2017-06-15

老害意味を知った

保育士をしている。

つい最近出来事が余りにも頭に来たので書く。

近所の公園子どもたちを連れて散歩に行った時、幼い孫(3歳に満たない程度)を連れた老人(男)がいて公園で遊んでいた。

それなりの人数を連れてきたため静かだった公園が一気に騒がしくなってしまったのは申し訳なく思いつつ、先にその老人らがいたことも分かっていたのですみません、と一言声掛けつつ一緒に遊ばせてくださいと言った。

しかしその老人は度々ぶつぶつと「うるさいな」「邪魔だな」と聞こえるように呟き苛立ったような目でこちらを睨んでくる。これみよがしに自分の孫が遊べないアピールをしてくる。

その老人に対してかなりイラついたがその場は取り敢えず早々に帰ることで終わった。

しかしまた別の日にその公園に向かった時、後から例の老人が再び孫を連れてやってきた。先輩の保育士問題の人だと分かっていたので敢えて笑顔挨拶をして簡単言葉も交わしていた。

何よりこちらが先に遊んでいたこともある。その時は老人も文句は言わなかった。

子どもたちが遊具自由に遊んでいるため、保育士らも遊具に登り補助しつつ遊んでいると、老人の幼い孫が大型の遊具の上まで登ってきた。まだ乳児だろうに、遊具遊びで補助も無しに下から見るだけなのは老体であるし、専門でもないから分からないのは仕方ないとして(それでも遊び方の制限くらいしろよとは思う)、孫が天辺まで登り降りようとした所でめそめそと泣き出した。

こちらとしては怖くて泣き出したと思い、「怖くなっちゃったかな?」と笑顔でその子に声をかけると、老人が怒ったように「あんたらがそこにいるからだ」と言った。

一瞬意味が分からず固まったが、つまり人見知りをしてかつ邪魔から泣いていると言っていたのだ。

それはもうカチンときた。

こっちは子どもたちのために遊具に登り危険が無いよう支えたり助けたりしながら遊んでいるのにそれを邪魔だと言われたのだ。一言言ってやりたかったがそれよりも危なっかしくも楽しそうに遊んでいる子どもたちを補助する方を優先して助けていると、ついにはその老人が「あんたそこどいてくれないか」と言った。

もう呆然としてしまい、申し訳なかったがせっせと登っていた保育園の子どもたちを降ろし、先輩も帰った方がいいとのことだったので何も言わず保育園に戻った。

まだ遊びたかっただろう子どもたちにかわいそうなことをしてしまったことと、公共の場自分のものだと勘違いしている老人に対して怒りが収まらない。横柄な態度と言葉は思い出す度に不快になる。

そんな老人に育てられている孫もかわいそうだ。

きっとそんな自分のことしか考えられない老害保育園建設を反対したり子どもたちの声がうるさいと言ったりしているのだろうと痛感した。

凝り固まった価値観自己主義はもうどうにもならないのかもしれない。

本当の意味老害意味を知ったと感じた。

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