2020年前半、B級映画監督でも却下するような狂ったクソトラウマストーリー展開でファンを震撼させた推しも、最近やっと面白コンテンツとして復活してきた。気がする。
けれど、もう周りはすっかり疲弊している。
実際私も疲弊している。
推しが出てる配信動画を見ながら、「共演者の皆様は親しげに推しと会話してるけど心の中では『あんなダサいことした人と共演するのやだけど仕事だからしょうがない…終わったらさっさと帰ろ…』と思ってるに違いない」と邪推してしまうのはバカバカしいし何の得にもならない。が、どうしても考えてしまう。
どんなに推しが前に進もうとしていても、「でもあんな醜態晒したんだよな…」が頭を過ぎる。恐らく降りてもこの人を見るたび思い出すたび一生頭を過ぎる。
あのクソダサ醜態を経て、これから先どんな風に芸能界で生きていこうとしているのか気になる。
これから始まるのがサクセスストーリーなのか、悲劇なのか、喜劇なのかは分からない。
まず、炎上直後に生放送でベソかいてた姿から見事にトランスフォームし、開き直って元の調子を取り戻した様子がそう思わせた。
開き直らないとやってられないんだろうな。
そして、何より今までが面白かったことも展開への期待値を上げる。
ファンというよりはワイドショーを寝っ転がって見る下世話な人間として、推しという名のコンテンツを消費して楽しんでいく。
生きろ、推し。
あなたにはまだ、疲弊してボロボロ他界寸前の、崖っぷちに手がかかっているファンがいる。
這い上がろうとするファンの手を踏みにじるなよ。
新しいファンを突き落とすなよ。
可哀想だろうが、単純に。
せっかく好きでいてくれるのに。
勝手に好きになってるだけ?みんな多かれ少なかれお金出してるだろ、その対価が人を不快にさせるなんてそんなサービスあるんか。