2023-11-16

陰キャの次は何かな

俺は暗いとか理屈っぽいとか顔がキモいみたいな意味で、オタクと呼ばれてた世代である

オタクって言葉にはなにかに精通した人という原義もあった。たとえ込められた意味としては「キモイ奴」だったとしても、「オタク」にはオタクなりの矜持があったし、そこに守られていた部分もある。

ところがアニメゲームといった趣味ますます一般的ものになり、オタク意味は拡大されていき、人類オタク時代になった。「マジで!私も超オタクだよ!ワンピ読んでるし!」というリア充キモい、みたいなのが最初流行ったのは、もう10年ぐらい前だろうか?アプリ無料漫画を読み、スキマ時間ソシャゲを消化し、、小学生深夜アニメの鬼滅や推しの子を見る時代である。いまではすっかり、ジャンプを読んでる程度の奴も立派に「オタク」になってしまった。

で、オタクの座を乗っ取りにきたやつら、自分達がオタクなっちゃったもんだからキモイ奴の呼び方を失ってしまった。バカだよな。

で、奴らが発明した言葉が「陰キャ」だ。この言葉には直球で「暗い奴」という意味しかない。こんな言葉を使われる最近の若者にはマジで同情する。これはマジで悪口だと思うよ。

陰キャという言葉発明によりオタクオタクの座を追われ陰キャになった。ところが陰キャという言葉セルフハンディキャップに使うにはぴったりすぎらしく、空気の読める陽キャはなぜか陰キャを名乗る。。「私超陰キャなんですよー!」という女の子を見たことがある。嘘をつくな。陰キャ他人と一瞬で仲良くなって雑談したりはしない。まだ陽キャを名乗ってくれたほうがいいってもんだ。

そうなると、遠からず、人類陰キャ時代がやってくる。キモい奴らを呼ぶ言葉を失った彼らはまた、キモイ奴だけを指す言葉発明するはずだ。なんだろうね?「チー牛」はかなりそれに近いが、チーズ牛丼に失礼すぎるから流行らないだろう。食い物に罪はない。

ブサイク」とか「生理的に無理」かな。直球で。

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