「あんたのためにやってきたのに、そんな態度はないでしょ。」
親が長らくこの言葉で私を束縛してきたが、家を出てからだいぶ整理できた。
あんたのためってなんだよ。お前はどこの誰のどんな部分を、何を見てものを言っている。誰の意見を参考にした。お前は誰の人生を生きている。
テストは金がないからと専門高校にいかされた。大学を受験するのも否定された。
あんたは子供だから。金が無い。大卒でもすぐに首を切られる。あんたになんか無理。
今でこそ大声で言いたい。お前が子供なんだろ。仕事先の使えない大卒が来ただけだろ。大学で使う金は奨学金とバイトでどうにかなってる。
書いてみて思ったがどうしても子離れができない親にだいぶ洗脳された自覚が強固なものとなった。子供の自我がすり減らせ、精神科に行くほど辛い思いをさせても、あんたのためとかいう。親だって子育ては初めてと言うが、あんまりだ。自分を顧みない。挙げ句の果てに片方自殺する。それの第一発見者になりトラウマを今も引きづる。
そもそもなぜ産んだ?
なぜ私を捨てなかった?
親自身の人生はあると思うが、自分がこんなに苦しむようなことだったか?
他人に相談すると、しょうがないこととかもっとキツイ経歴がある人がいるとか言われる。
それだけ言えるってことは贅沢で、無意識にいいこともしてもらっていることも忘れないでとも言われる。
一番印象に残ったのは、お前も親離れできてないなー、と言われたことだ。長時間の会話の末の言葉だから、煽りではなく、冷たい言葉ではなかった。結局まあそうなんだよな。
ここ数年で人間は認識してきたものでしか解釈してないという言葉を咀嚼して、だいぶ楽になった。
それを踏まえた上であんまりな経験をしてきたと思い、過去の無駄にストレスを感じてきた時間を返してほしいと思う事もだいぶ減った。
だがトラウマは消えることはない。
今でも過去の記憶を想起させ、苛ついて、悲しくなって、冷静になって、ただ虚しいと思う自分が虚しい。
何書いてんだかなあ。ははっ。
お疲れ様。 吐き出してスッキリしたら日常に戻ってください。 変なやつが叩きに来るかもしれないが、気にしないでね。
ありがと。 大学に入ってからは小説や音楽や漫画や映画を摂取してだいぶ落ち着いた。 辛いときは文字にして吐き出せるってことを忘れないでおきたい。