大企業で長く働いていると、絶対にどこかのタイミングで「卑怯者ムーブ」が迫られるときがある。
それは顧客への対応であったり、取引先であったりいろいろである。
マンガ島耕作にもよく描かれている。島耕作は決して正義のヒーローではなく、かなりの闇も抱えている。
大企業は個人の正義をふりかざす場所ではなく、大企業という要塞を守るための人間の土手が必要だからである。
「人間の土手」「歯車」となって20%の能力で終えるかどうかは本人次第とは思う。
しかし「卑怯者ムーブ」が耐えられるかどうか、これは本人の人間性・信念の問題とも思う。
人によっては、新卒のころ「こんな卑怯なことやってられねえ!」と憤慨したかもしれないが、20年経って、習慣になってしまい、本当に卑怯者になってしまう人もいるだろう。
常に80%の人間は保身・保守で自己利益だけを考え、20%の人間の生産性に寄り掛かる、というパレートの法則の学説がある。大企業においてはそれが顕著である。 しかし、大企業に入って...
大企業で長く働いていると、絶対にどこかのタイミングで「卑怯者ムーブ」が迫られるときがある。 それは顧客への対応であったり、取引先であったりいろいろである。 マンガ島耕作に...
追記: 中小企業だと相対的に「組織:個人」の比率が減るから、食われる量も少なくなります。 なので「新卒カードは大企業で使え」というのも錯覚であり、人権侵害の罠の甘い言葉と...