2020-07-20

オンライン授業で壊死する大学生

今年の大学1年生はかなり不運だ。自制心のない一人暮らし学生は一瞬で堕落する。

月曜4限。1つ切って全休になるので迷わず切った。まともに話を聞いたのは初回のみ。ふと気が向いた日には授業に出るが今となっては何の話をしているのか全く分からない。

火曜1限。眠い。欠席3。

火曜3限。昼飯後なので眠い。欠席3。

水曜1限。眠い。欠席4。

水曜2限。目は覚めたがオンライン麻雀楽しいので聞き流している。欠席4。

水曜3限。まともに話を聞いたのは初回のみ。

水曜4限。これで今日の授業終わりだと思うと身が入らない。そのくせ授業後には今日4コマよく頑張ったという気持ちになる。自分でも意味がわからない。

木曜1限。眠い。初回の授業で出席は取らないと言われたので出ていない。課題も出していないがレジュメ見て期末試験をどうにかすれば単位は来るんじゃないかと甘えた考えをまだ捨てていない。

木曜2限。退屈。欠席3。

木曜5限。昼寝の後だと授業に出る気が失せる。欠席4。

金曜1限。予習の内容を授業で指名されて答えるという連絡を受けたので一度も授業に出ていない。

金曜2限。講師レジュメを読むだけで退屈なので聞き流している。欠席3。

金曜5限。初回しか出ていない。

例年通りの対面授業なら堕落しなかったかと言われると自信を持って首を縦に振ることはできない。が、オンライン授業だと授業への義務感が幾分か損なわれるというのは実感として確かにあって、その上毎日自室のベッドの上で寝起きしそのままベッドの上に座ってパソコンを開き惣菜パンを齧りながら授業を聞き、外出は最寄りのコンビニとの往復だけ、娯楽はインターネットだけの大学生活がどんなに味気ないか。2時間3時間と授業を受けるといい加減疲れてきた目を閉じたくなる。心地よい睡眠に身を任せたくなる。実際任せてみて気付いたときには今期の履修の半分以上が落単の危機で笑えない。地元から東京へ送り出してもらった両親に申し訳が立たない。学生保証人には成績が郵送されるので、どう言い訳しようかと考えると今から夜も眠れない。

第一志望ではないにせよ希望する学科へ国公立後期試験をくぐり抜け合格を勝ち取った。去年一年間夢見てきた大学生活は、入学後4ヶ月経った今もまだ夢のままであるGoTo なんとかとかいキャンペーン貼るぐらいなら大学に行かせろ。大学生が登校禁止なら生活インフラに係るとかのごく一部の職種を除いて社会人も出社禁止しろクソッタレ

そういえばオンライン授業に対して義務感を感じないのは授業時間内に提出しなければならないような課題がないからかもしれない。大抵の場合は次週の授業までが締め切りになっているのでそれまでにレジュメ見直せば授業は聞かなくても良いなという気持ちになる気がする。

こんなしょうもないのを書いていたら日曜日が終わった。今週も何もできなかった。眠い。寝る。

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