地方の市役所は新卒はわりとキラキラしてるんだよね、数十人単位である程度学歴もあって優秀な人材が集まってるから。
そら都会の大企業に比べたら屁みたいなもんなんだろうけど。
自分はそのキラキラした存在になりたくて10年頑張ってみたけど、どうしてもだめだった。
いろんな自治体を受けてみたけど、毎回面接で落ちちゃうんだな。
予備校にも通って面接練習なんかもしたんだけど、講師からも「なんでそんなに落ちるのかわからない」なんてお手上げ状態。
公務員になって、キラキラした同期や先輩後輩たちと楽しくお仕事したかった。
非正規職員として一時期働いていたから、正職員たちが眩しくしてしかたなかった。
自分は精一杯働いて人様の役に立ってると自負があったけど、面接官から見たらなにか足りないか、致命的な何かを持っていたんだろうな。
今は金でコンプレックスが解消できるかなと始めたアフィリエイトの収入が年に300万くらいある。
でもそういうことじゃないんだよな、どうしても消えないコンプレックスがある。
金じゃ解決出来なかった何かがあるんだ。
もうすぐ子供も生まれて、うだうだ悩む年齢じゃなくなってることはわかるんだけども、コンプレックスが拭いきれない。
公務員が良いことばっかりじゃないってこともわかってるし、今の会社にだって良いところはたくさんあるんだけど、
それでも公務員になって賢しげに法律と格闘したりわけわからん市民と折衝して同僚と励まし合ったりしたかった。
最近、受験の年齢制限が引き上げられる自治体が増えていて、まだ受験しようと思えばできるんだけど、