2018-12-31

自己肯定感が低い anond:20181231181326

「愛されたい」という思いが自己肯定感を下げる


私の中には「自己肯定感が低いほうが愛される」という幻想がありました。

でも、実際は、自己肯定感が低ければ低いほど、人からは軽視されてしまうので、「愛される」よりも「蔑まれる」ほうが多くなるのです。

自己肯定感が低かった私は「人と対等」だったことがありませんでした。

自己肯定感が高く健康な人は、自己肯定感が低い私を哀れみの目で見て「付き合ったって、なんにもメリットがない!」と、静かにから去っていきます

そして、自己肯定感が低い人たちは、さらに低い私を蔑み、踏みつけて、そしていいように利用するだけ利用して、捨ててしまうのです。

自己肯定感が低い原因

自己肯定感が低くなってしまうのは、いったいなぜなのでしょうか? 多くの場合は、幼少期に育ってきた環境が大きく影響していると考えられています。ここでは、その具体例を見ていきます


①親に褒められなかった

親が幼少期に自分のことを認めて褒めてくれた思い出がないと、自分自分自身を認めることができなくなります子どもの力を伸ばそうとするあまりもっとできるはず」とばかり思ってしまう親のもとで育つと、努力しても褒められないため自分価値を見いだせず、自己肯定感が低くなってしまうのです。


自分で選ぶ経験が少なかった

親に学校習い事部活も塾も決められ、自分で何かを選んだ経験があまりない人は、自分尊重されているという感覚を得ることができません。また、自分選択に自信が持てず、他者の選んだものが正しいと思うようになってしまうため、他の人から認められないと自分評価できなくなります


③挑戦させてもらえなかった

まり過保護に育てられると、自分物事に挑戦しようとしてもやらせてもらえず、自信をつける経験したことがないまま成長してしまます。人は、自分で何かができたという達成感を積み重ねることで自己肯定感を高められるのです。その機会を奪われてしまっては、自分は何もできない人間だと思い込み自己肯定感が低くなってしまって当然といえます


④話を聞いてもらえなかった

その日学校であった他愛もない出来事から自分物事に対してどう思っているかまで、親がただ話を聞いてくれて理解してくれるだけで、自己肯定感は育っていきます。反対に、頭から取り合ってもらえず言うことを否定され続けてしまうと、自分意見を述べることができなくなっていくばかりか、自分自身の考えることすら認めることができなくなってしまます


⑤枠からはみ出さないよう教育された

これは、親はもちろん日本学校教育自体にも問題があることですが、周りと同じにできないことを否定され、枠にはまった人間になるよう教育されると、自分個性肯定できなくなります。「空気が読めない」「浮いてる」と言われないよう周囲に迎合するうちに、他者基準評価しか自分存在意義を感じることができなくなるのです。

記事への反応 -
  • そろそろ気づきつつあるが、これは自分の地位とかに依存していない気がする 例えば自分が1万人中10番目に頭が良くて、金を持っていて、世間から評価され、大切な家族が居たとしても ...

    • 「愛されたい」という思いが自己肯定感を下げる 私の中には「自己肯定感が低いほうが愛される」という幻想がありました。 でも、実際は、自己肯定感が低ければ低いほど、人から...

      • 枠からはみ出ないように教育されても、はみチンはしたことあるだろ

      • 自己肯定感の欠如 anond:20181231184307 あるいは実在しない

      • 俺はむしろ性格とか、脳内物質がどうとか、自立神経失調みたいな 病的、遺伝的要素を疑ってる   元増

      • たぶん、ワイのことやろうけど、面倒だから相手せえへんぞ? いくつか書いといた(´・ω・)つ 「地獄」とは他人のことだ anond:20190102194605 増田や5chは心の相談に向かない anond:20190102202646...

    • 一万分の十だったらよかったんだがなあ

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