今いる会社でうまくいかないってことはどこへ行ってもだめだとか、今の相手とうまくいかなければ世界の誰とも幸せになれないとか。そもそもはじめから誰ともどこともマッチしない可能性だってある。
誰ともどこともマッチしない男は人生に絶望し、自殺を決意して死に場所を求めて彷徨い疲れて
公園のベンチに座っていたところ、白い服の老人が話しかけてきた。
男は自嘲的に自分は社会の全てにマッチングしないんだと打ち明けると、白い服の老人は、
と言い出した。
老人にはツテがあり、金でマッチング結果を操作できるのだと言う。
謝礼は出世払いでよいからとうながされて、老人の指示した会社に面接に行くと、一発で採用。
社長も上司もマッチングの良い人が来てくれたと大喜びで迎えてくれたことに、
男は罪悪感を覚えつつも、能力を疑われないように必死に勉強して働いた。
その働きぶりが評価されて、昇給・昇進を果たした頃には、老人への謝礼も払い終えて、
老人とは連絡が取れなくなったが、特に気にすることも無かった。
「死ぬ寸前まで追い詰めて、ギリギリのところで助け舟を出すこの仕事は、いつものことながらキツイな」
とつぶやいた。
長年に渡って人間を観察した結果、追いつめられないと努力しないタイプの人間が一定数存在することが確認されました。
人事にAIを活用するとか婚活にAIを活用するとか、だんだん星新一の世界になってる。適材適所をコンピュータが教えてくれるって最高にSFでかっこいい。 でもこのままマッチングの精度...
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なかなかよかった。
昔TVドラマなんかの「○○☓☓の弱点はなんだ、教えてくれコンピューター!!」「ピピピ・・・ワカリマシタ」みたいなシーンを 80-90年代あたりは「コンピューターってそういうも...
ツッコんでた奴らはブックバカー並の低能だったってことだな
個人の幸福だけを追求すると持続性がない社会になってしまうので、ある程度個人を不幸にするマッチングを混ぜてきそう
「ガタカ」っていう映画では、受精する前の遺伝子操作で優秀な人間がマジョリティになった世界が描かれてたな。 もしそうなったら、人はちゃんとその会社や職業に適応できたり、誰...
よく低能増田やはてなーがオススメしてくる糞SF・糞アニメSFとは確実に1線を引くSF映画 ガタカを借りる機会、見る機会があったら絶対に見て欲しい SFとはサイエンスフィクションだけを...
独自定義するなら独自の呼称をつけてくれよ。 トゥルーSFとかさ(笑) で、俺らはSFを楽しむから、おまえはトゥルーSFを推してればいい。 これで平和だろ?
SFにトゥルーとかいう分類は必要ない お前の好むSFはSFじゃない
なぜかさっきも他の話の流れで書いたけど、アシモフの短編「プロフェッション」は、10歳で適性を判断され、職業に合った知識をインストールされるという運用がされる世界の話だった...
気になって調べたら絶版じゃんー!
あっまじか!ごめん。 中古でよければアマゾンで安く出てる。
あの辺の短編みんなめちゃくちゃ面白いのに絶版なのか…寂しい。
こういうときこそ電子書籍の出番なのに…