2016-09-01

CTO Tehuくんの現代ビジネスリニューアルには失望した

 俺は読んでないんだけど、『編集会議2016年春号  現代ビジネスCTO Tehu インタビュー によると、

Webサイトリニューアル構想

・2016/5公開予定

・THE NEW YORKER, TIMES, NEW YORK TIMES のような「高級誌」を目指す

ニュースサイトありがちな作りではなく、"表紙"でワクワクさせて引き込む

UXデザインプログラミング役割をTehuたった一人で担う

編集者がTehu製ツールを使うだけで、ビジュアル性が高くハイセンス雑誌デザイン記事となる

PV以外の統計的指標を新たに確立する。例えばスクロール速度など

だそうだ。

 ユーザーが目にするWebサイトクライアントサイド)だけなく、裏側で統計データ収集サーバーサイド)や、編集者記事を作るためのツールクライアントアプリ)という3つの分野を一人で担うというのはかなり野心的だ。TehuがCTOになってからサイトリニューアルされるまで1年半かかったが、「一人で」、しかも「4社掛け持ち」だとしたらがんばったのではないかと思う。

 どれほど野心的なプロジェクトなのかはわからないが、見た感じ、だいたい3ヶ月、500万円ぐらいのプロジェクトじゃないかなぁと思う。

 内容を見ていこうと思ったが・・・ やめた。

 俺のタブレットだと画面に記事が収まらなくて1行読むたびにスクロール必要だったり、画像が切れてたり、画像文字がかぶったり・・ これ最低限の品質に達してないよ?

 まさか、と思ってMacでみてみたらけっこうまともっぽい。

 正常系だけならバカでも作れるんだよなぁ。正常系だけなら作るのは簡単なのよ。異常系を意識しだすと途端に難度が上がるんだけど、Tehuくんはまだそのレベルには達していないようだ。本当にがっかりだ。

 大学生留年中)のアマチュアたった一人にサイトリニューアルを任せて、現状のクオリティにOKを出した講談社 現代ビジネス・・・ 俺はとてもじゃないが高級紙とは思えないぜ?

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