2018-08-05

死んだことにされた私

くそみたいな母親のもとで育った

離れて3年、今でも母親のことが頭に不意に浮かんでは「あぁ本当に憎い」と心底思う

母親は何時までも私の中に半分いて、時折顔をのぞかせては私の首をぎゅうっとゆっくり絞めていく

虐待にあったのかと聞かれれば私にはわからない

思い出すのは母はヒステリックもちで、私を叱るとき小学生の私の頭を鷲掴みにして二段ベッドに何度も打ち付けた

妹はそれを見て「しんじゃう!お姉ちゃんが!」と叫んで止めていた

あるときは私を掃除機で何度もたたいた、以後22歳になっても母親掃除機をかけ出すと

吐き気がして自分の部屋に入ってこないように、部屋のドアの前に座り込んだ

小学生時代から拒食症がはじまってもけして精神科にはつれていかなかった

給食費を払わずに、妹の受験にただただお金をつぎ込んだ

布団の下にいる私を上からおして苦しくてもはなすこともなかった

トイレに行くな、水道代が無駄になるといった

どんなに仕事で稼いでも「仕事をしてない」「お荷物」だといいはなった母親

私の幸せが憎いと叫んだ母親、私が重度の貧血を起こして倒れるまで体調の変化にも

骨が浮き上がるまで、床ずれを起こすまで皮膚が浮き上がっていたことにも

同じ家に暮らしながら気が付くことのなかった母親


最後最後記憶は、倒れた私を目の前にして

救急車なんてよべない」と言い放った姿

わず笑ってしまったし、そのあとすでに別居していた父親に引き取られていった私

そしてここ最近再婚した母は2人の妹のことは現在旦那さんに話しているのに

私の存在は消したらしい、母が産んだ子供は2人。私はいないことになった。

今だに母の影が付きまとう、外に出られないし、食事だって人とまともにとれない

食事をとるたびに母親の怒鳴る声が頭に響く、父親再婚相手さんがつくってくれる食事だって怖くて食べられない

病院に行くのも怖い、母親の「無駄だ」「行く意味などない」という声がつきまとう

大人になってから気が付いた母親の異常な行動の結果の先に今いる私

世間大人になってから自分がまともな環境にいなかった」と気が付いた人たちはどうしているんだろう

生きづらい、ただただ生きづらい

何度も何度も私を殺してきた母親は、本当に自分の中から私を殺した

あー惨めな話だと心底思う


あんくそみたいな人間の血が通っている自分が好きになれない

あんくそみたいな人間いつまでも消えない自分も嫌だ

早く私の中からもあの人間を殺したいと心底思う

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