2024-03-14

子供を産まず37歳になってしまった。

小さい頃から将来の夢は「お母さん」だったのに。

私が子供の頃、周りは一軒家に家族で住んでいて、お母さんは主婦をしていて、お父さんが働いていて、二人から三人、多くて四人兄弟の家が主だった。女の子は年頃になればみんな結婚するものだと思っていた。

二十歳くらいから、地元に残った女の子はどんどん結婚して、子供を数年おきに産んでいた。

二十代は都市で働いている女の子仕事楽しい時期で、結婚は三十代前半か、二十代の終わりでいいと言ってた。私は二十七で結婚した。

旦那はずっと不倫をしていた。相手障害のある子を持つ母親、私より5歳上だった。

子供を作ることを旦那拒否した。私の家系障害者がいること、私の精神が未熟だから。私とセックスをしたくないから。様々な理由を着けた。

家政婦、同居人を欲しがったのだ。

誰にも触れられない私は、自分がどんどん透明になり、境目がわからなくなっていった。

私が精神を病んだ時、これ幸いと夫は私を追い出した。

なぜ結婚していたのか、不倫を隠すための偽装だった。

私の居ない家に夫は不倫相手を転がり込ませた。

三十歳の時に離婚が成立した。夫は慰謝料財産分与もしなかった。義母が数十万のお金を渡してきた。それが手切れ金だった。

仕事をしていれば気が晴れた。だけど病気悪化した。

躁鬱だった。一生薬を飲み続けなければならなくなった。

人恋しくなって何人かの男性と関わった。

だけど恋はしなかった。好きにもならなかった。

虚しさだけが蓄積される。早く誰かと再婚しないと子を産めなくなる。焦りだけがあった。

三十五歳を過ぎた時、ああ、もうタイムオーバーだと悟った。子供を諦めなければならない。

障害者が産まれ確率が高くなる。元旦那の「家系的に確率が高いからお前が妊娠したら必ず障害者が産まれる。お前は一人で育てられないか虐待するか殺してしまう」という言葉呪いのように纏わりつく。

「嫁いで三年子無きは去れ」不倫女の笑い声が聞こえる。

子供を産めなくなった私はなんの価値もない。

産業廃棄物」と私を呼ぶ声が聞こえる。

三十七歳、周りはみんなお母さんになり、自分だけの人生から子供のため、家族のための人生へとシフトしている。

年齢的にそれが自然なのだ。この年齢で恋愛セックスも、生臭すぎてとてもじゃないが私はやれない。おばさんである自分が誰かと裸で抱き合うのなんて恐怖でしかない。化物の捕食シーンでしかない。

お母さんになるのが夢だった。いつか叶えられると思っていた。何歳でも子供を作れる男が羨ましいと思った。もう生きる価値意味もなんも見出だせないのに何故生きてるのすらわからなくなった。

  • なぜ結婚していたのか、不倫を隠すための偽装だった。 ここが意味不明。結婚しなければ不倫状態にはならないんだから、結婚していた理由にはなってない。

  • 今生理中でしょ?温かい食べ物食べて好きな音楽でも聴きなよ

  • ワイは子供作らずに35歳年収750万円資産7000万円やけどなんとも思ってないやで。 というかガキなんて金食い虫やしウザいし生涯いらないと思ってるやで。

  • 増田は昭和20年生まれくらいだろうか 田舎で兄妹が7人いるとかそんな感じかな 希望が叶わないのは辛いね 今は子どもを持たない選択をする人も多いよ ネットで精子を購入してシングル...

  • 面白かった。自分に置き換えるとゾッとするけど、でも別に結婚とか子どもだけが幸せなかたちじゃないんだし、いいんじゃないですかー?

  • 面白かった。自分に置き換えるとゾッとするけど、でも別に結婚とか子どもだけが幸せなかたちじゃないんだし、いいんじゃないですかー?

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