮れ時の渋谷で汚い雑踏の中でしばらく座り込んでいた。


疑惑

早速Kに「なんかAが凄いこと言ってたけど聞いてるの?」とメールすると、Kから電話が来た。

「凄いことって? 大丈夫だった今日?」

「ああ大丈夫、というかAはなんだよあれ。意味わかんない」

「何て言ったの?」

さっきのAが話していたことについておおよその説明をするとKは「そっか……」と黙ってしまった。

「俺がお兄ちゃんになるって、Kが言ったの?」

「え、なにそれ」

「Aが言うには、俺がAの兄になりたがってるとか……」

ウソだよ、またAのウソ。俺そんなこと言ってない」

“また”って何だよ、よくわからず狼狽しつつ「これがこの前お前が言ってた、『モラル的に言えないこと』なのか?」とため息をつく。

「いや、そのことじゃないけど……」

「え? ってことは、まだAはなんかあんの?!」

「うーんまあ、、また連絡するよ。とりあえず家族データとかAに送るなよ」と話したくなさそうに切られてしまった。

そんなもの送るわけないだろう、とこちらも電話を切ってさっきの会話を思い出しながら歩き始めたら、さっきのAの言葉を思い出した。

「KさんからXさんの家族構成を聞いてさ、Xさんでもいいかなって思って」

もうAは知ってるじゃん、うちの家族構成……。

他にどんなことを知られてるんだろう。Kは余計なこと話してないだろうか? そんなモヤモヤを考えているうちにふと思い浮ぶのが、ひょっとしてKは俺にAを押し付けるつもりだろうかということ。例えばKが話そうとしない「AがK宅に来た理由」に何かがあって、それで証人だといって俺を呼び出して家族構成を教え、宿借り状態のAを俺に引き渡すつもりとか……。

でも、現実に無理だろう。うちの実家は両親が二人で住んでるけど、年頃の娘が来たからといって住まわすとかないはず……父親は喜ぶだろうけど。


その後メシを食って家に帰り、一応母親に「変な電話に気をつけろ」とメールでも送っておく。振り込め詐欺電話も撃退した両親だから大丈夫だろうとは思うが。

母はメールレスは早い方じゃないけどその時は早かった。

「そういえば昨日電話きたよ、フラワーアレンジメントの教室の件でぜひ習いたいって。そういうのじゃなくて振り込め詐欺に気をつけろでしょ? 最近税務署とかの」

母は花を教えている。

「その習いたいって人は、なんて人?」

「○○さんかな、うちに見学しに来たいって」

○○って、Aの苗字じゃねーか!

そういえば母親の名前はググると出てくる。「ダメだ絶対入れるな」と書いて電話の方が早いと思い電話するが出ない。電車に乗ってるのだろうか。改めてメールを書く。

「その人は家に入れちゃダメだって。いつ来るって言ってた?」

「ああ電話気づかなかったごめんなさい。明日って言われたけど、明日は教室休みだから17日にしてもらったよ。家じゃなくて教室だから大丈夫」

土曜の時点で電話して、月曜に行くと言ってたのか……行動が早い。

Aにどういうつもりだとか聞いてみたいが今は触れたくない。Kものらりくらりだろうし。

かといって17日(豆まき渋谷に続いてまた土曜か)まで待つのもなんだからKにメールしてみる。

「A、うちに来るとか言ってたらしい。うちの様子見なのか?」

「Xんちに? なんで?」

「俺んちは絶対に無理だよってAに伝えといてくれ。」

「だよな。ただ思いつきじゃなくてそれなりに勝算があるらしいぞ。ほらお前、Y関係があるだろう。うちの親が話したみたいなんだよね、お前とYが付き合ってたこと」

「余計なこと話しすぎだよお前の家族! とりあえず今週ちょっと時間くれ。30分でいいから」

そして待ち合わせの時間を決めて、今週Kと会うことにした。


■追記形式にした件について

はてな匿名ダイアリーのトップでいきなり長文がドカーンと載ってるとウザく感じるので。ここは「続きを読む」記法が使えないんですよ。なので半分ぐらい書いてアップして、次の日に追記として半分載せるようにしました。

2007-02-10

三連休の女だが

http://anond.hatelabo.jp/20070210115434

 しかし、勝負っていうけれども、いまいちわからんのよね。

 

例えば、リラックスした格好だけれど。男性から見ると、ジーンズスニーカーって楽って思いがちじゃない?しかしあれって下半身に肉がつきがちな女性にしてみれば結構楽じゃないのよね。あとお座敷上がるときはあぐらかけないから、膝丈のスカートのふんわりしたやつ履いたほうが断然楽。しかし、男性から見たらそれが勝負服に見えちゃったらしく『がんばってるねえ』といわれる始末。スキニーデニムなんか履いたら10分で足しびれるから無理!ってだけなのにこの場合のスカートって。

