ここで言う啓蒙ってのは、社会全般に知を広めることで社会全般を良くしていこう、という運動のことね。
啓蒙主義は科学が興ったおころに西欧世界で広まって、しかしこれは西欧中心的・貴族主義的な傲慢さを含む思想であるため、20世紀までには思想上でぼこぼこにされて廃れた。と、俺は理解していた。
でも民主主義や自由について考えれば考えるほど、これは啓蒙、という発想を前提している制度であって、現代のわれわれにあっても啓蒙主義を推進する以外の道はないと思えてきた。
民衆全般が賢くならないと、結局のところ民主主義は上手くいくことはない。アベ信者もアベガーも対消滅することはなく、マスコミは馬鹿向けの番組を製作してバカを量産し、SNSでは正義ぶった苛めが横行して自殺者が絶えることはないだろう。
インターネットっていうのは、理論上、その活動にすごく向いているはず。
ところが現実のインターネットっていうのは、"啓蒙が行き届いている状態"の、真逆を行っているように見える。
ネットを見れば見るほど、なぜか人は馬鹿になる、ように見える。
なぜだ?
仮説1 ネットを見れば見るほど個人は賢くなっているが、バカのバカ度合いとバカの流入速度が賢くなる量を上回っている
そうだとして、しかしそれはどういう理由なのか? ちゃんと考えると大変そうだ
仮説3 群衆は決して賢くなることはない
これはシンプルに間違いなので棄却する。流石に明治時代の大衆と令和の大衆では、令和のほうが啓蒙されているよ。コロナ騒動のこととかを精査すれば論証もできるだろう。
仮説4 群衆は実際に賢くなっているが、群衆の内部にいるので比較できず、わからない
これな気もするなあ。
・愚かな啓蒙が進行している ・群衆は中途半端に啓蒙された状態でこそ愚行をする
なるほど、わかる。 ネットの利用で啓蒙を進めるのは、知識と勉強時間が浅くなりがちになる。 だから愚かな行動が増えるのかも。 だとしたら、ネットを使う前にやっぱりガチ教育...
インターネットでの啓蒙は可能 しかし知的レベルや嗜好で閲覧するコンテンツを選べるので、低い知的レベルの相手に届く啓蒙が必要 現状のインターネットの啓蒙はある程度の知的レベ...
なるほど。 啓蒙主義がちゃんと信じられてないせいで、それをやっている人が少ない。 そういうのもあるだろうな。 ネットに質の良い情報を無料で投稿し続けるような、初期ウィキペ...
地道におかしいことを言ってるやつがいたら反論するぐらいでいいと思うよ。 といってもおかしくてさらに話を聞く気がない、詭弁強弁を駆使しているようなのは、論をそらさせず、論...
知的レベルが低いと反論を「自分への攻撃」と認識してより意見の硬直化を生むから、反論は啓蒙足らない。 知的レベルが低い人が自分で過ちに気づいて、その上でそれを認められては...
言ってみてその反応で「知的レベルが低いか」を判断するんだよ。 知的レベルが低い以外にも金をもらって書き込んでるやつもこのご時世いるんだから。 反応でこれは意味ないなと思っ...
それは啓蒙の話とは関係ないんじゃない? 反論してる時点で知的レベルが低い相手には「啓蒙」にはならないじゃん。
一方的にこちらが言うのは啓蒙としては下策だと思うよ。 向こうがこちらの話したことを受けての反論(疑問含む)を受けて、照らし合わせて答えての対話だと思うわ。 こちらが間違っ...
だから、相手の理屈に反論したら下策なんだって
言いたいこと一方的に言って相手が聞くわけないじゃん。 君は偉い人間が一方的に話して「知的レベルが低い奴は一方的に聞いてろ」というスタンスに見える。 だが君が知的レベルが高...
いや啓蒙ってそういうもんだから 知的レベル低いやつらをどうやって底上げするかの話で、元増田にもあるように「貴族主義的な傲慢さを含む思想」なわけよ だが君が知的レベルが高...
ネットには啓蒙主義の実践者も多いし、無料で質の高い情報を投稿し続けてる人もたくさんいるけど。 そもそも馬鹿を相手にしてないし、馬鹿に楽しんでもらおうって気持ちもないから...