全部金として測ろうとするから、起きるかわからない危機、生まれるかわからない技術としての産業について無視する。
更にいうと、金の循環についても事実上無視する。だから、金を貯め込む平均消費性向以下の富裕層や、資金余剰局面の企業をバカバカフリーハンドで減税して景気を落とす。
ケインズ主義としての資本主義は、資金調達しての支出(投資)と、収入のうち消費に回る比率(消費性向)に着目して、資金調達しての支出を初項、消費性向を公比とした等比数列の和と言うことを示した。
そして、資金調達しての支出って何かというと、まだ見えないものを金をかけて対策するということだ。政府であれば、まだ起きてない災害、疫病蔓延、困窮者の救済、企業が何に使えるかわからない段階の科学の探求。
企業であれば、まだ完成していない新しい商品に対する技術の検討、量産のための設備。
資金循環上、資金調達しての支出を意識しないと経済は説明できないからの副産物だったが、結果的には、資金調達して、まだ見えないものに金を出すということをしていたのがケインズ主義としての資本主義。故に1990年まで日本は強かった。
この「まだ見えない段階のものに金を出す」というのこそどれぐらい出すべきか、他のものと比べてどうかと比較するかが難しい。
しかしそんなのもの無視するという新自由主義としての資本主義が故にコロナに対しても十分な力を発揮することなく、現場の医者、看護師が頑張ればいいと無理強いするだけ。
まあ、無理強いして結果回れば新自由主義としての資本主義としては成功なんだろうけど、人不足で人がこないどころか、現職者がやめたりコロナに感染してさらに状況が悪くなる。
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資本主義は目先のカネっていう『今そこにある人命危機』の救済優先
新自由主義としての資本主義限定な。 全部金として測ろうとするから、起きるかわからない危機、生まれるかわからない技術としての産業について無視する。 更にいうと、金の循環につ...