2018-10-01

中学数学は苦手だった。高校数学は得意だった。

家庭教師中学生教えてるんだけど、中学数学高校数学って別物だったんだな~って。

中学生までは算数とか数学とか本当に苦手で、高校入りたての時も自分数学ができないって思い込んでいたか最初あんまり成績良くなかったんだ。

けど、煩雑計算はあまり伴わない整数とか、証明とか、「数学概念」を見つめる分野に入った途端めちゃくちゃ出来るようになった。

中学生の時までは定期テストで50点とかのザコだったのが、高3の全統模試偏差値70以上はとれるようになったんだよ!!本人がびっくり。

計算は苦手だったからどうあがいてもだるい計算しなきゃいけない微分積分はよくミスってたんだけど、

式の性質を考えて簡潔な形に変形したり、どういう現象が起きているのかを見つめたり、抽象と具体を行ったり来たりするのが数学なんだな~パズルみたいだな~って気づいて好きになっちゃった

数学本質は「計算」じゃなくて、「数を使った思考」なんだ!!と。式の本質を見て、うまーく変形したり見方を変えると計算ミスが減ったり、問題解く工程が減ったりして、奥が深い。

中学数学距離とか重さとか量とか求めるような問題ばかりで、結局算数の延長線上の、生活に当てはめることが多い科目だったけど、

高校数学純粋な「数の学問」って感じ。数とそれに関する概念やら定理やらを使って、純粋な"数の”問題論理的に分解して解くシンプル抽象的な科目だった。

中学数学単位やら何やら数字以外で注意しなきゃいけない部分が多くて苦手だったんだろうな~って気づいた。



そんな私は大学生になって精神科で発達検査やら面談やら心理テストやらなんやら受けた結果不注意優勢型ADHDとの診断が下りました。ありがとうございました。

臨床心理士分析で「抽象思考操作は得意」て書いてあって、認知の癖ってすげー顕著に出るんだなあと感心してしまった。

数値が低い能力中学数学必要で、数値が高い能力高校数学必要だったっぽい。

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