エンタメを面白いと思って好きになるかどうかは、絵、画面効果、音楽、文体など、魅せ方による部分が大きい。
テーマ性だとか主張の正しさだとかはほとんど関係がない。
しかし、一旦好きになったエンタメは、それが持っているテーマも好きになって、正しいと思い込んでしまう。
人間の脳には、自分の感情を動かすものを重大なものだと受け取ってしまう脆弱性がある。
実際には、感情は演出次第でどうとでも操れる。
もちろん、テーマが正しいか、現実世界に適用できるか、ということは冷静な検討が必要である。
しかし、普通そんな面倒なことはほとんどやらない。
過剰に演出されたものは身の周りにあふれにあふれていて、ひとつひとつ真面目に検討していったらそれだけで人生が終わる。
最低限、自分は演出に騙されているのではないか、と頭の片隅に置いておくことが必要か。
Permalink | 記事への反応(2) | 22:41
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面白さと正しさは別問題って当たり前じゃん 何こねくり回して小難しく語っちゃってんのハズカチー
■エンタメの面白さはテーマの正しさを担保しない http://anond.hatelabo.jp/20160621224149 創作関係のテキストを読んだことがないと思われる。その辺りのことは当然の初歩として解説されてい...