はてなキーワード: あやしいとは
自分でちょっと調べてみた。やっぱニセモノなんじゃないの?
雷句氏のブログの「おい・・・これは・・・」という記事には
では、最後です。
「少年サンデー編集部に送ったファックスには、”このままでは、いつか本当に人を殴り、傷害事件を起こしそうで怖い””この文章を読んでも自分がおかしいことはわかるでしょう”などと書いていたんです」(先の漫画編集者)
コレは本当です。いわゆるアシさんにケガをさせて、自分の右手を折った時のファックスです。アシスタントさんをケガさせてしまった時点で本当にもうダメだと思いました。ですから、このファックスの書面の続きで「ファウード編が終わってから、1年でガッシュを終わらせてください。それ以降、週刊少年サンデー、及び(株)小学館でのお仕事を一切お断りさせてください。」とのファックスを送りました。
とある。問題のブログで同じ記述を探す。「このままでは、いつか本当に人を殴り、傷害事件を起こしそうで怖い」という記述は「雷句氏は天才だ!2」にある。一方「ファウード編が終わってから、1年でガッシュを終わらせてください。それ以降、週刊少年サンデー、及び(株)小学館でのお仕事を一切お断りさせてください。」という記述があるのは「雷句氏は天才だ!3」。従って
このファックスの書面の続きで「ファウード編が終わってから、1年でガッシュを終わらせてください。それ以降、週刊少年サンデー、及び(株)小学館でのお仕事を一切お断りさせてください。」とのファックスを送りました。
とある以上、「雷句氏は天才だ!2」と「雷句氏は天才だ!3」は連続したものでなければならない。ファックスは使ったことがないのでよくわからない。しかし「雷句氏は天才だ!3」の
右手を骨折したときに文章でお渡ししたお願いの件で、日にちをおき、いろんな人と相談を重ねた上での結論が出ましたので、再度お願い文を書きます
という文章を見る限り、「雷句氏は天才だ!2」と「雷句氏は天才だ!3」には日にちがあいていると考えられる。これは
このファックスの書面の続きで「ファウード編が終わってから、1年でガッシュを終わらせてください。それ以降、週刊少年サンデー、及び(株)小学館でのお仕事を一切お断りさせてください。」とのファックスを送りました。
という表現にマッチしない。だからニセモノなんじゃないんだろうか?
というか、ファックスの内容って残るもんなの?「ファウード編が終わってから、1年でガッシュを終わらせてください。それ以降、週刊少年サンデー、及び(株)小学館でのお仕事を一切お断りさせてください。」とか一字一句覚えていられないだろうに。本人のブログを読んで適当にピックアップして捏造したみたいで、その辺もあやしいんだが。
まぁ、これで本人が「本物です」なんて言ったら俺あほす。本人が本物だといったら、この記事消そうっと。今のうちに魚拓にとっておこうなんて考えるなよ!
この手のはやり言葉って、使う人によってニュアンスが違うから、結局バズワードになっちゃうよね。
うわ、意味知らない人いるのか。恐ろしいな。
って認識自体、
と対応してしまうから。
いくら「本来の意味はこうだ」と言い張ったところで、「私はこういう意味で使っているし、もはやこちらの意味で使われる人の方が多い」と言われると、「本当の意味で使い続ける、受け取り続ける」こと自体がコミュニケーションを阻害してしまう。有名なところでは「役不足」「役者不足」についての常識非常識論争みたいな感じに。
とりあえず流行っている言葉であるから連呼する馬鹿がいて、あるいは増田や2chのノリでクローズドなコミュニティからはみ出した領域でも平気でそういう言葉を使う人がいて、もちろんそういう人は、いちいち意味なんて説明しないわけだから、わかりづらい微妙なニュアンスは削れ落ちて、ただ馬鹿にしているような響きだけが残る。苦々しく思うのもわからないではないけれど、「知ってて当然」色を出すのはどうかな。そんなに広いコンセンサスのある言葉ではないように思える。
そんな自分もニュアンスが理解できない方。
流行や女性誌を鵜呑みにする女性が間抜けに写るのもわかるけれど、あやしいビジネス書を読みあさってるビジネスマンもいかがなものかって気はするし、就職活動で「自分の長所は、リーダーシップとコミュニケーション力です」なんて言い切っちゃうような人もかなり彼岸に見えて、彼らの違いがわからないんだよね。おまけに、辞書的な意味を調べて知っているとはいえ、俺も「スイーツ(笑)」という言葉から「マスコミの記事を真に受けやがってアホかw」ってニュアンスがどうしても聞き取れない。
・・・これは周囲の、そういう言葉を好んで使う人たちが悪いのかもしれない。笑
即売会に来る奴は皆本気で本を買いに来てるんだから、ぼやぼやしてたら買えないのは当たり前。ぼやぼやしたいのなら、通販かショップ委託に頼るしかない。
http://anond.hatelabo.jp/20080529135554
批判って言っても、そもそもの話は
売り切れてる→買えない→読めない→評価できない→次第にどうでもよくなる→だから刷ってくれ
だよ?
