2018-09-22

リーマンブラザーズ、13兆8000億円を返済

連邦破産法適用申請から1週間後。リーマン投資銀行としての活動をすぐに止めたわけではなく、顧客メディアに向けた調査リポートなどの配信は細々と続けていた。

メモを書いたのは、ベテラン政治アナリストのキム・ウォレス氏。周囲の同僚はリストラ転職先探しでリポート執筆どころではなかったに違いない。そんな状況で最後まで声をあげ続けたウォレス氏の胸の内にあったのは、アナリストとしての使命感だったろうか。

後日談がある。リーマン北米事業を承継した英バークレイズアナリストを続けていたウォレス氏は09年、オバマ大統領(当時)によって立法府担当財務次官補に抜てきされる。危機象徴であるリーマンOB政府要職に就き、「反ウォール街」の急先鋒(せんぽう)だった米議会との間で景気対策作りの調整役を務める。こんな展開は日本では考えにくい。

 人材が官民を行き来する回転ドア社会米国危機(失敗)を知る人にこそ危機対応を任せるという、あの国らしい考え方のおかげで、ウォレス氏は新しい働き場を得た。

年月がたっても、世間から称賛されなくても、地道に本分を果たし続ける人たちがいる。今年8月。リーマン破綻後に清算会社債権者に返済したお金の累計が当初計画の約2倍にあたる1246億ドル(約13兆8000億円)に達したというニュースが流れた。清算会社には現在も80人近い従業員がおり、保有資産の売却などを通じて返済資金の捻出を続けていくという。


ちょっといい話だなー。

まぁその当時の経営陣持ち株は売るわストックオプション行使するわで最悪だったけどね。

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