 あとはワンピース、おなか締め付けないし、バイキングもいけるぜ、っていう勝負の力の入り方なのに、がんばってるとはこれいかに、だったりする。まあいいワンピースデートのときに着ていくと良いかなあ、やっぱり。男性からしてうれしいならそれもまた良し。だけど、がんばっていない相手のときに変にがんばってるとおもわれるとそれはそれで、なんかなあと思うわけで。

 「女性から見てかっこいい=男性から見てがんばってる」じゃないってことはわかるんだけれどもさ。いまいちそのへんわからないわけで。例えば、7部丈とか着こなしたところで、なんか違うと男性に思われたら結局失敗なわけでしょ?勝負服としては。

 男性にがんばってる、と思わせないけれど、それでいてドキッとする着こなしってないかなあと、思ってしまう。

re:三連休

恋愛は勝負である。

対象者との勝負でもあり、競合相手との勝負でもあり、社会との勝負でもあり、自己との勝負でもある。

心して、常に真剣に臨まれよ。

三連休

とりあえずほっとしている。

会社でも、同僚の愚痴ばかり言う社員とか、付き合うのが面倒だから一人でご飯食べてる。それでもなんか疲れるから一人はいい。しかし仕事が嫌いなわけじゃない。まあプライベートでは合わなくても仕事上では尊敬できる人もいるし。だから仕事ができるのだと思う。にしてもやっぱりわずらわしいものはわずらわしい。

バレンタインデーは、まあ父親に義理チョコを上げるだけだけど、自分も食べたいので、家族用に美味しいチョコを買うつもり。ああ、恋人はなんて聞かないでほしい。だいたい、社会人ならこの3連休は勝負でしょう。あたしは勝負する人もいないけど。だいたい、勝負ってなによ。勝ち負けなのか、恋愛って。勝負服とか勝負下着とか、わかるようでわからん。

2007-02-09

お嬢さんが亡くなったそうで」(5) 2/9 Kからのメール

■流れ

200X年事件 ──→ 2006/12/25初めての来訪 → 2007/1/5友人帰国 → 1/27その話を聞く → 1/28カラオケボックスで録音 → 1/29(1)1/30(2)昨日書いた動機について2/1(3)K宅訪問にあたり2/6(4)豆まきで初対面2/9(5)Kからのメール(6)三連休の出来事


■(5)Kからのメール

Aの連絡先を聞いたからといってメル友になるわけでもないだろうから、今週は気になりながらも前回の書き込みに集中していたので放っておいた。コンパで知り合った女性というわけじゃないので逃げるわけじゃないし。

すると2/7(水)の午前にAからメールが届く。

おはよう。なに? 聞かないの?」

これを見て思ったのは、あれ、家で会った初対面のイメージとは違うなと。豆まきの時は白いニットというかセーターが似合ってた長澤まさみ的なCMキャライメージだったのに(笑)、普通の口が悪い女子のイメージにされてしまったような。これは単にメールの口調なのかそれとも実際がこうなのか気になったので、こちらもAの口調にあわせて返信してみる。

「どーも。いや最近忙しくしててね。そういや君は毎日何してるの?」

と送信を確認して携帯を置き仕事に戻ると、2,3分でまた携帯が鳴る。

「何してたっていいじゃん。そっちは仕事? どうせサボってるんじゃないの?(笑)」

これを読んで少し唖然としてしまった。唖然というか呆然というか。なんだこいつ? この前会った時とキャラが違ってるじゃん。こいつなんだ? といろいろ突っ込みたいが、それが俺宛ての態度なのか、みんなにそうなのかわからないのでKにメールしてみる。

「Aから携帯メール来たんだけど、それはいいんだけどあの子って口悪いの?」

mixiメッセージで送ると昼頃に返信が来る。

「なに、なんか言われた?」

悠長だなと思い、「なんかさ、土曜と態度が違うんだよな。メールだからかもしれないけど。あの子っていつも素っ気ないというか、人によって態度変えてるの?」と聞く。

すると少し連絡が来なくなる。

おいおいこのメールの返信は早くしてくれないとこっちが怖いじゃんかよ! と思うんだけど、彼にも仕事があるだろうからそう何度もメールはできないだろうしとりあえず待つ。すると15時頃に言いにくそうに返信が来た。長いけど要約するとこんな感じ。