「列に対して圧倒的に足りない」というレベルの話なのか、「昼過ぎに行ったら列がなくなってるんだけど本もない」というレベルの話なのかがわからない。少なくとも元増田には「折角列に並んだのに!」みたいなのがないから後者っぽいと思うんだけど。
そりゃ50人とか100人とかに「毎回並んでるのに毎回買えない」みたいに批判されるなら何かしらの対応をすべきだと思うけど、「今更来るのかよ…」みたいなタイミングで来る人数人が言ってても対策をすべきか?その買えなかった人は「自分が読むために本当に欲しかった人」なのかもしれないけど、来るのが遅いとその人の分もテンバイヤーが買ってっちゃうよ。そういう世界だろ?
テンバイヤーの必死さ>サークルがしている「欲しい人に行き渡らせるための努力」>元増田の「あのサークルの本が欲しい」という気持ち
ってだけだと思う。
http://anond.hatelabo.jp/20080529140414
その透けて見える部分は「評価」とか言うから反発してるだけ。ただ読みたいだけならそう書けばいいじゃないか。
既出だけど、単純に好意だけで読みたい・欲しいなら真っ先に来るとか、個人的に仲良くなって確保してもらうとか、買えた友達に見せてもらうとか、見本とか残ってないか聞いてみるとか色々あるじゃん。サークルの人も最低限自分の分くらいは確保してるから、言えば見せてもらえるかもよ?
ちょっと行ってみて、なかった、買えなかった、もっと刷ってくれ。ってんじゃ、本当にそのサークルが好きかあやしいもんだ。折角対面で色々できるんだから、言うだけ言ってみればいいだろ?
はてなブックマーク - はてなブックマーク - 常駐させてもめちゃくちゃ軽快に動作する総合セキュリティソフト「イーセット スマート セキュリティ」 - GIGAZINE
http://b.hatena.ne.jp/dadabreton/20080519#bookmark-8646496
あきた
そりゃおまえスーパーハカーだからな。
プールに入っただけでプールで泳いでた子を全員妊娠させることができるぐらいの腕前の持ち主さ。
利用者データを外から見えるところに置かないだろ
そりゃそうだが、外につながったマシンはあるわけで、内部の管理マシンから図書館データは更新するわけで、
さらにゆるいところだとセキュリティのゆるいところだとセグメントがわかれてないわけで、
ルーターをクラック→(プロキシをクラック)外付けマシンを乗っ取り→権限のあるマシンとユーザーを乗っ取り→LAN経由でメインサーバーにアタック
みたいなことをやってのけたんじゃないの?
