2020-03-28

製造業にいると、コンピュータが遠くなっていく

CPUVHDL,Verilog,System-Verilogで書いたりした時もあった。

USB,HDMI,電池の充電制御,WiFi,自動車など色々やったが、コンピュータが遠くなっていく感じがある。


FPGACPUを書いてOSを起動させたとして、自分普段仕事環境が良くなるわけではない。

ソフトウェアでは次々と開発環境が良くなっていくし、自分で使いやすいようにカスタマイズもできる。

でもハードはそうではない。MS Officeは動くがメモリが4GBでカクカク。

作ったハード自分達が使うわけじゃない。例えば100Gイーサ開発してもその恩恵は得られず1Gbpsが関の山だったりする。


C言語アセンブラまではハードがどう動いているかわかるが、

Python,Go,R,C++,Rubyくらいになると書けるがどう動いてるかわからなくなってブラックボックス化する。

社会的には正しいのだが、自分が関わったハード自分が書いたC/C++コードを上位から呼び出すのはわかるが、

ハードが変わったらブラックボックスになる。ロジアナオシロで見てわかるレベルであればいいが。


またソフト業界とのギャップも感じる。

PandasのTime seriesが時間を扱えるのかと思っていると、ピコ秒が扱えない。

これは1例に過ぎないが、Amazon本屋新刊が出ると買って勉強し、ライブラリ公式ドキュメントも読んでいくが、仕事に直結しない。

クラウド使ってディープラーニングのやり方は沢山情報はあるが、CPU内蔵GPUメモリ4GB+FPGAでやる情報なんてない。

しか電流量絞ってないと物理的に壊れる恐れもある。辛い。


うそう、コロナオーバーシュート話題になったが、

オーバーシュート場所を検出したり、統計処理するようなソフトもパッと出てこないので書いた。

このあたりもソフト業界ギャップを感じてしまう。オシロ機能としてあるわりに、手元のPCだと自作する羽目になる。

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