https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1845067
作画ってもともとは「アニメの真髄は作画にあり」っていう派閥の用語だったの。アニメ制作にはざっくり
っていう工程がある。アニメの持つ快楽の源泉は「動き」にあって、その「動き」を決定づけるのは「作画=原画+動画」という工程にある、って思想ね。
物理現象の美しさを、人物の芝居と感情を、二次元を三次元として表現する奇跡を、カメラワークの妙を生み出すのは作画マンなんだ。
この芸術に取り憑かれた人間が映像研の水崎であり、作画スレの住人である。
だが作画という言葉は「作画崩壊」というトレンドと共に、本来の意味から変わった形で普及した。
一般的に作画は上記工程の「完成」の部分を指す言葉になった。そして静止画としてのクオリティを示す言葉になってしまった。
アニメからワンカットワンフレームを切り抜いて、その画面の華やかさや造形のクオリティを指して「良い作画だね!」なんて言ってるのを見るとムズムズしてしまう。その画面、全然動いてないじゃないか、ってさ。
もちろん静止画=イラストとしての完成度は作画のクオリティをも左右する。だが本来の本質は「動き」なんだ。どんなに素晴らしい絵でもそれが「アニメーション」していなければ価値は低い。それが作画クラスタの価値観。
自分もブコメ斜め読みした時ははてな民はアニメに興味ないんだろうなってのだけが伝わった
綺麗な絵が見たいなら画集買えばいいのにね でもそうじゃないんだ! 俺たちは絵が動いて魂が宿っているのを見たい! アニメーターさんいつもありがとう!!
はてな民て結構サブカル音痴多いよ 町山とか評論家好きだったり感想言うの好きな割に作品を見る力が全然ない
作画は"セル画"の一枚絵ではなく"画"をつくりあげる行為だってことだよね やっぱり画像ファイルが掲示板でやりとりできるようになって画像だけがわかりやすくなってしまった弊害かと...