実際にありそうな話しだわな。
嫌いじゃないだろうけど、憎まれてる気はする。
陵辱系ストーリーの最初の方に、完璧な幸せそのものの少女時代を、ねちっこく丹念に描写してあるのを見ると、なんとも言えない気持ちになる。こういう完璧な傷ひとつない穢れなき完璧な美少女像を作って、それを汚すことが快感なのだから。ただ嫌いなんてものじゃないと思うよ。たぶん、男性の欲しいもの、それも当の女性自身はあまり欲していなくて実際に持っているかどうかもあやしいもの、ただ男性の頭ん中では女性はそれを持っていることになっていて男性が男性である限り決して得られないものがあって、それは具体的には少女の儚さとか美しさとか、愛情の「対象」であること、女性の強く長く続く完璧な(と思われている)オーガズムとか、そういうものなんだと思うけど、とにかくそういうものがあることが、羨ましいを通り越して憎いんだろうと思うことがある。なにが憎いって、それでもそういう存在を欲するのは他ならぬ自身自身の欲望であることが。男性が女性を欲するようには、女性が男性を欲していない(ように彼らには感じられる)ことが。
たまに思うんだけど、脳科学が進んで、そういう男性に女性の人生を体験してもらえるようになったらいいのに、と思う。大人の男性にいたずらされる少女時代とか、後でそういうことを匂わせようものならまた別の大人から理不尽な扱いを受けてそういうことはひたすら隠さないといけないと感じて生きていくこととか、ジャージの股のところに白いものを付けられて体育を見学して家にも持って帰れないから外の公衆便所で洗うこととか、ただ道歩いてるだけで通りすがりに点数を付けられることとか、ずっとどこに行ってもそういう存在として見られ続けることとか、そういうの全部。もちろん女性としてのセックスも。なんかただのフワフワしたいいもので、楽してるだけの存在だと思われてる気がする。体験したからどうなるか分かんないけど。もっと憎むようになるだけかもしれないけど。
アフィリエイトは儲かんないってば:はてなブックマークは乗っ取られないの? - livedoor Blog(ブログ)
これをネタにいろいろ考えてみたので書き殴ってみるよ。
はてなが乗っ取られにくい理由(根拠なし)
ランキングはサイト主やブログ主がランキングボタンをはって登録してくれないと成り立たない(んだよね?)。
サイト主やブログ主の協力が必須なのでサイトやブログを簡単にランキングから排除できない。
はてなは、良くも悪くもサイト主やブログ主の意向の外で成立しているサービスなので、あやしいサイトやエントリはがんがん排除が可能。
「二十人いればホッテントリ」はそうだけど、最初のブックマーク二十個の全てが新規からなんて、そんな怪しさ大爆発なエントリは瞬殺で晒し上げられて沈没ですよ。
つまり、エントリを偽装するには、その前にブックマーカーを偽装する必要がある。
そして、ブックマーカーの行動について簡単お手軽に解析できるデータとツールが絶賛公開中のはてなでは、ブックマーカーの偽装の手間自体がはんぱではない。
はてな村の池の魚は数は多いかも知れませんが、釣り針をせせら笑うようなすれた魚の割合が多いので、釣られ頃の魚の絶対数には疑問があります。
また、餌がちょっとでも悪いと魚の一部が釣り針にネガティブタブをはりまくるので、よけいに釣りの成功率は下がるものと予測されます。
はてな村の池ですが、魚の中に釣り師に尻尾でびんたをくらわせる猛魚がまぎれていることが確認されています。
どうもC社を選んだのは、
A社の人っぽくって、
B社に負担がかかりそうな感じなんだよね。
しかもなんか区切りの仕事っぽいんだよね。
いやぁー、あやしいよねぇ。
それは、はっきりいって、先生の教え下手。
生徒の今できるレベルがどこなのかを把握していないんだと思う。
あるいは、目先の期末テストで、なんとかいい点が取れるよう、応急処置で詰め込ませているのか。
どちらにせよ、理解できなくてごめんなさい、なんて言わなくていい。
どこが分からないかもわからないようなレベルの課題を与える、
今ちっとも理解できないレベルの課題を与える、
そんな先生の方こそ、ごめんなさいと言うべきところよ。
先生には、今時分が理解できるレベルがどの程度なのか、一度自分から説明して、
そこから勉強を見てもらいたいと伝えたら良いんではないかな。
具体的には、「英語は中学2年生の動名詞のあたりから分かりません。」
先生にはそんな風に言ってみたらいいし、
実際に模試や過去問を解かせてもらって、自分の今できる範囲を一緒に確認してもらうといい。
ブログでこうして文章を書けているのを見ると、
自習のために必要な国語力は問題ない(問題文が読めませんとかいうレベルじゃない)とも思う。
だから、あとは、きめ細かなステップを踏んで勉強すれば伸びるはずだよ。
生徒にどんな階段が必要なのかを理解して、その階段を用意するのが先生のお仕事。
登れないほどの段差がある階段を与えるのも非効率。
生徒に合った階段を用意できない先生ならば、代わってもらったほうがいい。
家庭教師にかかる費用は安くない。
とか、いきおいで書いたけれど、実際の状況をよく知らないので、参考までにどうぞ。
付き合って3か月の彼女をはじめて抱いた。おれは大学2年生で、今まで女の子と付き合ったことはあったけどセックスまではせず、童貞だった。彼女は一応経験済みらしいけど、あんましセックルはすきじゃないみたいでガードがかたかった。なんかしらんけど恥ずかしいから童貞だってことは隠してた。
小一時間以上舐めまくり揉みまくり指を入れまくってたら2回くらいイッたらしい(こんなんなるの初めてって言ってたけど本当かあやしい)。「そろそろきて」って言われて、おれもそちらへ行きたいのはやまやまですが、チンコのほうがびくともしません。がんばればハーフエレクションまでいきます、が、それいじょう無理っす。「ごめん”久々で”緊張してるみたい」って素直に(?)打ち解けたら、「かわいい」っていって手でしごいてくれた。おお、微妙な感覚。タッター、タッタヨー。で、いざ挿入。しようとしたら案の定はいらねえ。場所はさっきまでさんざん指突っ込んでたのでわかるにはわかるんですが脚が邪魔で近づけないっていうか愚息が短くて届かないって言うか角度が悪くて見えないし、えっとその、いれれません。そうこうしてるうちに萎えマスタ。たちません。おれ半泣き、でも息子は半立ち(以下)。次は手でしてもらう→ゴムつけてる間に萎え。口でしてもらう→ゴム探してる間に萎え。「無理に今回やんなくていいから」って慰められ、じゃあってことで結局口でしてもらうことになったんだが、彼女が慣れてないのか、おれが鈍いのか、なかなかイケない。ていうか、フェラってこんなもんなのか。いや、気持ちいいことはいいんだけど、遅い。そこそこ気持ちよくはなるんだけど、ラストスパートのためにスピードってあるじゃん、アレが無い。等速。もっと速くしてもらったらイケるのにー。と思ってたら、口の中でも萎えそうに。もうダメぽー。長い時間やってもらって悪いなーと思ってたらなおさら。結局10分近くかかってようやくイケた。オナ禁すべきなのかなー。
http://anond.hatelabo.jp/20070527113642
南極の上には巨大な氷の塊がのっている。
南極は大陸なので、一度そこに降った雪は氷になって動くことがなく、
結果として北極の海に浮かんでいる氷山よりもずいぶんたくさんの量が
すでに南極大陸の上には固定されているんだろうと思われる。
だから平均気温が-10℃でも、
気温が0℃を超えることが続いて氷が溶けて海に流れちゃうことがあれば、
それは地球の海にある水の全体量が増えることになるわけさ。
そして元記事にあるような
とけた雪は氷床の割れ目にしみ込んだり、氷床上で再凍結したりして、海には流れ込まなかったとみられるが、観測チームは「より大規模な融雪が起これば、氷床にしみ込んだ水で、氷床自体が滑りだし、海に押し出されてしまう恐れがある」と警告している。
こんなことがあったら溶けた分以上の氷が海に戻っちゃうわけで、
確かにそれは海全体からすると割合としては小さいのかもしれないけどいろいろ影響はあるだろうな。やばいな。
ってところまでを10秒くらいで考えたけどこの記事を書くのに数分かかった。
知人からこの日記を改変してくれーと言われたので書く。ということで間借りしますー。
常々ここをヲチされている、顔も知らない愛すべき増田民たちの想定の範囲内だったかどうかは別として、自分はふだんはてなダイアリーで日記を書く人である。いや。1ヶ月ではてなブックマーク100個ブックマークしてそのうち半数をコメントするかどうかも結構あやしい超ライトはてなダイアラーの自分が、ここを覗いている数多の重度のはてなダイアラーたちを前にしてこう堂々とはてなダイアラー宣言するのもおこがましい話ではあるのだが、世間一般的な基準に従うと、いちおうはてなダイアラーの部類に振り分けられるらしい。もともとがまんが足りなく、「finalventの日記」のいいかげんな書き飛ばし記事がはてブ注目エントリー入りしているのを見た瞬間に心がムズムズして記事を書いてトラックバックを送らずにはいられない、傍目にはおよそ典型的なはてな依存症の自分がなぜそうまでして毎日はてなダイアリーを書いているのかと言えば、これでも物書きの端くれだと思っているからである。モノを書く人間ならはてなのダイアリーやブックマーク、嗜んだことがなければ文字通り「お話にならない」し、はてなダイアリーを使わない人間が書いた文章なんて、大抵ロクなもんじゃない。
読む価値が無い、とまで言ってしまうとそれは過言として。非はてなユーザーが書いたものでも読むべき文章は無数にある。はてなユーザーが書いたものでもはてブ1発分の価値すらない文章もザラにある。あらゆるものの90%はクズである。はてなダイアリーを使わない物書きがなぜダメなのかと言えば、それははてなダイアリーを使っていないからだ。彼らは「はてなダイアリーがない世界」のことしか知らない。はてなダイアリーを使う人間は、はてなダイアリーを使わなかったこともある人間である。彼らは「はてなダイアリーを使う世界」と「使わない世界」、両方について自らの経験に基づいて一応の見識を持つことができる。モノを書く人間や、ブロガーにとって一番の武器は、彼が持ちうるそのパラダイムの多さだろう。
普段はてなダイアリーを使っていない人間は、ためしに想像してみてほしい。どうやって「記事を書く」のかを。まずジャンルは? いったいどれを選べば良い? 非モテダイアラーのrepublic1963とfurukatsuとkiya2014とumetenは、それぞれどうキャラが違う? スキンはどれを選択する? hatenaシリーズはともかく、指定なしって結構ディスプレイサイズがでかいユーザーにとってはクセ者よ? キーワードになっている単語はどうやってつける? なにも考えずに記事を書いてるだけじゃ、誰も読まずに流されるだけですよ? どこで記事を書くのを止める? 先っちょだけ書いてほのめかす?真ん中まで書いて読者に思考の道筋を与える?それともギリギリのところまで書いて「続きは後日」? [続きを読む]って、どこまで溜まったらつけてほしいものなんだろう……? 等等。いかに「はてなダイアリーの世界」について無知なのか気づくはずだ。自分の周りには、あんなにもはてなダイアラーが多いと、ずっと思っていたはずなのに。いままで非ダイアラーは一体ネットの何を見ていたというのだろう?
はてなダイアリーひとつとっても、「こちら側」と「あちら側」でこれだけものの見方が違うのだ。思考の越境はかくも困難なり。しかしおそらくモノを書くことを生業にする人間こそ、常々何かについて考え、不断の「思考の越境」に努めなければならない人種である。それが日常の些細な事象についてなら尚更だ。ここで勘違いしてほしくはないのだが、自分がはてなダイアリーを積極的に奨励し、その欠点を必死に覆い隠してはてなダイアリーの普及に尽力している、と思われるのは心外である。そんなつもりは毛頭ない。どう言い訳してみたところで自分の文章をロハで叩き売るのは毒だ。百害あって一利なしである。それでも、絶望の際に立っておずおずと久遠の深淵を覗き込んで尚、闇の底から見るはてなダイアリーのシンプルな美しさについて必死に思いを巡らせる。それがモノを書く人間の、最低限持つべき心意気だと思う。
『はてなダイアリーを使わない人間にものを書く資格がない』と言うわけではない。が、やはりモノを書く人間には何かしらの「はてな(hatena)」がなくてはならないように思われる。別にそれがはてなダイアリーであれ、とは言わない。ブックマークでも、アンテナでも、人力検索はてなでも。物書きならば何かのhatenaじゃなければならない。そうでなくては、思考がねばついたものにならない。さらさらした思考からは、何も生まれない。さらさらした文章が生まれるだけだ。思考の「越境」と「拘泥」はものを書くために必要不可欠な要素である。その為には、多くのブログを読むのもいろんなアルファブロガーから話を聞くのもよいが、やはりはてなの「キーワード検索」こそが最も頼りとする素養となるだろう。
と、ここまで書いてしまえば、これ以上ない決定的な批判に晒されずにはおられないことは馬鹿ではないから自分でも分かっている。
「オマエのダイアリー、まだはてなアンテナ登録数10人いないじゃないか」と。
いや。まぁ。それはそれで。そっちのほうがマイノリティな界隈にバカ受けな文章が書ける、ということにしておいて。
おまけ
手塚治虫『人間関係が希薄な人は漫画は描けない。漫画とは読者との会話だからだ』
宮崎駿『ロクに人生経験も無いオタクを雇うつもりはない。火を表現するには火に触れないと駄目だ』
庵野秀明『アニメ・漫画に依存するのは止めて外に出て欲しい。あれはただの絵だ』
富野由悠季『オタクは日常会話が出来ない。アニメ作るならアニメ見るな』
藤子・F・不二雄『よく「漫画家になりたいなら漫画以外の遊びや恋愛に興じろ」だとか
「人並の人生経験に乏しい人は物書きには向いていない」だとか言われますが、
私の持っている漫画観は全く逆です。
人はゼロからストーリーを作ろうとする時に「思い出の冷蔵庫」を開けてしまう。
自分が人生で経験して、「冷蔵保存」しているものを漫画として消化しようとするのです。
それを由(よし)とする人もいますが、私はそれを創造行為の終着駅だと考えています。
家の冷蔵庫を開けてご覧なさい。ロブスターがありますか?多種多様なハーブ類がありますか?
どの家の冷蔵庫も然して変わりません。
多くの『人並に人生を送った漫画家達』は「でも、折角あるんだし勿体無い・・・」とそれらの食材で賄おうします。
思い出を引っ張り出して出来上がった料理は大抵がありふれた学校生活を舞台にした料理です。
人生経験自体が希薄で記憶を掘り出してもネタが無い。思い出の冷蔵庫に何も入ってない。
必然的に他所から食材を仕入れてくる羽目になる。 漫画制作でいうなら「資料収集/取材」ですね。
全てはそこから始まる。
その気になればロブスターどころじゃなく、世界各国を回って食材を仕入れる事も出来る。
つまり、漫画を体験ではなく緻密な取材に基づいて描こうとする。
長文は失礼なものであるのだろうか。そもそも「長文失礼しました」などと書かれている文章は、大して長くもないものが多い。書き手としてはたくさん書いた気がしていても読む側からするとカロリー控えめな一言コメントに感じられるものだ。書くという行為は存外時間のかかるものでありそれ以上に読むという行為は比較的短時間で済む。文章を読み込むか否かで個人差は生じるが、ネットで書かれる文章、ネットで文章を読む者は文章をさらりと読むスキルが身についているだろう。文章にいちいち「長文書いちゃってごめんね」なんて余計な一言をつけずとも、礼儀にかけていると感じる人はいない。むしろ気分を害するとしたら短文のほうではないだろうか。これもまた場によりけりであるが、チャットでもない限り短絡的な下らぬコメントと評されることだろう。なにより情報量が少ないのはネットにおいて致命的だ。ネットには洗練された文章以上に物量がものを言う文章のほうが多い。そのなかで短文というものはチリかホコリ以下の扱いを受けてもネット上ではおかしくない。
文章の尻に長文失礼いたしましたなどと付け加えて、ただでさえ「長い文章」(書き手の主観で)を意味なく長くするよりは、自分のもちうる情報や伝えたいことは全て言葉にして出し尽くして意義ある長さの文章を書くのが、何かを書く者の姿勢ではないだろうか。
ちなみにこの文章はある掲示板を閲覧中にやけに「長文失礼しました」コメントを見かけて、しかもコメント付き文章が1000字あるのかあやしいものであったために、不思議に思い書いたものであります。