そこがなあ…。これはお前にしか言えないから聞いてくれ。

女だからある程度表裏の顔あるじゃん?だからしょうがないとは思ってたんだけど、

Aはうちの両親と俺の彼女向けの顔と、俺向けの顔があまりに違いすぎるんだよ。

うちは朝、両親とAが先に起きてAがご飯を作るんだけど、

この前朝起きたら俺の朝飯なかった。

俺は出勤遅いから後で起きるんだけど、いつも作ってあるんだ。

でも今週の月曜から作らなくなってる。

母親はいないのかと見ると、家には誰もおらず俺の携帯母親から

「Aちゃんと外出、どこどこへ、何時帰宅」

ってメールが来るんだけど。なんか俺疎外されてるよ。


でもそこで「俺のメシも作ってよ」とはいいづらいじゃん?

それ言ったらなんかAの存在を公式に認めざるを得ないようでさ。

前にカラオケでお前が怖がってた理由が少しわかった気がする。

母親までが朝飯作らなくなったのがちょっと驚きだ。


この前家のPCいじってたら見知らぬ変換履歴が残ってた。

例えば俺はある漢字を「逢う」とか変に使ってるんだけど、

「会う」が最新候補になってたりとかな。

そう、使ってるんだよ俺のPC

まあそれはかまわないよ、PCは家に一台しかないしな。

でも一番怖いのは、ブラウザの履歴も何も残ってないことなんだよな。

なんで消す必要があるんだろう? 見られたくないのかな。

そして、「一応このメールとか俺の言動をどこかに保存しておいてくれ。誰かに言っておいてもかまわないかもしれない。また連絡する」と締められていた。豆まきの時は「Aちゃん」って言ってたのにメールでは「A」と呼び捨てにしてるあたり、KにはKなりに思うところがあるようだ。

いろいろこの「お嬢さんが……」の感想を見てると「ホラー?」っていうのがあって、これまでは「それは俺にもわからないよ」と思ってたんだけど、どうやら風向きが変わってきたのかもしれない。

2007-02-06

お嬢さんが亡くなったそうで」(4) 2/6 豆まきで初対面

■流れ

200X年事件 ──→ 2006/12/25初めての来訪 → 2007/1/5友人帰国 → 1/27その話を聞く → 1/28カラオケボックスで録音 → 1/29(1)1/30(2)昨日書いた動機について2/1(3)K宅訪問にあたり2/6(4)豆まきで初対面(5)2/9Kからのメール(6)三連休の出来事


■(4)豆まきで初対面

土曜にさっそくK宅を訪問してきました。メンバーは以下の通り。

K父、K母

K、K彼女

例の娘

Kの家に行く

13時。娘を観察以外特にミッションがないので気楽といえば気楽だなと思い電車で最寄駅に到着。駅についてKに「着いたけど、このまま行っていい?」とメールして少し歩いて家についた。

駅から15分ほど歩くと閑静になってるけど、家の中はちょっと賑やかな感じもするのでためらいなく呼び鈴を押す。「はーい」という声とともにK彼女さんが扉を開けてくれて中に入れてくれたのでK彼女さんと簡単に挨拶を済ます。

彼女さんが「X君(俺のこと)は今日会うの初めて?」と娘のことを聞いてきたので、「そうなんですよ、それが楽しみで(笑) K彼女さんは?」と彼女の印象を聞くと、「そう、私も今日が初めて。かわいいよ、気の利く子だね」とのこと。K彼女は相変わらず胸が大きい。

でも今日はそれより娘の方がポイントなので、どんなんだろうとわくわくしながらリビングに通されるとK父、K母さんが「やぁ、どうも」と挨拶をしてくれる。Kとは中学の同級生でたまに家に遊びに行ったことがあるんだけど、さすがにその頃の顔なんてお互いによく覚えてないので「大きくなったね」なんて無難な声をかけられた。

そんでKが「ついに来たんだな」というと一同笑い。「あーそうなんですよ、今日楽しみで(笑)」とご両親に挨拶をするとお父さんが「まぁね、じゃあ頼むよ」と言い、お母さんは「すみませんね、お忙しい中」と頭を下げてくれる。「そんな、大したことじゃないので大丈夫です」と答えるとKは「こいつが心配性でねー」と言い、一同はまた笑った。見ると娘の姿がない。俺がなんとなく部屋の奥とか見たりしていると、「あぁ、そこにいるよ」とKが教えてくれる。

見ると、キッチンから女性お茶を持ってきてくれた。背丈は普通?で黒髪は肩まで伸ばしてる。顔は…別に亡き娘さんに似てるわけじゃなかった。誰に似てるかというより、愛想というか笑顔がいい子っぽい。

