万年セルラン圏外のどマイナーなソシャゲを最近始めたのだが、意外とポチポチやるのが楽しい。
ドラマチックなメインシナリオとかリッチな3Dとか動く2Dとか一切なくて(カードイラストがそのまま立ち絵になる仕様)、
ゲーム部分はほぼポチポチしながら見守るだけな虚無、キャラボイスも戦闘やホーム台詞の一部にちょろっと入っているぐらいのあまりのやる気の無さで、
ついでにどうもリリースしばらく経ってから運営がやらかして炎上したようで、そこからずっと低空飛行を続けているようなゲームだ。
それでも大したテキストがないからこその描写のあっさりさや、ポチポチで済む操作の手軽さが妙にしっくり来てしまい、だらだら続けている。
セルラン上位に来るようながっつり時間を喰うゲームも並行してやっているので、それらに疲れた時に丁度いい立ち位置なのだ。
季節イベントで提供されるキャラの会話もひたすら無難で他愛のないものなのだが、だからこそ変に感情を揺さぶられることもなく、キャラクターに素直に好感を抱くことができる。ゲーム外展開もほぼゼロなので、ひたすらゲーム内のコンテンツだけに集中できるのも良い。
問題は、そういうゲーム故にいつサ終してもおかしくないことである。
サ終のお知らせがいつ来てもおかしくないゲームと認識して始めたのだが、愛着が湧くと意外に終わってほしくないものだと思えてしまうから不思議だ(微々たる額だが好みのキャラのピックアップが来た際には若干の課金もしてしまった)。