新卒1年目です。
大学は東京で、理系でメーカー志望ばかりの学科だったのですが、うちの業界は基本的に工場は地方の海沿いにあり、特に大きい会社は関西圏に多い(関東圏ももちろんあるけど)。
学生の中には、「絶対に関東で就職したい」という層が一定数いて、もちろん探せば全然あるので、選択肢が1/3くらいになるけど就職することはできる。
ただ学生当時の私は、「立地なんてそんな個人的なことで就職先を決めるなんて負け。そんな贅沢言っていたらどこも採ってくれないよ。学生たるもの事業内容や売上高や営業利益率で企業を探すべきでしょ。」と思っていた。
それで私は全国の企業を受けたのだが、縁あって関東の企業に入社した。うちの事業所は業界では指折りに首都圏に近い。電車で1時間で都心に出られる。
入社してからようやく思うが、事業所の立地は社会人生活のQOLに直結するね。
前に地方工場勤務で絶望していた増田がバズっていたけど、あれを読んだ就活生時代に「そんなにか…?」と思っていた。が、今なら分かる。都心で生活してきた者に地方の生活は大分苦しい。というよりも都会での生活に慣れているのでそれが快適すぎる。
2時間で実家に帰れる。ちょっとした用事で実家に寄れるのは非常に便利。「親のふるさと納税でいいフルーツを得たから食べに帰ってこい」だの、「実家に置きっぱなしにしていた服が急に着たくなったから帰る」だの、「料理を作りたいけどやり方が分からないから教わりに帰る」だのが気楽に出来る。新幹線の距離とかだったらそうはいかない。実家が近いところに就職して本当によかった。
・あと都心にすぐにアクセスできるので、学生時代の友人と会うのも容易だし、都心にしかない色んなサービスが受けられるのもありがたい。