「どうぞ。はじめまして、Aです」Aが座り、ちょこんと頭を下げた瞬間、いつもの癖で胸の大きさを目で測るとCぐらいだった。へぇー。これで魅力がなかったら追っかける目的というか目標がないのでよかった。いや目標というか…ほら、可愛くなくて胸もなかったらちょっとやる気なくすじゃん? そういうシチュエーションではないことはわかってるんだけど、でも俺もそこは普通に男です。

でもそんな意識する必要ないよなと思ったので、身体の向きをK&K彼女あたりに向けて茶を飲む。お茶が少なくなったので気付いたんだけど、場が次の俺の言動を待っているような雰囲気だったのでとりあえず「美味いですね。今日は寒かったので」とか答えて場を和ませた。とりあえず俺に注目するのはやめてくれ、と『王様のブランチ』とか見るんだけど妙な雰囲気は続くので、あぁそうか、とりあえず聞いておこうかと聞くこと聞いてみた。

「Aさんはあれ、いくつなんだっけ」

「23です」

「えっと、じゃあ…」とKの方を向くと「Yとは1才違いだ」とのこと。

「あ、1才…」

確かに亡くなったYさんが生きてたら同じような年齢だ。とここで「Y」の名前が出たせいかちょっとしんみりとした雰囲気になってしまい焦る。

「あーっと、じゃあ他はあとで(笑) あ、今日は何やんだっけ?」とわかりきった質問をKに聞く。

豆まきだね、豆は…」

「そうそう、K、買ってこなくっちゃほら」

とK母が急かしてKと豆をどこで買うかとか話してる間、なんかAを見にくかったのでK彼女に「Kと付き合ってどれぐらいだっけ」と質問する。もうすぐ2年とのこと。Aが「仲いいんですねー」と聞いて、K彼女が「そうかな? でも…」と、Aと会話を始める。女同士ってなんでこんな仲良くなるんだろうな、表面上だろうけど。

二人で話す

そしてK、K彼女、A、俺で駅前まで行って買いに行くことにした。今思い返すとだけどAはKから貰ってた写真と多少印象が違ってかわいい。そういう趣旨じゃないけど。でもKが好みそうなタイプじゃないな。

豆なんてそこら辺で売ってるから別に4人で行くようなことじゃないんだけど、せっかく誘ってくれたんだしフォーメーション的に俺はAと話すしかないのでお店に行くまでにいろいろ聞いてみようかと思ったら、向こうが口を開いた。

「Kさんからどんなこと聞いてるんですか?」

やっぱ気になるのか。ICレコーダーの件とか聞いてるのかな、しかしどれほど話していいものか。

「それは内緒かな」

「別に大丈夫ですよ。警戒しないでください」

「んーまぁね」

「Kさんとは同級生なんですよね」

「そう。君はYさんと1才違いだそうだけど、Yさんが亡くなった時が?」

「Yさんが亡くなった時は同じ年齢です。こちらへお邪魔させていただく前に、いろいろネット見てて。20才目前で亡くなられたのが印象に残ってて…」

「Yさんは確か19才だったっけ。じゃあその時君も19才?」

「はい、Yさんは1個上ですね」

【参考】

2002年 Yさん享年19才、A19才

2006年 A23才

「ふぅん…」

「Xさんは、Yさんと面識があったのですか?」

「面識というか、まあ、Kんちとか昔近所だったし」

「Yさんって、どんな方でした?」

「どんなって…」

「お父さん、お母さん、Kさんからお話しは聞いてるんですけど、いろいろ聞きたいと思いまして」

Kの彼女と一緒に前を歩くKを見ながら「そんなこと聞いてどうすんの」と苦笑して答える。お父さんとかお母さんとか呼んでるのか。馴れ馴れしいとちょっと腹立ったけど今思い返せば他に呼びようもないか。

「少しでも、Yさんに近づけられたらなぁとか」

「近づいてどうするの」と答えたら「えっ」と戸惑わせてしまった。でもちょっと、そんなことなりきろうとしなくても別にいいのにとか思いぶっきら棒な態度になった。

「なんか、警戒されてるみたい(笑)」

「…するよ」と答え、そうだ、聞きたいことはあれだと思い出して聞いた。

「ああそうだ、君はなんであのお宅に…」

と言いかけて気づくといつの間にかデパートの前に到着しており、KとKの彼女が待っててくれてた。

「盛り上がってるな(笑)」

「いやいや、ゴメン」

Kが苦笑していたので空気を読まなくてはと思いその話は一旦やめておく。AとK彼女が豆を選んでいる間、Kから「何話してたんだよ」みたいなニヤケ視線を感じたが放っておく。

