2024-09-23

男女格差についての考察

歴史的男性優位な仕組みで社会は回ってきた。

現在は一部解消されているものの、男性優位な仕組みが残っている部分も多い。

一方で男女平等が強く叫ばれる中で、女性優位な制度や仕組みも増えてきている。

しかし、男女が平等に近づいているかと言われると私はそう思わない。

男性優位な仕組みというのは男性立場を守ろうという流れによって生まれものではない。

制度設計を行う側に男性が多かったことによって結果として生まれものである考えている。

そのため、すべての男性包括的恩恵を受けられる仕組みや制度にはなっていない。

男性内部でも格差存在し、社会的地位が高い男性を指す「強者男性」と呼ばれる人たちは恩恵を受けており、

社会的地位が低い男性を指す「弱者男性」と呼ばれる人たちは恩恵を受けにくい状況に置かれている。

例えばキャリア形成における男女差について述べると、選考において男性に優位に働く場合で考えても、

上位層、中間層については男女問わず、実力で選考されている。

同程度の能力を持ち、採用において曖昧評価が入る余地があるボーダーにいる層で男性の優位性が如実に働く。

これは社会的地位の高い立場選考になるほどボーダー層の割合が大きくなるため、強者男性への恩恵が強くなっている。

一方で、女性優位な制度は、女性社会的地位向上を目的として明確に設計されています

すべての女性包括的恩恵を受けられるよう制度設計がなされているように思われる。

親権女性優位、シェルター等や女性支援NGO等の貧困女性への支援、第3号被保険者や遺族年金女性優位は全ての層が恩恵を受けられる。

貧困層への支援については社会的地位の高い女性には関係ないと思われがちだが、

支援存在することが安心感につながり、社会的地位の向上に向けたチャレンジができると考えると。

しろ社会的地位の高い女性への恩恵も大きいと言える。

このことから現在格差というのは強者男性女性弱者男性という構造になっていると考えている。

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