2019-12-01

雨男Z君

Z君と仕事をするようになって僕は雨男という存在を信じるようになった。

雨男と言っても、本当の天候の渕上様的な意味での雨男ではなく、「彼が参加したプロジェクトにはことごとくトラブルが発生する」という意味でだ。僕が知る限りでも、いくつかの転々としたプロジェクトやチームで

などなど、枚挙に暇がない。原因をたどると必ずしも彼一人の責任とばかりは言えないものだったり不可抗力的なものだったりする。にも関わらず彼のいるところでは明らかにそういうトラブルが頻発するので雨男なのである

でも正直言うと、僕はやっぱり原因は彼にあると内心思っている。彼はとにかく粗忽で人並み外れてミスが多い。数行のメールの中で一行目と二行目で矛盾したことを書く。指示をことごとく間違って解釈する。やらなくていいことをわざわざやってミスを作り込む。報告の内容が何度聞いても要領を得ない。そしてミス問題を隠す。一つ一つのエピソードは笑えるものもあるし新人可愛い女の子だったらドジっ子キャラで愛されるかもだけど、この業界10年以上経験があってこれはどうなの。

と書くと絶対ミスは誰にでもあるもの、チェックやレビューする体制をしっかりすべき、報告を隠さないような雰囲気を作れ」と言われるでしょう。うんわかりますよ、全くその通りだと思います一般論としては。でもかなりのことはすでにやっていて、それでも彼の粗忽っぷりはさらにその斜め上を行っているので結果として周囲の負担さらに大きくなっている。それがトラブルを招きこむ要因になってるとしか思えない。

彼は今は別の組織に異動したので今はうまくやっているのかよくわからない。やっぱり使えないと言われて突っ返されてこないことを祈るのみだ。

  • ダイ・ハードかよ

  • 雨男Z君 で書いたZ君の普段の粗忽っぷりの例 その時はあるツールのバグの発生条件を確かめるために、Z君に10程度のパターン、設定の組み合わせで再現試験をやってもらっていた。頃合...

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