豆を買った帰りはフォーメーションを変え、AとK彼女、俺とKというコンビで歩く。前を歩くAとK彼女を見ながらKが「で、どう? 何か聞けた?」と聞いてくるので「いやまあ…」とさっきの質問を聞ききれなかったことを悔やむ。信号を曲がり家に歩きながらKに聞く。

「あの子は何、Yちゃんの真似をしたいの?」

「そんなこと言ってたんだ」

苦笑するKだが、どこまで知ってるのか聞きたい。

「あれだよ、この前聞いたじゃん。モラルの問題だって」

「あーはいはい」

「それ、それを本人に聞こうと思ってさ」

へぇ、本人なんて?」

なんだよお前楽しんでるのかよって思いつつ、「これから聞くところだったんだけど」と言うと、「そっか…」と黙る。聞いた方が良かったのか、聞かない方が良かったのか読み取れない表情だ。そこからは無言で前の女子二人が話してるのを見つめて家に帰った。

豆まき

考えてみれば豆まき彼女とかゲストとか呼ぶってどんなんだろう?と思ったけど、実際にやってみると楽しいもので気合い入れて投げた。ビール飲んだ勢いで「ちょうど男3と女3だから男女で投げ合ったら面白そうですね」と言ってみたんだけどスルーされた(笑)そりゃそうか。

なんとかしてAと二人になろうかと思ったが、ビール飲んでるうちに別にまあいっか知るかぼけと思うようになって気持ちよくなって畳部屋でちょっとゴロンとした。いつの間にか眠ったらしいが、気づくとAがそばで豆食って縁側から庭を眺めている。

「あれ?」

「あ、起きたんですか」

Kと彼女は二階の部屋に行ったらしい。リビングではご両親がテレビを見ており、いつの間にかひとりになっていたのでAが心配してくれたのか。なんか悪い気がしたので起きて「豆ある?」と聞くとすっと袋を差し出してくれた。さっきの質問を聞くべきだろうけど、なんか機を逸したというか聞きにくさもある。まあ今日は特にミッションみたいなのはないけれど、それは聞いておかなくっちゃいけないかなと思い、豆をかじりながらふと聞いてみる。

「そういや、Aさんはなんでこのうちに来たの?」

「…ふふっ、やっぱり気になります?」

「気になるというか、あいつが話してくれないから」

Kのいる二階を指差す。

「うーん、偶然なんですよ、ニュース見つけて。私もちょっと行く宛てがなくて、ダメ元でお話聞いてみたんです」

「よく許したよね」

今度はご両親がいるリビングを指差す。

「そうですね(笑) Oさんにはほんと、ありがたく思っています」

「行く宛てがないから、なんでこの家なの? いや彼も心配してたからさ。知ってる? 俺が証人になった話」

「えぇ、知ってますよ」

「そう。俺も心配でさ、なんでだろうって」

たまたまとしか…別に前から知ってたわけではないですよ、決して」

「ふーん」

「ふーんって?(笑)」

「そこって納得できるのかどうか…」と目を擦りながらはてなブックマークの数を思い出した。自分だけが不思議に思ってるなら「たまたまなのか、そっか」で納得するのもいいかもしれないけど、知りたい人は俺だけじゃないからこれはもう自分の価値観だけで図れないんだよ、と言いたいがそうもいかない。

「心配性なんですね、Kさんが言ってた通り(笑)」

「そりゃ心配するでしょう」と真面目な顔して返す。

「だってさ、君だって留守番することもあるでしょ?」「はい」「そしたらご両親だって見知らぬ他人に家を明け渡しているようなもんだしさ、わかる?」「そうですね…」「ご両親が帰ってきたら、家が荒らされてたとか洒落にならないじゃん?」とたたみ掛けると、「ああ、そっか」と笑う。そんな可能性もあるのねといった感じに見えたけど、なんか聞きすぎて気まずくなったのでこの辺でやめとく。

もうすぐ17時になろうかというところで皆に挨拶をして帰ることに。帰りに誰か駅まで送ってくれるかと思ったけどそれはなくひとりで帰った。Aの携帯アドレスでも聞こうと思ったけど、また自然に任せるとするかと思いやめておいた。メアドを聞くという行為にも抵抗あったし。


そして5日の朝、携帯に見知らぬ人からメールが届いていた。

「こんにちは、この前はどうもです! Xさん今日会社ですよね」とあったので、「誰?」と返すと、「Aです(笑)突然すみません。たくさん疑問がありそうなので答えていこうかと。アドレスはKさんから教えてもらいました♪」と来て一瞬目を疑う。特にそういう雰囲気でもなかったしなんで送ってきたんだろう、単にこちらの連絡先を知りたかっただけか。勘弁してくれと思うけど引き返そうもないし、引き返すつもりもないのでメールを返すことにした。

