こいつはマジで死んだ方が良いよ。
…というのが大前提ね。
こういう事件で弁護士が批判されるのはやむを得ないものだと思う。
ひとたび受任すれば弁護士は被告人の最後の味方として法廷に立つ義務がある。
その極悪非道な被告人の味方をせざるを得ないんだから叩かれるのも仕事のうちだと思う。
弁護士のこうした必死な活動をすることで、裁判官は何が真実かをしっかり考える必要が出てくるわけで。
10人の真犯人を逃すとも人の無辜を罰するなかれという大原則を守るために弁護士は身を粉にして働いてるってわけ。
世間の人がひとつ勘違いをしてるのは弁護士は被告人の主張を変えることは出来ないということ。
弁護士がやるのは被告人が言ってる事を裁判官裁判員に伝わりやすくして法律の言語に置き換える事ぐらいなのよ。
よく嘘をつかせるとか主張を変えさせるとか思われてるけど、嘘を貫くことってめちゃくちゃ難しい。
それも、弁護士が思いついた嘘を被告人に矛盾なく話させるってどう考えても無理でしょ。
あくまで出来るギリギリのラインが被告人に不利な事を話させないことぐらいかな。
だから京アニの件で弁護士が色々言ってるけど、全て被告人が言ってることを分かりやすく伝えることぐらいだと思う。
あと国選みたいだから弁護士が受け取るお金なんて微々たるもので、マジでこれを受けた先生は偉いよ。
事務所に嫌がらせの電話がかかってきてそれどころじゃないだろうし。
こういう事件は、大ベテランじゃないと精神的に潰れてしまうから結果的にある程度実績がある人に配転されるわけだけど。
マスコミは弁護士のことも色々騒ぎ立ててるけど、大体死刑囚の弁護したらどんな利益があるのか教えて欲しい。
こういう被告人の弁護をすることは徳を積んだ扱いになるんだろうか?