女性の多くがステータスだけを見て、自分の都合だけを考えているわけではない。
多くの女性は、それなりに自身を客観的見つつ、相性の合うパートナーを探し、現実的な落としどころに落ち着いている。
皆、それなりに優しいし、ほどほどに常識的で、ちゃんとクソ野郎だ。
細かい齟齬はあれど、互いに違いやダメなところを受け入れて、それなりに折り合いをつけてやっている。
が、弱者男性がネットで吐き散らかしている言論も、彼らが現実に受けている扱いを考えると仕方ないかとも思う。
日常的に彼らを見ていると、彼らの視ている世界はとても厳しいものだろうと想像はできる。
それは弱者女性にも同じことが言える。彼女たちも女性以前の問題なのだ。
努力してもどうにもならない人はいるのだ。常人がどんなに頑張っても人類の上位2%になれないのと同じことだ。
彼ら、彼女らを救う手立てはエンターテイメントくらいしかない。
救われているのか、搾取されているのかは意見が別れるが、それでも夢中に何かを信じ、幻想を抱けるうちは幸せなのかもしれない。
ネットで彼ら、彼女らが尖った言論を撒き散らしていても、見ないふりをして、そっとしておくしかない。何を言っても、何をしても、どうにもならないことはある。
自分がそうなっていないことを幸運に思い、そうならないように日々研鑽をするだけだ。
もし、自分の暮らしに余裕があるのであれば、余剰の範囲で援助することを試して欲しい。
なぜなら、自分や自分に関係ある人がいつ弱者と言われる立場になるとも限らない。
加齢、容姿、健康、職業、環境など、ほんの少しの変化で社会的地位が落ち、簡単に弱者と言われる立場になったりする。