「まあいいよ別に。君にはまだ聞きたいことがあるから(笑)」

「どうぞ、聞いてくださいよ(笑) いつでも待ってます♪」

「うん、楽しみにしておいて。ではまた」

その時は特に聞くことが思い浮かばなかったので放置してある。さてどうしようか。

2007-02-01

お嬢さんが亡くなったそうで」(3) 2/1 K宅訪問にあたり

■流れ

200X年事件 ──→ 2006/12/25初めての来訪 → 2007/1/5友人帰国 → 1/27その話を聞く → 1/28カラオケボックスで録音 → 1/29(1)1/30(2)昨日書いた動機について2/1(3)K宅訪問にあたり2/6(4)豆まきで初対面(5)2/9Kからのメール(6)三連休の出来事


■(3)K宅訪問にあたり

いろいろコメントを頂いてるのを拝見すると、「ホラー?」「なんで怖がってるの」「読みにくい」とかありました(笑) 確かに前の (2) はビクビクしながら焦って書いてたこともあったので修正しようかなとも思ったのですが、後日見返したら「何怖がってるんだろう」とか思えそうで面白そうなので残しておきます。ホラーかどうかは今はわかりません、俺の考え過ぎかもしれないですしね。


さて、一日空けたらけっこう冷静になれた気がします。でもその兄の彼は年が明けても仕事柄相変わらず家を空けることが多いので心配。

※「知人」とか「兄」とか「彼」とか同一人物なのに紛らわしいな……Kと呼ぼう。

Kにいろいろ聞いてたところ、先々週に親戚が家に見に来たらしい。その時娘はその子曰く「まるで珍獣を見るような目」で見られたけど、親戚の質問にも淀みなく受け答えができてたのでKとしては「そんな心配してくれてるけど、大丈夫じゃね?」って感じらしい。いやでもさぁ……。


ちょっと考えすぎかもしれないけど、今度家に行く時はこんな提案をしてこようと思う。

<俺提案ルール

  • 娘とは二人で出かけない(必ずもうひとりが付いていき、三人目に行き先を伝えて行き先を知らないということがないようにする)
  • 親が出かける時は家のカレンダーメモをして、息子にメールで連絡してもらう

例:「外出地:新宿デパート。同行者:妻。帰宅時間:18時を予定」で帰宅したら家の電話からワンギリしてもらうとか。

んな大袈裟なって感じだけど、なんか力になれたらと思ってる。本当にいつ「帰ってきたら家の中荒らされてた」になるかもしれないし。


それとこういう話だと主人公の「俺」は女性にあまり縁がなくその娘に恋心を抱いて…といったストーリーが予想されるわけだけど、今は別れたばかりだからそういう気持ちはないです。リアル仕事とこの家族証人という仕事の方で頭が一杯だし。

そういや実際に土曜に行って、この心配性の俺は何をチェックしてきたらいいんだろう?

身分証明書の類は見せてもらおうとは思ってるけど、Kの彼女も来るそうで和やかな席になりそうだしなぁ。

早く土曜にならないかな。それでは。


■02-02 11:15 生存報告

次は5日か6日になるので生存報告をば。

以前自分がこういうレポ物を読む立場に立った場合、「いいから早く書け」「まだー?」という心理があったものですから「とりあえず書こう」を優先していました。ですがやっぱある程度まとまってから書いた方がいいですね。

あと、読みにくいというご意見につきましては筆者にその能力がないということで了解してください(笑)

2007-01-30

お嬢さんが亡くなったそうで」(2) 1/30 昨日書いた動機について

■流れ

200X年事件 ──→ 2006/12/25初めての来訪 → 2007/1/5友人帰国 → 1/27その話を聞く → 1/28カラオケボックスで録音 → 1/29(1)1/30(2)昨日書いた動機について(3)K宅訪問にあたり2/6(4)豆まきで初対面(5)2/9Kからのメール2/13(6)三連休の出来事


(2)昨日書いた動機について


モラルとして言うべきじゃない」っていう時に真面目というか深刻というか、微妙な顔してたから気になってしまう。

彼と別れたあと、彼女の謎についていろいろ考えてみた。


モラルとして言うべきじゃない」とのことなので、言えないような間柄?

