2017-10-23

新卒1年目から見た社会

新卒1年目。

早いもので、新社会人半年が過ぎました。

新天地での生活から新人教育、配属発表、工場研修と、何かと息つく暇もない日々を送ってきましたが、ようやくこれが社会人生活か、というような、一日の流れというものが定まってきたと思います。だからこそ、今の部署での日常を冷静に受け止めきれるようになってきましたが、私には、日に日に、これから日常健全に過ごせる自信がなくなって見えてきました。とかく、サラリーマンという生き方は消耗から避けられないのだと。

部署の忙しさは日を追って増してきています。チームのみなさんもひどく消耗していて、心配でなりません。

私は、大学院研究生活を経験していますが、あの時代は、朝から深夜までがんばれていました。それは、頑張った次の日は、午前休んだり、リフレッシュしたりと、学生ならではの融通がきいたことが大きいです。さらに、お金にはならないけれど、だれも知らないことを自分けが解き明かせることへの、好奇心があったからとも思います。私は、そういう経験からも、活動時間が長い環境でも頑張れる自負が少しはあったと思っていました。ですが、会社に入ってからは、全くそうは思えなくなりました。いかに定時で帰られるかばかり考えています。ですが、もうすでに定時退社は幻想となり、これから先、ますます、消耗する日々がやってくることに、軽く戦慄しています

私が不思議に思うのは、こうした日常が、全国各地、かれこれ何十年も繰り広げられているという現実です。私の先輩方は、このような消耗戦をどうやって乗り切り、はては、充実させているのか、不思議でなりません。朝7時前に起きて、夜早くて9時過ぎに帰る日常の中で、どうやって自分自分として楽しませられるのか。趣味や交友関係のために、お金のために仕事をする、と割り切ることは大事だと思いますが、そのような余暇を考えることも段々と消耗していくと思うのです。

私に今後求められるのは、仕事以外の生きがいでしょう。ですが、その生きがいを見つけるための時間はあまりなさそうです。先輩方がどのように現代社会に立ち向かっているのか、関心があります

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