2023-04-21

ワードウルフってゲームとして完成してなくない?

ワードウルフというゲームがある。

4-10人くらいで行うもので、テーマを2個決める。例えば相撲/柔道のように似通ったものが良い。

一人に相撲とだけ伝え、残りの全員に柔道と伝える。お互いのテーマ自分多数派かどうかは分からない。

時間を決めて話し合い、少数派を探し当てるというゲームである

一時期配信者などの間で流行った。このゲームについてずっと思っていることがある。

いや、ルールガバガバすぎん???

例えば途中から自分が少数派だと気づいたら、または相手テーマがわかってしまったらどうするのか。

自分相撲と言われたけどみんなは柔道っぽいな。俺も柔道の体で話すか」というスタンスで良いのか?

しかしそうなると人狼を見つけるのは至難の業である。会話になんの違和感も生まれないのだから

では「多分みんなは柔道だけど、俺は相撲って言われたからその体で続けよう」となるべきか?

これもおかしい。ゲーム忖度や手加減を入れると真剣勝負にならなくなる。

そこも含めて最初ルールを決めれば、という意見もあるだろう。自分もそう思う。

だが少なくともYoutuber最初にこのあたりを明言して開始する人たちは一人も居なかった。

案の定ゲーム中に「あ、それを聞くのはタブーで」みたいな流れもあった。

話し合いをするゲームで話し合いに制限が出るなんて、ルールとして不完全であろう。

もう一つの不完全感は、このゲーム要するに黙っている方が得なのである

自分多数派なら負けることはないし、少数派でもボロが出にくくなる。

ルールで縛ればいいが、発言の仕方を客観的ルール化するのはだいぶ難しい。

発言者を指名/ターン制にする、というのもアリだが、ワイワイ感が失われ時間もかかる。

もっというと勝ち負けの概念おかしい。ローカルルールはあれどだいたい以下のような概念である

投票を行いワードウルフを探せ出せたら、多数派勝利

ワードウルフを探せだせなかったらワードウルフ勝利です。

まり、非対称型対戦ゲームのため、全員一回ずつウルフを回す、という運用をしない限り、ポイントのチャンスが不平等なのである

かといって1回ずつ回すと最後の方はウルフになる人が推測できてしまう。

はじめは面白いゲームだと思ったのだが、いざやってみると(または人の配信を見てみると)意外とおもしろくないと思った人は少なくないはず。

いい改善案が浮かべば是非提案したいのだが、正直思いつかない。もう少しでめちゃくちゃおしろゲームになりそうなのだが。

  • 例えば途中から自分が少数派だと気づいたら、または相手のテーマがわかってしまったらどうするのか。 「自分は相撲と言われたけどみんなは柔道っぽいな。俺も柔道の体で話すか」...

    • 中絶に興味があるんだ

    • 黙っている方が得なのである。 これはその通りなので、慣れた人向けには「最初に全員お題について一言ずつ喋る」というオプションルールがある。 仮に投票時間まで全員黙ってた...

      • 大事なのは、元主の様に黙った方がいいと考える人の為のルールが予め用意されているという事だ ゲームを語るなら、まずゲームデザイナーが作ったルールを読んでくれという話 多数派...

  • 実質ワードウルフは少数派に多数派のお題を気づかせてはいけないゲームではある だから 「多分みんなは柔道だけど、俺は相撲って言われたからその体で続けよう」 個人的にこっち...

  • 例えば途中から自分が少数派だと気づいたら、または相手のテーマがわかってしまったらどうするのか。 「自分は相撲と言われたけどみんなは柔道っぽいな。俺も柔道の体で話すか」...

  • 人狼系はそういうところあるよ 俺も出来のいいゲームだとは思ってない

  • 自分が書いたのかと思った 一度だけやって「なんだこのゲーム未満のやりとり…」となったことを覚えている ゲームマスターを設置して、質問の内容を判断したりゲームマスターが質問...

  • 仮想敵をつくって文句を言い合う事で連帯感を生むってやつなんじゃないの? あわないひとにはあわないのかもね

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