今でもたまに思い出しては腸が煮え繰り返る思いがするので、
吐き出すために以下書き留めておく。
もう2年ほど前の話だが、
一言でいうと僕らは渋谷のとある箱に酷いぼったくり方をされた。
主催者と仲が良かったのと、初めて行く箱だったのもあり打ち合わせに同行していた。
普通、イベント前日ともなればある程度メールなりなんなりで主催と箱の店長くらいの間では連絡をしているはずだが、
横から聞いた感じ連絡するのも初めてといった状況だった。
この時点で危ないな、と思うべきだったのかもしれない。
他の箱ではないような話をチラチラ聞くようになった。
証言1)
店員から指定されたキャッシャーの位置でお釣りの準備をしていたら、店長が無理やり通路を押し入ってきてドアに挟まれた。
一言、そこはドアの邪魔になるからやめてとか言えば良かったんじゃないの?
証言2)
DJブースで機材を広げるため、横の空いてそうなスペースに一時的に置いたらものすごい剣幕でそこはつかうから置くな、と怒鳴られた。
機材を移動するまで異常なまでに睨まれ続けた。
証言3)
イベント中、店長が「今日はドリンクが穿けないからこのままだと箱代を別途もらうかも」といったニュアンスのことを主催に告げた。
もともと今回のイベントは箱代無料という話で主催とオーナー(店長ではない)と話がついていたはずなのに。
僕自身このイベントは何度も出演しているが初めてのことだった。
店長の言い分としては
というものであった。
確かに、イベント中出演していたアーティストのCDを売るブースを設けていたのだ。
事前の打ち合わせで物販の話を何もしていなかった点は主催側に落ち度があったかもしれない。
しかし、主催側はドリンク代をどの程度保証する、なんて話は一切していなかったはずだ。
痺れを切らして店長がこう言った。
「物販の売り上げの3割で手を打ちませんか?」
その話を呑んだ。
そして、物販の売り上げが3割戻ってきた。
…あれ、主催に7割売り上げが戻ってくるんじゃないの?
名前を書いた欄は、僕らがよく見る領収書で言うなら、"上様"とか書く方ではなくて、飲食店名が書かれている方。
僕らが領収した領収書になっていたのだ。
これは本当にしてやられたと思った。
そのままここを立ち去ることとなった。
最近聞いた話だが、
今は別な店長になっているらしい。
都内のイベントに出演したり遊びに行ったりするようにしている。
また嫌な思いをしないために。