セルフケアのため心理学書を読み漁り、マインドフルネスや認知行動療法といった個人療法を行っているのだが、
遡るほどに、小中校大学と、自分の個性をもっと理解していたなら、家庭不和に囚われて情緒不安定になっていなかったなら、
もっと普通に、もっと真面目に、学びたいことに集中して楽しい学生生活が送れただろうに、と無念の思いが溢れてきて、
身を引き裂かれそうに苦しくて、涙がいくらでも溢れてくる。
そう思うほど、醜い諍いに子供だった私を巻き込んだ両親への憎しみが湧き起こってしまう。
両親もまた、母は発達障害気味(無自覚で他者に指摘されると激昂する)で、父は自覚ありのパーソナリティ障害で自発的に通院していた。
パーソナリティ障害の専門書では、両親(特に母親)に育て方を責めるといった、過去の変えられないものを恨み続け激しい怒りを覚えるのは精神が未熟な証拠で、責任転嫁していると記述してある。
たしかにそうだと思う。反面、今はまだ、納得がいかなくてつらい。
自分でどうしようもないものを恨み、呪っている状態が、まさにパーソナリティ障害の症例に当てはまっているなぁ、と心の片隅で思いつつ。
今は、とにかく、涙が止まらない。
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無駄かもしれないけど…大学に通い直すために、今月から目的貯金口座を作って貯めはじめた。