優生保護法がまだ存在していたら確実に生きていなかった増田である。
障害を持った人や精神科通院歴のある人に勝手な不妊手術をしたことなど人権無視も甚だしい到底許せないものだ
しかし、増田は、優生保護法さえあれば生まれてこなくて済んだのにとも思う
はじめて優生思想という考え方を知った時は感動すらした。これさえあったら死ななくて済んだのに、と思った。
増田家の諸々は省略するが、先祖代々父方母方どちらも精神疾患を患っている人間がいる。
父も母も鬱病で発達障害である。御多分に漏れず増田も鬱病で発達障害だ。
幸か不幸か、父も母も、また、祖父母もそれぞれ別の分野ではあるが、あることに特化していたので、社会的にはある程度認められて生きている。むしろ社会的強者であると言っても過言ではないかもしれない。
増田自身もある分野にとても強いので、お金にはおそらくこの先も困らないだろうと思う
しかしながら、生活や人間関係、精神面のことを考えるととても楽とは言えない。
0か100かでしかものを考えられない特性のおかげで苦労したことは(また苦労をかけたことが)数えきれないほどあるし、それ以外にも片付けが出来ないだとか、特にこの季節になるとひどい鬱状態になるとか、細かいことが積み重なって死んだほうがよっぽどマシだと何度も考えた。自殺未遂を繰り返してまともでなかった時もある。
優生保護法を考えた人、そして今も優生保護法を支持する人の多くは、優秀な遺伝子だけ残して使えない人間は切り捨てようぜという感じだと思う
でも、もしかしたら、たった1人かもしれないけど、こうして増田のように苦労する人間を見て、そして辛くて亡くなっていった人間を見て、こうしたかわいそうな(という表現は違うかもしれないけど)人が少しだけ減ったらいいと思った人がいるのかもしれない。
同情かもしれないし、優生保護法下において淘汰されていった人たちにとってそんなのは知ったことではないと思うけれど、あの法律には誰かの優しさが一握りでも入っているのかもしれないと思う。思いたい。
生きていたくないのだ。優生保護法があればこんな気持ちを知らないで済んだのだ。誰かに迷惑をかけてまで生きていたくない気持ちが、障害者の人権擁護を叫ぶ心優しい人たちにわかるだろうか。そういう人たちは全員を救えるだけの力を持って優生思想に反対をしているのだろうか。
ここでは精神疾患だけに限局して書いているので、身体障害を持つ人は全く別だということは強調しておくが、ただ頭ごなしに優生思想を否定することだって、人権侵害だと増田は思う。
増田だって本当は普通に生まれたかったのだ。そうでなれば生まれたくなかったのだ。生きているのが辛いのだ。アライさんみたいになってしまったのだ。
優生思想と優生保護法が混じってしまって大変な駄文になってしまったが、とにかく増田は優生保護法はだれかを救っていたかもしれないということを知って欲しかった。おわり。
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