「都立高入試、男女の合格ラインで最大243点差 8割で女子が高く」
https://mainichi.jp/articles/20210526/k00/00m/040/003000c
都立高校の入試が男女別定員となっており、男女で合格最低点が異なるという問題。
トップ校では女子のほうが入りやすく、中下位の学校では男子のほうが入りやすい。
なぜ全国で東京都だけが男女別定員を取っており、今なおそれを止められないかというと、東京には私立学校が多いという特徴がある。
東京の私立高校には男子校・女子校が多く、男子校31校、女子高83校となっている。
高校入試が大学入試や中学入試と違って難しいのは、進学希望者ほぼ全員が浪人せずにどこかに行く場所を用意しなければいけないからだ。
全部、落ちて行くところがない人が出てはいけない。
だから、大学入試や中学入試と違って、全体のバランスを常にとり続ける必要がある。
上記のように東京都では女子校のほうが男子校よりも52校も多いので、この女子校の定員分だけ、都立高校の女子の入学枠を減らさないといけない。
もし、都立高校が男女別入試を止めてしまえば、どの高校にも進学できない男子生徒が大量発生する。
たしかに、高校入試で合格最低点が男女別に分かれているのは不条理にも感じるが、それを止めた場合の副作用として、中卒男子大量発生。
教育の機会均等という意味で、高校にすら行けない子供が大量に出るのは、やはり人権侵害とも言えるだろう。
この難しいパズルを解くには、都立高校だけの制度改革でなく、私立の学校をぜんぶ共学にするなどの、大きな構造改革が必要となる。
しかし、都立高校の男女別入試を問題視しているフェミニストは、私立中高を出た高学歴が多く、私立学校をも含めた構造改革は、自分たち(の子供の)利益を損なうので、主張しない。
よくしらんけど 入学時の成績をそろえるより 男女の数をそろえた方が 当事者である高校生の学校生活は幸せなんじゃないですかね。 まぁ総定員の5%ぐらいは純粋な成績で選んでもいい...
入学してみたら、1クラス男数人なら悲惨じゃないか。反対も然りだけど。
フェミニストの主張は、実は驚くほど単純明快。 「良い学校や企業に入れる女性の人数を今よりも増やせ」という大きな主張が背景にあり、それにもとづいて個別の主張を行っている。 ...
都立って学費安いんじゃないの?違ったらあれだけど、貧乏な家の女はかわいそうかも