彼氏に薦められて、今日初めて「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」を見た。
正直、ガンダムは00しか見ていないニワカだったので、YouTubeの一年戦争史のうち、宇宙世紀創世~第一次ネオ・ジオン抗争までのダイジェスト版を予習してから見た。
感想としてはシャアやべえって感じ。最後の台詞が「ララァ・スンは私の母になってくれるかもしれなかった女性だ(以下略」ってやばくないか?自分が求めた母性(ララァ)がアムロによって壊されたから、アムロに復讐するために戦争...だと...?しかもララァが死んだのはシャアを庇ってのことだったのに...?シャア勝手すぎない?
そう思って感想サイトとか考察サイトとかを読み漁ったら、それが逆にかっこいいみたいな記事ばっかだった。彼氏も同じことを言う。なぜ...。
まぁでも私はそれよりも、シャアと同じ(?)ように父性を求めたクェスに対して、やれ悪女だのやれ頭おかしいだのと散々に言われている事の方が、意味不明だった。
シャアが母性を求めるのは良いとされているのに、クェスが父性を求めるのが否定されるのはなんで?
確かにクェスはアムロの恋人であるチェーンに会ってすぐに「船から降りろ」とか言ったり、公共の場でシャアに「自分はララァの身代わりなのか?」と聞いてしまったりしていて、「他人の気持ち」を考慮できない点はある。
でもシャア自身も、クェスが父性を求めていた「気持ち」を読み取れていなかったから、クェスとどっこいどっこいだよな...?
シャアが好きなら、シャアと同じように他人の気持ちを読めなくて、父性を求めたクェスも好きになるんじゃないの?
こんな感じのモヤモヤを彼氏にぶちまけたら、「クェスは逆襲のシャアのぽっと出だし、愛着がわきにくい。それに対して、シャアは今までずっと見てきたし、なんでそんな考えになるのか共感できるしで、ある意味愛着がわいてる。この違いが好き嫌いを分けたんじゃないかな」って言われた。彼氏、答えてくれてありがとう。
私はダイジェスト版でしか見てないし、ガンダム歴1日だしで、シャアに愛着がわいてないから、そう見えるのか......でも全編通して見ても、シャアカッコいいって感想になるのか正直分からない。
クェスは生意気女子だから