わたモテの中で
「年を取る度に一人行動することがどんどんと増えていった気がする」
という文があってそれが印象的だった。
まさに私もそう思う。
一緒に行動する友達がいない人はここに共感する人は多いんじゃないだろうか。
でも共感してるのにセリフうろ覚えっていう。どこの巻だったっけな…?
腐女子主人公の女の子が異様に周りがモテる少女漫画もあったけど、
(ここのタイトルも私がもててどうすんだみたいなだったらから、略して「わたもて」だ)
痩せて綺麗になって友達も好意も向けてる人もわんさか出来て…じゃなくて
わたモテくらい徹底してくれたら面白かったのにな。(それじゃ流石にモテないか)
わたモテの主人公は腐女子ではないけど、まあまあのオタクで、友達がいない子なので、
物語序盤はかなりリアルなぼっち系あるあるエピソードワンパレードで心にくる。
席外して戻ったら、友人と話してる子に自分の席占領されてたりとか、文化祭の準備中やることなくて
やっと与えられた仕事をいかに時間内にゆっくりと作業するとかね。
最初の少女漫画は、男子高校生同士BL妄想に楽しんでる主人公が、
なぜかその対象から好かれてなんでだよ!?とツッコミを入れている構図が固まっちゃってるし、
それ故に先の展開も予想出来て、連載としてはちょっとイマイチ。
あと恋愛がメインなだけに、主人公のBL好きもファッションに感じてしまう。
どうすれば面白くなるか考えてたけど、BL好きの主人公がなぜかモテる、しかし主人公はBL好きだから自分よりも他の男子が仲良くやってる方が楽しいんだ、という矛盾した構図がキモな以上、難しい…。