被害者側関係

加害者側関係

親戚にも友達にもこのことは話すということで、彼の家族界隈では広まってる話だから危険なことはしないとは思うけど。

27日にその子の顔写真を送ってもらって以来、何度も見てる。大丈夫なのかなとか。心配のしすぎか。昨日も彼にけっこうメールして質問してしまったんだけど「気に入ったのか?」とか言われた。違うっつーの。


昨日ここに書いてからいろいろ考えて、ここに書いたのは自分自身の身の安全を保ちたかったというのがあるのかもしれない。「そんなに興味あるなら家に来るか?」とのことなので、行ってみようと思う。そこで俺はちゃんと「俺は身柄が二、三日拘束されたりすると騒がれる状況にある」とか言っておこうか(笑)。大袈裟かも。

なんでそこまで言うのかっていうと、やっぱ首突っ込むの怖いから。なんか普通じゃないじゃん? なんでお嬢さんの代わりに家来てんのとかさ。ご両親はどんな顔して迎えてるんだろうとか。

要はこの更新がなくなったら、ここで書いてる俺の身は「あーあ、余計なことに首突っ込むから……」になったってことで。


なんか今の自分はあのご一家以上に焦ってるような気がするのでうまく書けない。まぁこんな焦った状態で書く必要はないから、2chじゃなくここでマイペースでまとめつつ修正しつつ書けるのはよかったのかも。

ちなみにあのご一家への初訪問は2月3日。「豆まきの手伝い」という名目で訪問します(笑)。鬼役でもやってきますよ。


※毎日時間取るのは厳しいですね。2,3日に1回なんかあったら書ければと思っています。

2007-01-29

お嬢さんが亡くなったそうで」

■「お嬢さんが亡くなったそうで」目次

(1)1/29(2)1/30昨日書いた動機について(3)2/1K宅訪問にあたり(4)2/6豆まきで初対面(5)2/9Kからのメール(6)三連休の出来事


移転のお知らせ■

というわけで普通ブログ移転します。こちらは目次ページとして残しておきたいと思います。

(7)Kと飲む

(8)六本木にて

(9)K彼女さんと話す

(10)Aの秘密(1)

(11)Aの秘密(2)

(12)Aの秘密(3)

(13)次の段階

(14)調査

[番外編]4/1 恵比寿のはてな匿名ダイアリーオフに行ってきました

(15)Aのいない日

(16)目撃

(17)お嬢さんパート2

(18)お嬢さんパート2、続き

(19)大切なもの

(20)不明

(21)捜索

(22)捜索、続き

(23)デート

(24)約束(終)



■(1)1/29

さっきスレで見つけてタブを開きっぱなしにしておいたら dat 落ちしたので転載しておく。

本当かなこれ。

-------------------

984 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/29(月) 07:23:34 ID:Jw84+fk

俺の友人で、ある殺人事件の被害者一家がいる。

彼は二人兄妹の長男で、妹が殺害されてテレビネットでその報道は流れたらしい。

別に特段有名な事件でもないしバラバラでもないよ。

彼の家は実家にご両親と兄妹の四人住まい

テレビとかで流れると被害者の家ってやっぱわかるひとにはわかるじゃん?

だから報道が一段落した後は様々なDMが来るらしいのだが、ある日ある若者が訪ねてきたんだって。

お嬢さんが亡くなったそうで」と。


その女の子は23才。昨日日テレドキュメントでやってたようにネットカフェ暮らしをしているらしい。

何でも、ネットニュースを見て、娘さんが同じような歳ということでショックを受けた。

特に用はないんだけど、ご焼香させて欲しいと。

まぁ断る理由もないので焼香していただいてお茶出してたら、「娘さんの部屋が見たい」とのこと。

両親も同じ年頃、同じ背丈の女の子ということでお部屋見せてまたいろいろしゃべってたんだと。

そしたらポツリと、

「私、今帰る場所がないんです。家のお手伝いさせてくれませんか?」

と言ったらしい。

娘の死という不幸から心が落ち着いていた親だが、娘の影を見たのかどうか知らないが、

なんとなくまぁいいか程度の気持ちで住んでもらったと。

ただ強盗かもしれないので寝室にカギ閉めたりはしてたみたいだけど。


986 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/29(月) 07:37:50 ID:Jw84+fk

