https://anond.hatelabo.jp/20220329025632
俺は襲われたわけではないが、ソロキャン中に逃げ出したことがある。
あれは20年ほど前。
俺がまだ大学生だった頃だ。
そんな時「一人でキャンプツーリングに行きたい!」と思い立った。
俺は思い立ったらすぐに行動するタイプのため、すぐにホームセンターで適当なテントと寝袋を買った。
あとは懐中電灯、携帯食、服、その他生活雑貨をかき集めて、バイクに積んだ。
パーキングエリアでテントを張るのは気が引けたため、そのままベンチに寝転んだ。
疲れていたし、駐車場からは少し離れた場所にあるベンチだったため、熟睡できた。
翌日の早朝には、伊豆半島に着いていた。
沢山のバイカーが居て、ピースサインを送りあったり、とても楽しかった。
その夜は伊豆の真ん中あたりにある、キャンプ場に泊まることにした。
ただそこは廃業したようで、少し荒れ果てた感じだった。
水もないし、トイレも無い。
暗くなる前にテントを張ろうと頑張った。
何とか張り終えたとき、辺りは真っ暗だった。
買ってきたパンを食べた。
食べ終えたのは、19時ごろだった。
寝るにはまだ早い。
が、何もすることは無い。
当時はスマホなんて無い。
懐中電灯で本を読もうにも、つけっぱなしにする電池がもったい(当時はLEDなんてなかった)
真っ暗闇だった。
懐中電灯で少し奥を照らすと、石造があることに気が付いた。
何気なしにその石造の近くで用を足した。
その時、石造をチラリと見た。
というのも、この真っ暗闇で、少し恐怖を感じていたからだ。
考えるな、考えるな。。。。と自分に言い聞かせた。
俺は寝袋にもぐりこんだ。
しかしなかなか寝付けない。
ウトウトしつつ、少し寝ては起きて、少し寝ては起きて。
そんな浅い眠りのターンを繰り返していた。
するとやはりと言っていいのか、目がさえて寝られないターンがきてしまった。
時計に目をやると0時30分。
朝まであと5時間以上ある。。。
何とか寝ようとするものの、暗闇の恐怖が心をざわつかせ、眠れない。
するとどうだろう。
俺が寝ている時に、他のキャンパーが来た?
俺は恐る恐る、外を見まわした。
そこには誰もいなかった。
だがその後も、ラジオの音や人の話し声が聞こえてきた。。。
俺は怖くてガクブル震えていた。
どうしよう?
逃げ出すか?
朝まで耐えるか?
俺は逃げすのを選んだ。
暗闇が怖かった。
それでも何とかバイクを走らせた。
その時ようやく、助かった・・・・と思った。
安心感抜群でぐっすり熟睡できた。
朝起きたら、犬の散歩をしているおばあちゃんに話しかけられた。
何故か5000円もらった。
よほど貧相に見えたのだろう。
まあ何が言いたいかといえば、あれだ。
暗闇を甘く見るなって事。
山を甘く見るなって事。
人生なめんなよって事。
この前テレビで聞いた話なんだけど 誰もいないのに人の話し声が聞こえるスポットってのがあって、調べたらガードレールがラジオ電波を受信して音を発してたんだって たぶんそれと同...
怖くて途中でやめた人の動画ならYouTubeで何本か上がってるね 人気のない山奥とかキャンプするとこの増田みたいな気持ちになるのは普通だと思う 誰もいないソロキャン、空には大量の...
話の主題じゃないけど俺も自転車で長期ツーリングしてるとたまにお金もらう。 爺さんとかオバちゃんに。 2千円とか3千円とか。 話ししても「私も昔は同じことしてた!」とか「孫がき...
まれびと信仰が残ってるんやろ