新幹線を皮切りにして「そうか!不意打ちすればキルレシオ1ぐらいなら出来るぞ!」という事実に人類が気づいてしまった。
これは凄いことだよ。
何故なら、自分が死ぬ(肉体的・社会的どちらでも)覚悟さえあれば、憎い人間を1人ならあの世に送って、それと同じ属性を持つ全ての相手に恐怖を与えることが出来るのだから。
テロリズムはテレビの中に出てくる本当にヤバイ奴らの物語だと誰もが思っていたけどそうじゃない。
ちょっと頭がおかしくなれば誰だって出来ることなんだと誰もが気づいた。
今までは立場が弱い相手が一方的にリンチされていても「悪いのはコイツだから」の一言で終わっていた。
でもこれからは違う。
狩られていた魔女が命がけで刃物という名の悪魔と契約すれば、憎い誰かと刺し違える事ができる。
インターネットの力により現代の魔女狩りは安全になったなんてとんだ勘違いだ。
文明の発達が、誰でも気軽に手に入る良質で大型の刃物を万人の手元に提供し、同時に平和ボケした暮らしをも分け与えた。
そうして生まれたのは、油断しきった脇腹に致死量のめった刺しが突然トンでくるリスクを抱えた社会だよ。
命を賭した呪いを受けるのは次は自分なのかも知れないのだから。
生命の黎明期から今日まで末永く続いたイジメという遊びは、もうすぐ終りを迎えるのやも知れん。
時代が終わる。
時代が変わる。
新幹線の前にネカフェで殺人があったろ
そうそう、今回の通り魔は少なくとも3連鎖以上してる。 アキバの通り魔のときと違ってある種の模倣犯が次々現れるようになったのはマジで時代の転機だと思うわ。
まさしくスタンドアローンコンプレックスだな