http://anond.hatelabo.jp/20160621224149
創作関係のテキストを読んだことがないと思われる。その辺りのことは当然の初歩として解説されているので、読めば理解も深まるのでは。
エンタメの面白さはストーリーの面白さだ。演出はそれを支える材料だ。ストーリーの面白さを伝えるのだから作品で間違ったことを描いてもいいというのは、創作の前提条件だ。
「テーマの正しさ」という言葉も変だが、正しさを問うならそれは物語ではなく説教や寓話になる。ただしこれにはさらに注意が必要で、正しさを売りにするのは詐欺師がよくやる手段で、道徳的正しさを利用しようとして江戸しぐさのようなものも生まれているのだ。
また、間違ったことを語れるし何が正しいか判断しないのが物語だが、テーマが何かということも作者は規定しない。テーマは読者が読み取るもので文章には書かれない。
通常、読者はそのような作品との接し方を知っているものだが、ネットにより現代では本来物語を必要としない人たちの声が大きくなってしまった。彼らは自分のルールを常識としておかしな説を唱えるため、これらの扱いについて妙なねじれが起きているように感じる。物語主体ではなく自分の話の出汁に物語を使うから、テーマの正しさなど付加価値を求める。
物語はそれ単体で存在することに価値があるのであって、そこに正しさを求めるとかコミュニケーションや広告の道具にするとか、他のものに繋げようとするのは本来の範疇とは別のものだ。それらは別々に評価されるべきだ。
つまり青汁を売らんかなと感動を押し付けてくるCMはいやらしいが、青汁のCMの出来はとてもいいのだ。俺は何を言っているんだ
エンタメを面白いと思って好きになるかどうかは、絵、画面効果、音楽、文体など、魅せ方による部分が大きい。 テーマ性だとか主張の正しさだとかはほとんど関係がない。 しかし、一...
■エンタメの面白さはテーマの正しさを担保しない http://anond.hatelabo.jp/20160621224149 創作関係のテキストを読んだことがないと思われる。その辺りのことは当然の初歩として解説されてい...
面白さと正しさは別問題って当たり前じゃん 何こねくり回して小難しく語っちゃってんのハズカチー