妊娠が分かった時に「世界が色づいて見えるくらいハッピーになった」ってこともなく、
むしろ、「この異生物と10か月間体をシェアするの?大丈夫なの?」って、方が先だったし。
産まれるまでは、何て呼ぼうかしらって考えていても、
顔見た瞬間、「これは可愛いで済まされる生き物ではない」って畏怖が先に立っちゃって、
新生児に○○さん呼ばわりする謎お母さんになった。
自分が全力を尽くさなければ、簡単に死んでしまうし不幸になってしまう生き物だから、
日々動いてる感じ。
そんな母性的にダメ親だけど「子供たちと向き合ってて良いお母さんですね」と先日言われて、
母性ってなんだろうな、と。
つまるところ、子供や自分よりも弱いものを可愛いと思えたり、守りたいと思うことなんだろうか。
でも、それだったら「君は俺が守る!」的なものと同じであって、男女で生じる差ではない気がする。
母乳を供給できる女性は、食料危機から守る!で母性ってことなのかな。
分ける必要あるのかな。これ。
てか、今の時代、外敵いないし、役割分担してる場合多いけど、生活基盤支えてるの一緒じゃない?
人の世話を焼くのが好きとかそういうのは、持って生まれた個人の性質とか育った環境の結果だよなぁ。
男性は女性に癒されたいのが本能って言った友人がいたけど、私は女性だけど誰かに癒されたいって思ってるわけで。
独身時代は本気でメイドさんが欲しかったし、今でも心底ほしい。
ふわふわした雰囲気の優しい人に「今日は頑張ったね。お疲れ様」って、頭撫でてほしい。
うーん。
自分が心底疲れてる時には、皆優しい声かけてくれるけど、それは男性だって含まれるし。
だとしたら、母性父性ひっくるめて「人をいたわる優しい気持ち」でいいじゃん?
なんか良く分からなくなってきた。
とりあえず、人に向かって母性や父性を言う人には近づかない方が、
お互いの幸せのためによさそうだ。
自分が心底疲れていようが、優しい声かけてくれるなんて限らないんですけどぉ?
父性母性は環境にあんまり関係なくて先天的なものだよからねえ ある人はない人を理解できないんだろうな 生まれつき目の見えない人の視界を想像できないような感じだと思う