オタクの第一歩を踏み出したのは小学5年生くらいの時で、ハルヒのラノベを読んだのが始まりだった気がする。
中学生では立派にオタクになり、今で言う陰キャとして過ごした。
好きなアニメがいくつもあり、1作品ごとに好意を寄せるキャラクターがいた。
その中で最も好きなキャラがいて、結婚したいという感情で好きだった。
オタクとして人生の大半を過ごしたが、今となっては社会人となり、オタクとして活動する時間も減った。
働いている時間が大半だし、帰ってきたら次の日が嫌でスーパーで買ったストロングゼロを適当に飲んで現実から逃げる。
アルコールで動きが鈍った脳ではアニメに集中なんて出来ないので、考えずに見れるゲーム配信を適当に流しながら買ったお惣菜を食べる、そんな生活。
流行に乗ってアニメを見ることもしんどいのだが、なんとなく休日をフルで使って鬼滅の刃を見た。
だが、キャラが幼すぎる。
結婚したい感情を持つと犯罪になってしまう年齢なのではないか。
こういう時の為に推しという概念があるのか?とは思ったが、推したいのではない。そのキャラに恋愛感情を持ちたいんだ。
そこで思い返すと、今でも好きな最初に結婚したいと思ったキャラとほぼ同い年になってしまっている。
気持ちは18歳のまま止まっているのだが、働いて擦れた感情が18歳ではない。
結婚したいくらい愛したキャラよりも年上になってしまう恐怖が押し寄せてくる。
中学生のころだったら、新しく好きになったキャラの夢小説を読んでるのだろうが、設定が学生ものが圧倒的だろう。
今の自分では読めない、調べるのも怖い。
でも久しぶりに何かを好きになった感情をどうすればよいのだろう。
若い頃に夢女子だった人間が大人になるとき、夢女子のまま成長するタイプの人間と腐女子になるタイプの人間がいる 腐女子になった夢女子たちは推しを可愛いという感情だけで応援で...