2023-09-06

好きだったブクマカ増田をやってたけど、私が原因かもしれない

少しフィクション混ぜて書く。

日曜、はてな匿名ダイアリーで、中学の頃に好きだった人(ブクマカ)を見つけた。

見つけた、というか増田レスバをやってた。

人だかりがあったから、なんかやってるな、何やってるんだろって。

見たらレスバで、ブクマカ中学の頃好きな奴だった。

私は彼氏といたし、会話に混ざりはしなかった。

「あ、あの人、中学同級生かも。」

って彼氏に呟いたくらい。

かも、じゃなくて、間違いなく奴だったんだけど。

口調が変わってないし。

小5から中学卒業までずっと好きだったし。

今は、どうなんだろう。

まあでも、今の彼氏のこと、好きだしね。

そんなことより衝撃だったのは、奴がレスバをしていたということ。

だって、私は中学の時に、奴にレスバを見せたことがあるから

私は口下手だった。

はてなブックマーク内のカーストも高くは無かった。

でも、奴のことが好きだった。

小学校から中学校に上がったら、ブクマカはお互いにあんまりさなくなった。

カースト上位の人たち(有名ブクマカたち)は、気にせず話していたけど。

そんなわけで、私は奴に全然話せなかった。

はてブ内が、そういう雰囲気じゃなかった。

もし、私が奴に突然おはようとか言ったら、変な空気になったと思う。

ただ、ずっと、見計らってた。

そんなときに、私はたまたまはてな内で増田を見た。

そこで増田が答えていた。

「なんでそんなレスバ上手いんですか〜??」

「まず訂正したいのは、これはレスバじゃなくて討論です。」

少し溜めて、続けてゆっくり言った。

「あと、僕は、少し、手が、大きい。」

増田は顔の横に大きい手を広げて、おどけてみせた。

しかに、大きかった。

そして、思った。

私は手が大きい。

プログラミングの授業で先生に「手でかいな」って言われたこともある。

タイピングレスバするなら、なんやかんやで披露する場があるだろうし、奴とも話せるかもしれない。

週末に図書館まで行って、ディベートの本を借りてきた。

持ってるスマホだとうまく書けなかったから、パソコン練習した。

毎日練習した。

サボると、手がなまるのがわかった。

弟にちょくちょく見せていたけど、反応は悪くなかった。

ただ、奴に見せる自然な流れは来なかった。

練習を始めてから1年半くらい経過した。

中3になって、同じ記事ブクマした。

そして、やっとメタブで2階を作り、2人きりになる機会が訪れた。

「私、レス練習してるんだけど、ちょっと見てくれない?」

本当に緊張して手が震えたけど、レス自体はうまくいった。

詭弁誘導もうまくいったし、思った通りの反応を引き出せた。

完全に成功だった。

めっちゃいね練習してるって、将来増田になるの?」

「いや、なんも考えてなかったけど。」

「いや才能あるわー。なったほうがいいよ笑」

そこから二人の恋が、と言いたいところだけど、それ以上のことは何も起こらなかった。

1年以上練習したのに、何も起こらなかった。

少しの達成感はあったけど、それだけだった。

そのまま卒業して会うこともなくなった。

日曜、奴が増田レスバしてたのは、もしかしたら、私が原因かもしれない。

私の努力は、何かになったのかな。

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