2019-11-12

自分利益社会的正義と重なりがちだと、容赦がなくなる

フェミニスト大義名分を建前に自分たち利益無尽蔵に欲しがってる、みたいな言われ方をたまにしてるじゃん。あれはまあいい過ぎなんだけど。

でも潔癖で容赦ない感じになってんのって、フェミニストないし女性利益の多くが、社会的正義と重なってるからだと思うんだよね。

適当だけど、六割か七割くらい?

現代社会って、協調性社会性や穏健さや平和安全や肉体的弱者救済が、良いものとされてるわけじゃん。

そんで、あえて雑な言い方するけど、最大公約数的な女性的特徴」と「男性的特徴」を比べれば、女性的特徴の方が現代社会の求めるもの合致してる。

男性的特徴……テストステロンで加速される特徴は現代社会正義とはやや噛み合わせが悪い。

から女性にとって、社会的に正しいことが行われるよう主張すれば、自然自分利益拡大に繋がる事が多い。

逆に自分利益快楽のために活動してても、勝手社会正義お墨付きがもらえたりもする。

そうするともう、主張に歯止めがなくなるんだよね。

良いことだってあんまり徹底したり急速に推し進めたら弊害が大きいんだけど、世の中の徹底的で潔癖なまでにやりたくなる。

楽しい! 正しい! 大好き! ってなっちゃう。

それに、自分の生きやすさが社会正義と重なる事に慣れきって、そこの合致を疑わなくなる。

さっき女性利益社会的正義は六割か七割重なるっていったけど、当然重ならない部分もあるわけよ。

なのに、女性利益……というか「たまたま女性である個人や周囲の同調者」の心地よさに繋がるってだけのことが、即ち社会的に正しいはずだと勘違いやすい。

この記事フェミニスト批判的だから女性読者はむっとしてるかもしんないけど、でもちょっと思い出してほしい、女性だけのコミュニティでも、自分の得になるってだけなのに世の中や集団のために正しいという皮を被り(しかも本人は正義だと思い込んで)啓蒙してくる人目につきませんでしたか

これは当然フェミに限らないんだよな。

普段、真っ当なことや良いことをガンガン進めてる人が、たまにめっちゃ個人的主張を、正しいことを主張するのと同じ勢いの強さで言い張る、みたいなのがWebでは沢山見られるようになった。

まぁ、だからって良いことをするのはやめろってのもおかしいけど。

協調性社会性や穏健さや平和安全や肉体的弱者救済を訴えるな、口を塞げ、みたいになったら、やっぱ世の中不穏になる気がするし。

いやはや、困ったもんですね。

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