男:「ただいま」
女:「……」
男:「どうしたの」
女:「……」
男:「だまってちゃわからないよ。何かあった」
女:「もうがまんできない」
男:「え?」
女:「どうしてポケットにティッシュを入れたままズボンを洗濯にだすの?!細かいゴミが洗濯物全部に広がってやり直しになったじゃない!」
男:「あ、ゴメンついうっかり」
女:「だいたい脱いだ服をそのへんにおいておかないで!」
男:「また着るかなと思って」
女:「着ないでしょ!私が毎回洗って乾かしてたたんでしまってるの!」
男:「…」
女:「あと、毎食後食器を食洗機にいれるくらいの事がなんでできないの?洗ってって言ってるわけじゃないのよ。機械にいれるだけ。小学生でもできるでしょ?」
女:「じゃあ、入れ方を聞けば良いでしょ!子供じゃないんだから!!!!」
男:「はい…」
女:「もういや。ずっと何年もこんな事我慢してきた。こんな下らないこと私が我慢すればいいと思ってた。でももう沢山!」
男:「ありがとう!」
女:「え?」
男:「関係が修復不能になる前に教えてくれてありがとう!勇気をふるって僕の良くない点を伝えてくれてありがとう!」
女:「わかってくれたの…」
男:「うん。健全な結婚生活には正しいフィードバックが必要だということが良く分かったよ。今度からそう言ってくれれば自分も行動を改める。もちろん一回で変わるわけじゃないけど、努力するよ!」
女:「本当にわかってくるのね!」
男:「うん、よくわかった!だから僕もフィードバックするね!」
女:「うん」「え?どういうこと?」
男:「君よくスマホのケーブルが調子悪くなるっていってるけど、あれコネクタじゃなくてケーブルを引っ張ってるからだから。止めようよ。毎回買うのも手間だしお金の無駄」
女:(信じられない顔)
男:「あと、リビングで焼き肉するときの延長コード。余ったところをぐるぐる巻いて紐でたばねたままで使わないようにしようよ。危ないから。毎回気がつくと僕が伸ばしてるんだけど。最悪火事になる」
女:(ピク)
男:「普段君が運転する車、フロントガラスときどき拭いた方がいいね。逆光になると光が散乱して見にくくて危ないから。たまに自分が運転するとき拭いてるけど、いつでも僕が拭けるわけじゃないし」
女:(ピクピク)
男:「PCやスマホのセキュリティアップデートは無視しないで実行しようよ。マルウェアとかに乗っ取られたら大変な事になっちゃうよ。ときどき君に使い方聞かれたときについでにアップデートかけてあげてるじゃない?君は僕に『わからないからやっておいて』っていうけど、自分で定期的にやった方がいいと思うんだ」
女:(ピクピクピク)
男:「他にもいろいろあるけど、僕もこんなこと自分がやればいいやと思って我慢してたんだ。でも間違いだった。僕も行動を改めるから、君もそうしよう。より良い夫婦関係への第一歩だ」
女:「ふざけないで」
男:「え?」
女:「私が大事な事を話してるのに、下らないことばかりで私の揚げ足取りして!セキュリティとかフロントガラスとかコードとか、どうでもいいことでしょ!私を馬鹿にしてるの?」
男:「ええ!最悪火事になったりデータ盗まれたり事故にあったりするのに?」
男:「えぇぇ」
女:「もう、本当に愛想がつきた。もう無理。さよなら」(出て行く)
男:「なんで...?」
何故なのか
このケースなら、女側は下から困りごとを依頼してるのに、男側は上から不出来を指示してる形だから腹立つのはわかる 元から両者がそういう関係性を求めてるならともかく、対等な話...
金銭の浪費も家事やデータ流出も、困りごとというか実害を被るリスクなんですが……
ワイちゃんも彼ピと暮らすとこうなるのかあ…(絶望)
お互いできる事をやっていく。ちゃんとありがとうを言う。で、そこまでこじれる事は無いと思ってるけど難しいもんなんだな 食洗機持ってないけど、置き方で洗いぐあい変わるんだ?
「お前がちゃんとやれよ!」って言われる前に、「これは自分は苦手だから全部お願いします」ってお互いに頭下げられる関係が必要なんだろうな そうやって相手任せにした結果、生活...
「これは自分は苦手だから、君がいてくれて本当に助かる。結婚してくれてありがとう」 くらいの感じか
そうそう、それが理想だよなあ なんでみんな多くを望んでしまうんだろうな 愛難しい
横遅だけど食洗器の中心(水の噴射元ね)に汚れてる側を向けて置くのが基本というかメーカー推奨の置き方だよ。 ただよっぽど容量一杯まで詰めるとかでもない限り、ぶっちゃけ汚れ...