2021-12-30

友達という関係は個々人によって解釈にけっこうバラつきがあるのだと思う

かつての友人は「友達とはなんでも言える関係」だと悩み愚痴自分に言ってきた

身体の不調や通院先の不満など、まずは同居の家族にでも言うべきで、少なくとも離れた場所にいる自分に言ってもどうにもならないだろうと思うことも多かった

頼み事も多かった、友人が興味を持ったアイドルイベントに一人で行ってきてくれないか、という依頼がとにかく迷惑だった、自分は興味無いし行かないと伝えても頼んでくることをやめなかった

ある時、自分の親が癌で入院した その事実を知った日に友人は通話をしてきていつもの愚痴を延々と一方的に伝えた 親が入院したと伝えても一言二言返しただけで、いつもの芸能人の話を続けようとする友人にどうにも我慢がならなくなって諸々ブロックした

以降連絡はとっていない

友達とはなんでも言える関係、たしかフィクションではそういうキャッチフレーズをよく見かける

でもこの文脈で使われる何でも、は、家庭環境学校環境恋愛関係の悩みがメインであって、芸能人イベント首都圏住まいのお前が休みとって行ってこい、というようなものではないと思う

また、友人関係というなら悩みや愚痴相互に言うものだと思う、がかつての友人との場合は向こうの愚痴をただただ聞き励ますばかりだった

就職してからオフでよく出かける友人もいた

先の友人に比べると話は通じるが

この友人は突然不機嫌になり、人を無視しはじめる気難しいところのあるタイプだった

映画舞台イベント流行りの飲食店など連れ立っていく相手として適当相手がいないか体裁として自分が誘われていたのだろうが、

人間的には合わなかったのだろう

毎回のように不機嫌になり無視されるので、その友人と出かけるのはすっかり苦痛になり、何かと理由を付けて断るようになった

が、あれほど毎度不機嫌になるくせに遊びに誘ってくる友人 何を考えているのか分からないが、とりあえずもうこちから連絡をすることはやめた

コロナで出かける機会も無くなり、断るにも大義名分ができてホッとしている

数少ない交友関係で、長く一緒にいた親友と呼んでも良かったはずの友人たちは、結局縁を切ってしまった

自分には友人はいない、いなくなった

けれど別に必要ないなと思っている

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