2018-03-23

効率化と量産化がそぐわない業界ジレンマ

アニメ制作現場「脱ブラック」へ 経産省、描画ソフト共通規格で作業負担軽減」という記事をみた

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180322-00000000-fsi-bus_all

みんないろいろと突っ込んでいるし、経産省がずれていることも理解するのだが、一番思ったこと。

アニメ映画といった作品は「効率化」や「量産化」が構造上そぐわないのである

まず、勘違いされたくないので私のスタンスを述べると、この手のクリエティ業界においてブラック化や薄給化は避けられるべきと考えている。

一方で、クリエティブ界隈というのは「尖っていること」「脱個性的であることが至上命題である

それは「マンネリに対する刺激」こそがクリエティ業界で求められているためだからだ。

共通ツール効率的な生産スキームが出来上がればできあがるほど(それによってスマッシュヒット作品大量生産はされるが)

その「生産的な」方法に乗らずに、根性気合いによって、過剰な質を達成した作品賞賛されるというジレンマがある。

たとえば、TVアニメなのに劇場並みのクオリティ動画枚数という賞賛自体が、本来は正しくないブラック構造賞賛になっている。

もちろんゲーム業界のように一度構築したエンジン再利用によって、多くの異なる作品を高頻度で生み出すことも可能なのかもしれない。

映画洋画エンジン型、芸術思考邦画職人芸型、TV曲主導邦画コピペ型と評価できる。

アニメはどちらに向かうのか?

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