友人はその時は彼女と海外で家を空けていたらしく、

今年の正月に帰宅したら知らない娘が家事の手伝いしてて、

両親もまんざらでもないような顔をしていたので驚いたらしい。

親に聞いたら「家も仕事もないって言うし、放り出すわけにはいかないだろう」とのこと。

知人はその娘に聞いて身分証明とかを確認。実家の住所も知っていると。

でも実家には帰りたくないとか親は親で生活が大変とかで

彼女ネットカフェ暮らしをしてると。

そこで追い出すのもなんかなぁと思い、ずっと家にいるわけじゃないから

まぁいっかぐらいの気持ちで奇妙な四人生活が始まったらしい。


ただ二次被害にあったらシャレにならないので、金目のものは銀行に預け、

その娘の目の前で親戚に電話で事情を話し、こうやって俺にも事情を話すことは

その娘には伝えてあると。

「俺たちも身の安全を図らなくちゃいけないから。

ある日帰ったら男たちが荒らしていって親も殺され金もなくなってたじゃ困るから。

それにうち金ないからね」とか。すると、

大袈裟ですね(笑)」とケラケラ笑ってたらしい。


それ聞いてそいつに「なんか映画みたいだな」といったら、

「ホントそうだよ、映画になるよなこれ。現実感が湧かないんだよ」とのこと。

今も両親、そいつ、娘の代わりの少女という奇妙な四人生活は今も続いているんだとか。

-------------------

まだ続きはあるけどこれから会議


■追記 01-29 16:30

帰社。うわっ! ブクマ付いててビックリです。月曜で多忙ゆえちょっと待っててください。続きは夜。


■追記 01-29 19:55

-------------------

987 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/29(月) 07:42:51 ID:ah9dZCH

つか、なんで暮らせるわけ?よく暮らせるな・・

あとその妹のスペック希望


988 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/29(月) 07:51:16 ID:Jw84+fk

スペックか、、聞かれるとは思ったけど。まぁ別に普通だよ。


続き。

そんなわけで週末は一応その会話をICレコーダーに録っておいた。

彼やその家族になにかあったら証人になってくれと。

俺も先週「それでもボクはやってない」見てきたから正義感満々でさ、

このICレコーダーがちゃんと本人が自主的に吹き込んでいるっていう

証拠になるよう、本人しか知らないこと、例えば

免許証の番号言わせたり、小学校の文集や先生の名前言わせたりとかしてた。

「付き合ってた女のほくろの位置って決定的な証拠になるかな?」

とかお互いネタ感覚で笑いながら吹き込んだり。

そんで録音用にいろいろ聞き出すわけ。

でも「どんな事件の兄です」って言わなくちゃいけないってのがあるから

妹?ができてけっこう楽しそうな感じもするし途中で飽きてやめた。


「そういやその子はよく家を突き止めたね」って言うと、

彼がボソッと

映画といえば、こういう娘には大抵謎があるんだよな」

って言い出してさ。

「妹さんの生まれ変わりだったとか?」って聞くと

ベタだな(笑)」って笑われた。「映画で生まれ変わるなら次は子供だろ」とか。

そうじゃなかった。


992 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/29(月) 08:09:04 ID:Jw84+fk

その謎って何よ?って俺も野次馬根性でなんとかして聞きたかったけど、

結局言ってくれなかった。ただひとつ、

モラルとして言うべきじゃない」って。

今の俺の気持ちわかる?もやもやしっ放しだよ!(笑)

これは絶対に聞き出そうと思ってる。

「そんなに興味あるなら家に来るか?」とも言われてるし。


まぁこんな場末スレにこういうことを書き込むのはいいもんだね。

今俺は「王様の耳はロバの耳」的な快感を得てるよ(笑)

どうしようかな、彼もたまに2ch見てるから書くよう勧めようかな。

ただ、2chYahoo!掲示板じゃメジャーすぎるってのもある。

2chだと「これやらないとネタ認定」とか、

質問に答えていくうちに個人情報バレたりとかする流れがあるからそれが怖い。

俺らがふざけたお陰で身元特定されたら嫌だし。

mixi2chと同じだしどっかいい場所ないもんかね。


996 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/29(月) 08:10:11 ID:Jw84+fk

あれ、もう終わり?次スレは?


















999 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/29(月) 08:10:33 ID:9FVhabo

>>996

> どっかいい場所ないもんかね

はてな匿名ダイアリー

http://anond.hatelabo.jp/


-------------------


というわけで2chからこちらにやってきました。

「○○男」みたいに指示されるのは嫌なので一方的に書いていきたいと思います。

でも匿名ダイアリーは初めて使うからこういう「追記」でいいのか「(2)」とかで別にした方がいいのかどうなんだろ?

その点で意見あったら教えてください。ってコメント欄はないか。


■追記 01-30 9:35

ブクマ数に卒倒しそうです。自分のダイアリーに書けばよかった?(笑)いや匿名ダイアリーだからいいんでしょうね。

意見どうも。ここに追記していくと見るの面倒なので、冒頭に目次を追加しました。これ以降の更新は新規エントリーに書くということで。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん