を、当事者(ADHDとAS重複成人、今日スマスロで3万負けた)の視点からいくつか挙げます。ADHDのお子さんがいる人や当事者に届け〜
①ただでさえバグってる報酬系がもっとおかしくなる→健常者ですらパチンコパチスロのやりすぎでドーパミン回路とかがおかしくなって依存症になると言われている。況んやADHD者をや。絶対危ない。
②刺激に弱いADHD者には刺激が強すぎる→パチ独特の「音」と「光」で直接的に脳を刺激して無理やり興奮させる手口は発達特性持ちにはむちゃくちゃ刺さる気がする(感覚過敏の人は逆に無理かもしれんが)。自分は感覚過敏寄りなので音量光量落としてるけど、キュイン音とか普通に気持ちいい。
③発達特性持ちは「切り上げられない」→個人的にこれがかなりデカい。気持ちの切り替えが苦手だったり先延ばし癖があったりのめり込みがちな発達特性持ちは、「事前に決めた時間or金額に達したらやめる」ができない。マジで。時間も金もあるだけ使うし何なら使ってはいけない時間や金にも手を出す。
④収支管理ができない→ADHD者の金銭管理が破綻しがちなのは周知の事実だが、パチンコパチスロでもそれは遺憾なく発揮される。毎月収支つけてる人ほんとにすごい。自分の場合は「負け額という現実を直視したくない」というのも大きい。例えば月頭に2万円負けて1週間後に5千円負けてその次の日に1万円勝ったら勝ち越してる気持ちになる。
⑤罪の意識、恥の意識→ADHD者は自己肯定感が低く恥(shame)の意識が強いと言われる。自分がギャンブルに金と時間を溶かしていることに罪悪感を募らせながら抜け出せない自分への否定感が増していく。絶対精神衛生上よくない。
⑥ただでさえ低まりがちな社会的評価へのリスク→ギャンブルやるってだけでシャットアウトされることも少なくない社会。さらにパチ屋に行ってて約束をすっぽかす・使ってはいけない金を使い込むなど、ただでさえ特性由来のやらかしでクズ認定されがちなADHD者がパチンコパチスロのせいでマイナス評価を加速させる事態は想像に難くない。
パッと思いついただけでこれだけあったから、ADHDのお子さんがいるご家庭では「パチンコ屋に行ったら絶縁する」くらい脅しておいたほうがいいと思います。あと好きな版権がパチ化スロ化したからとか推しがやってるからとかって理由で気になってる当事者は、絶対に絶対にやめておいたほうがいいです。どうしてもやりたければスマホのアプリで出ることもあるんでそれ買いましょう。