小学生とか中学生とかで普通は初恋も終わるし、学生時代までで普通に恋愛もして、告白もして恋人も作ったり作れなかったりする。
ちょっと甘酸っぱい感じ。
でも漫画とかアニメとかで燃え上がるような恋を描いてることが多いよね。
私はもちろんそれにならって恋ってそういうものだと思ってた。
この歳になってわかった気がする。そういう燃え上がるような恋とかができる人間は限られてる。
気持ち悪がられるんじゃないか、変に思われるんじゃないか、とかね。
容姿が絶望的な子は除いて、女の子とお話出来たら楽しいし、嬉しかった。
自分の容姿が好きなわけではないけど、いわゆるフツメンだとは思ってる。
男の友達も多いから、人間的にダメなやつでもないと自信を持とうと頑張ったよ。
だから、今は普通に話せてる。まぁ相手からしたら普通じゃないかもしれないけど。
そんな中、同期の女の子が気になった。
人生ってわからないものだよね、私は研修の後すぐに関東に出張になった。
研修中もその後も同期同士でよく遊ぶ間柄だったから、そういう場でその子ともすぐに仲良くなった。
今じゃ一番仲の良い女友達だと思う。
お話する度に
一緒にどこか行ってみたいなぁとか思うようになった。
それが私の恋。
燃え上がるようではないけど、いつまでも残り続けるような炎だと思う。
でも「好きです」とか「付き合ってください」とかの一言が遠い。
でも足踏みしてるのは、彼女を選んだ自分の目を疑ってるのかもしれない。
ただ臆病なだけなのかもしれない。
心地よい恋だが、苦しい恋だ。
遊びに誘うのにいちいち告白して恋人認定しなきゃいけないなら 女には男と付き合おうだなんて気持ちが湧いてこない