2023-09-08

さっき見た夢

気付いたら俺はニューヨークにいて、そこのネカフェ的なところでオンラインゲームをしていた。

昔よく遊んでいたMMORPGだった。

チャットでやたら話しかけてくるプレイヤーがいた。

とても英語が追っつかないのでボイスチャットで会話を交わしたが、これは正解だった。日本語がすごく上手な女性だった。

だが突如ノイズが発生、憩いのひとときは断絶した。

 

仕方がないので日本に帰ろうとした。

そもそもなぜニューヨークにいるのだ?パスポートはいつ作ったのか?費用は?仕事はどうした?

さまざまな疑問を抱えながらカフェを出て、やがてオフィスカフェコーナー的な場所に迷い込んだ。

するとなぜか高校友達や当時のバイト仲間など懐かしいメンツと再会した。彼らはここで勉強しているらしかった。空港に行くまでの道順を教えてもらい別れた。

 

途中で石段と、その左に用水路の壁面に付いているような埋め込みタラップがあった。梯子は3列あり、真ん中の列を女性が軽々と登っていくのが見えた。

俺も左端の列をおそるおそる登っていった。

最後の二段だけ、コンクリートで上からこんもり固められた形跡があった。嫌な予感がした。これ、一度抜け落ちたものを再度埋め直したんじゃないか耐久性不安に思われた。

予感は当たった。手をかけた瞬間に梯子は崩落、ヤバい死ぬ、俺はとっさに真ん中のレーンに飛び移り、事なきを得た。

しかし、物を破壊したということで登り終わるとすぐに警官のような屈強な男複数人に囲まれた。男たちは皆短剣を持っていて、狩りをするみたいに俺に切りかかった。

普通に石段にしておけばよかったなあ、と悔やみながら意識が遠のく。

 

気が付くとホテルの一室に戻っていた。

部屋の中心に妹らしき後ろ姿があったので、話しかけようとして近づいたら、大きな目玉が7個ほどぎょろっと開いた。俺はたまげて転んだ。

すごい、こいつ、後頭部に目玉が7つあるぞ!

妹は知らぬ間に難病を患ってしまったらしい。

思えば、最近は部屋にこもりがちなのだと親から聞いていたが、なるほどこういう理由だったのかとやけに納得したところで、雨音が激しくなり起床。

あーあニューヨークにいた時点で夢だと気づいていれば明晰夢として好き放題できたのになあ。

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